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体の動き


















みなさんこんにちは!
学生の方はいよいよ夏休みですねー、うらやましい…

でもコンクールに出る吹奏楽部はこの夏休みが一番忙しいかもしれませんね。
自分も中学高校の頃はこの時期毎日学校に行って朝から晩まで練習していました。

一日中楽器が吹けるのが楽しくて、全然苦じゃなかったです。

さて、今回はそんなコンクールの時にも役立つ合奏時のことを書いてみます。

個人レッスンをしていても、吹奏楽部の合奏を見ていても本当に多くの人がやっていて気になることがあります。

それは「拍に合わせて足をタップすること」だったり「拍に合わせて体を動かすこと」です。

足のタップに関しては過去に書いた記事がありますのでぜひ読んでみて下さい(こちらをクリック!

ですので今回は「拍に合わせて体を動かす」ということ、更には体の動きに関して書いてみようと思います。


《拍に合わせて体を動かす》
自分が演奏している時の体の動きと言われても、もしかしたらあまりピンとこないかもしれません。
特に合奏などの自分が集中している時というのは、無意識な自分が出てきますし、そもそも合奏中は目の前に鏡がありませんから、指摘されるまで気づかないことが多いんです。

音楽にのって体を動かすことが悪いと言っているわけではありません。そうではなく、「拍に合わせてウン,ウン,ウン,ウン…」と動いてしまう音楽の乗り方」が良くないんです。

なぜ良くないか、理由はいろいろあるんですが、ひとつは

■素人的に見える

ということが挙げられます。


《リズムの学習》
幼稚園や小学校低学年の頃に例えばカスタネットを叩きましょうなんてことがみなさんも経験があったと思います。
この時に左手にカスタネットを持ち、右手で叩くことになりますが、1拍叩いて1拍休むというリズムを学ぶにあたって先生から教わった動きを覚えていますか?


タン(叩く)、ウン(休む)、タン、ウン……


とか、そういうリズム。
叩いた後は大きく弧を描くように手のひらを上に向ける半円の大きな動きをさせますよね。

多分、そもそもこのリズムの取り方がもはや本能的に体に染み付いているせいでその後もずっと抜けきらないんじゃないかと思うんです。

中学生、高校生になっても無意識にリズムを「拍で捉える」こと、拍に合わせて体を揺らしてしまうのは、おゆうぎ会的に見えてしまうので、「素人的に見える」ということになってしまいます。


もうひとつは「フレーズ感を持てなくなる」ということが挙げられます。


《フレーズ感を持った演奏》
音という単体がテンポや拍(ビート)の上に並ぶことによって音楽が生まれます。

いくつかの音が並ぶと、それがひとつのグループになります。

そのグループがいくつも並ぶとひとつの作品になります。


我々プレイヤーはお客さんに「音楽」「作品」を聴いてもらうために演奏をするのであって、「単体の音」や「単なる音の羅列」を披露するわけではありませんね。

そのためにはリズムに合わせて単体の音をひとつひとつ一生懸命に吹いたところで何も伝えることはできません。

大事なのは、そのいくつもの音が並んでグループになった「フレーズ」を表現することです。

フレーズについては後日詳しく解説しますが、今の段階ではとにかく「拍で体を動かしていてはフレーズを表現することができない」ということに着目して演奏するようにして下さい。


《体の外に出さないだけ》
上記に挙げた点で勘違いしないでもらいたいのですが、決して「テンポ感を持つな」と言っているわけではありません。リズムやビート感は演奏をする上で絶対に持っていなければならない大切な基礎的な部分ですから、なんとなく流れてしまうような音の羅列を作ってしまうのは良くありません。


ここで言いたいのは「体の外に出す必要がない」ということです。


リズムやビート感は自分の体の中でしっかりと持っていれば良い話であって、それを体の外に出して伝える必要はありません。
「自分はリズムを感じているんだ!」と主張することに意味はありませんよね。それが例え無意識であっても同じです。

我々プレイヤーが心やイメージから外へ(お客さんへ)主張するのは「音色」であって「歌(カンタービレ)」なんです。


※テンポやビートの感じ方については過去の記事「テンポ/ビート/リズム」をご覧下さい。


余談ですがトランペットは長さのある楽器ですから、ほんのちょっとリズムに合わせて体が動いてしまってもベルは大きく動きます。だからレッスンで目の前で見ていても、コンサートホールで遠くの客席から見ていてもバレバレなんですよね。
しかも楽器がキラキラしているからステージの強いライトなどがあたると余計にわかります。


《プロ奏者の動き》
フレーズ感を持って演奏していると、(人にもよりますが)体は無意識に動きます。
プロのソリストのコンサートやオーケストラでも非常によくわかります。

テレビやDVDでもいいですが、やはり生で見てもらえたら非常にわかりやすいかと思います。
ぜひいろんな楽器のいろんな奏者の体の動きを見てみて下さい。

誰ひとりとして拍に合わせてウンウンウンウンと動いている人はいないはずです。
もしオーケストラの全員がウンウン一緒に動いていたら本当に気持ち悪いですよね(笑)


ということで今回は「拍に合わせて体を動かさない」ということについて書きました。
みなさんもコンサートやコンクールなどで演奏する機会はあるはずです。
素人的に見えないようにするためにも、フレーズ、音楽を感じて体を使えるようにするためにも体の使い方について鏡や撮影をするなどして一度自分の動きを客観的に見てみて下さい。

それではまた来週!


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at 11:06, 荻原明(おぎわらあきら), 体の使い方

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