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音の出る仕組みとプレス 3


















みなさんこんにちは!

-------------------------
この場所を使ってお知らせします。先日10月19日(日)に当ブログメールフォームよりご質問を下さった「ぽん」様、登録されましたメールアドレス宛に返信をしましたが送れませんでした。
こちらは、返信専用のgmailにてPCより送信を致しております。もし返信が必要である場合、PCドメイン、gmailなどを拒否されている場合は、お手数ですが解除をし、その旨を再度ご連絡下さるか、他の送信可能なアドレスをお教え下さい。

フォームはこちらから入れます。
-------------------------

それでは、本題へ戻ります。
現在、下記のご質問にお答えしております。今回はこの最終回です。

/////////////////////////////////////////////////
チューニングBから上のは特に唇を押し付けてしまいます。
改善しようとマウスピースだけで練習してみたりしましたが、力を入れる癖はなおりません。
力を入れるせいなのか、肺活量が足りないせいなのか、音量が小さいといわれます。
合奏中は意識しすぎて高音が全く出ず、ミュートをつけたような音になってしまいます。
どうすれば力を抜いて自然に吹くことができますか?

また、バズィング練習は必要ですか?
(一部修正)
/////////////////////////////////////////////////


「ラッパの吹き方」では随時ご質問を募集中しております。解決しない悩みがありましたらどうぞこちらの記事にコメントして頂くか、専用フォームよりお送り下さい。お返事はできる限りしますし、内容によっては後日、ブログ上にて詳しく書かせて頂きます。

ご質問用メールフォームはこちら


音の出る仕組みとプレス 1」では、唇が振動する仕組みについて書きました。そして前回の「音の出る仕組みとプレス 2」ではプレスについて、大きな音量で吹けない理由を考えてみました。

今回の記事では「合奏中に高音が出せず、ミュートをつけたような音になってしまう」という点について考えてみたいと思います。


《ミュートを付けたような音》
音の出る仕組みとプレス 1」にも書いたように、質問を送って頂いたこの方は、自分がどんな演奏をしているのか客観的に観察できていることが素晴らしいです。そして理想を持っているのだと思います。だからこそ、現状に満足できずに悩んでしまっていると思われ、しかしここまでわかっていれば、あとはきっかけさえ掴めれば良い方向へ向かっていける道はすぐそこにあります。

「ミュートを付けたような音」というのは、きっと「細くて鳴らない音」のこと、もしくは「こもって鳴らない音」ではないかと思います。芯が太くてしっかり鳴る音を出したいのに出せない、ということなのでしょう。
やはりこれも「プレス」が深く関わっているように感じます。

そこで、まずは「音の出る仕組みとプレス 1」で書いたことを思い出してみましょう。「なぜ唇へのプレスを強くしてしまうのか」考えられる可能性としてこんなことを挙げました。

 1.押し付けないと音が出ない(唇が振動しない)
 2.プレスをしてしまいやすい体の使い方をしている
 3.歯並びの問題

1については前回詳しく書きました。もしも原因が1ではなかった場合、考えれるのはあと2つのどちらかかもしれません。ひとつずつ考えてみます。


《プレスをしてしまいやすい体の使い方》
実は、トランペットを吹くにあたって、体の使い方がプレスを「つい」してしまう原因になっている方が(見ていて)とても多いと感じます。

例えば「右手小指」です。右手小指は基本的にマウスパイプに付いている「フィンガーフック」にいますね。この「フック」という名前が原因なのか、自分の小指を「フック状」にしている方がいます。しかし、楽器を持つために小指を曲げてしまう意味は、はっきり言ってありません。むしろ、小指を曲げてしまうことで、楽器を自分の唇へ強く引き寄せてしまいます。これでは、必要のないプレスを直接強くかけていることになってしまいます。
自分が演奏している時に、フィンガーフックがどんな状態かを意識できる方はあまり多くないと思うので自覚のない方がほとんどかもしれませんが、レッスンなどで見ていると、非常に沢山の奏者が特にハイノートへ向かう時、小指をググっと強く曲げています。

プレスを強くすることによってハイノートを出しやすくするという考えを持っている方は意識的にしているのかもしれません。確かにプレスをすることでアパチュアが狭くなり、なおかつマウスピースの中で唇がピンと張った状態になりますから、瞬間的には負担をかけずに楽に高音域を出せているような錯覚に陥りやすいのですが、これまでに書いたように、プレスでハイノートを出すことは音色やピッチ、音を当てるという行為、バテ等に対してのリスクがとても高く、犠牲になることが多いので、最適な行為とは言えません。

フィンガーフックというのは、小指を引っ掛けるために「フック状にしたパーツ」だからそういう名前になっているのであって、自分の小指をフック状にしないように心がけましょう。小指は楽にまっすぐに近い状態にして、「楽器の(上からの)重みを支える」ことだけにしたほうが良いです。

他にもトランペットの握り方や肩の力のかけ方、呼吸の仕方、首の動き(固さ)など、体のいたる部分で不必要な動き、力があると、それが必要のないプレスにつながってしまいやすい、ということなのです。

これはなかなかひとりで解決することは難しいかもしれませんので、可能であればぜひ、プロの人に見てもらえると良いですね。もしそれが難しい場合は、部活の友人などに、演奏中の自分の右手の小指の動きだけでも確認してもらうとか、動画で撮影してみるとか、いろいろな方法を試してみて下さい。

プレスというのは、唇の柔らかさ、クッションを感じて、そこにマウスピースを乗せる(置く/結果的に張り付く)状態です。決してマウスピースを押し付ける行為ではありません。気をつけましょう。


《歯並びとプレスの関係》
歯並びの問題はとても複雑で難しい内容です。なぜなら、「歯並びが良い(悪い)」といういわゆる「見た目」だけで判断できるものではないからです。仮に、前歯の並び方が若干まっすぐでなくとも、マウスピースを当てた時、とてもしっくりくる人もいます。逆に、見た目に問題がなくても、ほんの少しの角度で傾いてしまう人もいます。
要するに「自分に合った位置、角度を見つけられるか(存在するか)」がポイントです。アンブシュアもそうですが、見た目に美しいことと、自分に合っている状態はイコールで結ばれるとは限りません。ですから、「マウスピースはまっすぐに、中央に当てる(当てなければならない)」という言葉の呪縛に囚われないように心がけて下さい。一番大切なのは「自分に合っている場所、角度であるか」です。


《力を抜くということ》
「力を抜く」という言葉はとても多く耳にしますが、実際にどういった状態にすることなのか、いまいちわかりにくいですよね。
ですので、少し良い方を変えてみましょう

「必要な力が必要なぶんだけ入っている状態」

これでいかがでしょうか。

では、「必要な力」というのが一体どれくらい、どこに入っている状態なのか、これを具体的に説明することはほとんど不可能です。したがって、こう考えます

「自分のイメージする良い音、良いコントロールができている状態」

です。

私たちは完璧な奏法を見つけるためだけに練習しているのではありません。あくまでも音楽的に美しいと感じてもらえる演奏をするために日々練習をしているのです。とても陥りやすいのですが、奏法ばかりを考えていても結果は生まれません。大切なことは「理想的な音を求め続けること」であり「理想的な演奏ができるためのコントロール」ができているか、ということです。

それらを求めていくうちに少しずつ見えてくるものが出てきて、求めているものが近づいてきます。

したがって、今回質問を書いて下さった方の問題である「プレスをしすぎてしまう」ということに関しても、「じゃあプレスをするのをやめればいいじゃないか」という安直な発想では解決しません。

そのために客観的に自分の演奏、自分が出している音、表現などを聴く力(質問を送って下さった方はこれができています)を持つこと、そしてそれらの原因はどこにあるのか、なぜなってしまうのかを考えてみること、そして実践してみること、その際に大切なのは奏法的解決ではなく、音楽的上達であること、これらが大切です。

少し難しく書いてしまいましたが、結局のところ「良い演奏を知っている(イメージできている)」こと「自分の目指す音楽をしっかりと持っていること」です。そこに近づけるようにする時間が練習です。
もし解決できないことがあったら、ぜひプロにレッスンを受けてみて下さい。東京周辺でしたらぜひ僕が講師をしているプレスト音楽教室へいらして下さい。

ということで、3回に渡って「音の出る仕組みとプレス」について書いてみました。

次回はまた違った内容を書く予定です。引き続きよろしくお願いします。
それではまた来週!


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at 06:42, 荻原明(おぎわらあきら), 体の使い方

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音の出る仕組みとプレス 2


















みなさんこんにちは!

台風、大変でしたね。関西の方は電車が早々に止まってしまったようで不便な一日になってしまったようですね。今の東京はすっかり晴れています。
ところで昨日は講師をしているプレスト音楽教室のアンサンブル発表会でした。トランペットクラスはフィリップジョーンズブラスアンサンブルでの有名な「スザート」組曲と、ディズニーの「ライオンイキング」から「愛を感じて」を演奏しました。みんなとてもしっかり演奏できて、クオリティの高いステージになったと思います。
楽しかったです!
幸運にも行き帰りも台風の影響をほとんど受けずに済みました。


では話題を戻します。
前回より、こちらの質問にお答えしています。

/////////////////////////////////////////////////
チューニングBから上のは特に唇を押し付けてしまいます。
改善しようとマウスピースだけで練習してみたりしましたが、力を入れる癖はなおりません。
力を入れるせいなのか、肺活量が足りないせいなのか、音量が小さいといわれます。
合奏中は意識しすぎて高音が全く出ず、ミュートをつけたような音になってしまいます。
どうすれば力を抜いて自然に吹くことができますか?

また、バズィング練習は必要ですか?
(一部修正)
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「ラッパの吹き方」では随時ご質問を募集中しております。解決しない悩みがありましたらどうぞこちらの記事にコメントして頂くか、専用フォームよりお送り下さい。お返事はできる限りしますし、内容によっては後日、ブログ上にて詳しく書かせて頂きます。

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前回の記事では、まずトランペットという楽器がどのようにして音を発生させているのかその原理について解説しました
多くの方が勘違いをしている「(セルフ・)バズィング」をマウスピースの中で行って音を出しているのでは決してなく、空気の放射と反射によって唇が振動する現象で音が発生しているということを忘れないようにして下さい。

ですから、少々乱暴な言い方をしてしまうと、上下の唇の一部がマウスピースのカップの中に存在し、バランスの良い量とスピードの息が楽器の中へと流れていれば、音は自然と出てしまうものなのです。ほっぺたが膨らんでいようが、唇の当たる角度や位置がどこであろうが、「音を出す」ということだけに関して言えば、可能です。
それを考えすぎなのか、固定観念なのか、どうしても多くの人が「力」を加えることによって音を出そうとしてしまうその行為がかえってトランペットを吹きにくく、難しくしているということを知って下さい。


《プレスの必要性》
したがって、トランペットから音を出すためにマウスピースが唇へプレスする行為に大した理由はありません。言うならばプレスという、いかにも「圧迫」させるイメージを持ちかねない言葉ではなく「唇に張り付ける」状態になればそれで充分なのです。

もしプレスをしなければ音が出ないと思っている方は、プレスの力が音を出させているのではなく、プレスをした結果、マウスピースのカップ内にできたアパチュアが、単にいつもの力を込めたスピードのある息に対して反応しやすい状態になっているだけであって、プレスしている圧迫感が音を出させてくれているのではないと思います。

マウスピース内部や、演奏中の口の中を確認することは基本、無理であって、おおよそ感覚でしか理解ができませんから、どうしても表面で起こっていることや、圧迫感などのいわゆる痛みなどで「自分は今トランペットを吹いているのだ」と認識してしまいやすいんだと思います。

ですから、もっとシンプルに「トランペットから音を出すには最低限何が必要なのか」をもう一度考えてみましょう。必ずその必要なものだけで音は発生します。
そしてその後、「トランペットから良い音を出すには最低限何か必要なのか」という目標にレベルアップをさせて下さい。そうやってシンプルかつ的確な目標、目的を持ってトランペットを吹いてみることはとても大切なことです。
必死に、ないし夢中になって練習をすることは悪くありませんが、「必死」や「夢中」が、冷静さを失ってしまうことになるのは良くありません。ですから、奏法や理屈を身につける時にはできるだけシンプルに、そして「音楽」を練習する時には、自分のイメージを表(おもて)に存分に出せるように、そういった意味での「夢中」になっていられるとバランスとしては良いと思います。


《音量が小さい理由》
ご質問の中に「力を入れるせいなのか、肺活量が足りないせいなのか、音量が小さいといわれます。」という書き込みがあります。
これは皆さんの中にも経験したことがある方がいると思います。ここぞ!とバンバン鳴らしてかっこ良く吹きたいと思ってフルパワーで鳴らしたら、想像を絶するショボい音しか出なかった(でもとても息苦しい)ってことになったことありませんか?僕はありました。すごいフラストレーションですよね。ガッカリするし。

これも実はプレスが原因ではないかと推測します。
マウスピースを強くプレスするということは、それだけ唇の振動部分を押さえつけてしまうことになります。振動部分が少ないのであれば音量が小さくなってしまうのは必然ですよね。

あとは、息の量、スピードが、実際に出す音のバランスとマッチしていないことが原因かもしれません。トランペットは、パワーを振り絞れば大きな音、鳴る音が出るわけではなく、あくまでも「バランス」が重要なのです。このブログでもよく書いている「音のツボ」に当てる(はまる)吹き方をしていれば、基本、トランペットは良く鳴りますし、響く音なので、軽く拭いても(ピアノの音量であっても)客席に届く音を出すことができます。

この方も書いてあるように、「肺活量」に着目する方がいらっしゃるのですが、肺活量というのは車でいうところの「ガソリンタンク」にどれくらいの量のガソリンが入るか、ということです。ガソリンというのは、決して一度に使う量を多くすることでエンジンの活動を高める(速いスピードを出す)のではありません。ガソリンの量は、車を長時間(長距離)走らせることに関しての差でしかないのですから、トランペットを吹く上での肺活量も同じことです。量が多ければ大きい音が出せるということには直結しませんし、言い換えるならば息の量が少しであっても、(音になる時間は短くなりますが)鳴る音は出せるのです。ですから、車と同じくトランペットも燃費良く吹きたいものですね。

結局、凄まじいパワーを出しているところをお客さんに感じてもらうには、奏者サイドは意外にも無理していない状態であることが大切なのですから、ぜひ「音のツボ」に当てることで体感して下さい。

ということで、今回はここまでです。
次回でこの質問に関しては終わりにしたいと思います。
来週もぜひおつきあい下さい。

それではまた来週!


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音の出る仕組みとプレス 1


















みなさんこんにちは!
今回も頂いた質問からひとつピックアップして書いていきますね。

ご質問はこちらです。


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高校二年生の方からの質問でした。ありがとうございます。

「ラッパの吹き方」では随時ご質問を募集中しております。解決しない悩みがありましたらどうぞこちらの記事にコメントして頂くか、専用フォームよりお送り下さい。お返事はできる限りしますし、内容によっては後日、ブログ上にて詳しく書かせて頂きます。

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さて、本題に戻ります。


《プレスをしてしまう原因は何か》
この方の文章にはとても素晴らしいことがあります。それは、自分がどう吹いているのか客観的に観察できている、という点です。客観視できていることは、トランペットの上達にはとても重要なことで、単に「上手く吹けない〜なんで〜?」と悩むよりも、よっぽど解決するスピードが早いはずです。要は、原因がわかれば、次のステップに行ける、ということです。

では、「なぜ唇へのプレスを強くしてしまうのか」考えられる可能性を挙げてみます。

 1.押し付けないと音が出ない(唇が振動しない)
 2.プレスをしてしまいやすい体の使い方をしている
 3.歯並びの問題

この3つが思い当たります。


では、ひとつずつ詳しく書いてみましょう。


《唇が振動する仕組み、間違って認識していませんか?》
まず、唇のプレスをしすぎてしまう原因ですが、特に高音域で強くプレスをしてしまう傾向にあるようです。その原因は以下のどちらかです。

 1.押し付けないと本当に音が出ない
 2.押し付けないと音が出ない気がする

トランペットは、唇が振動することで音が発生するという仕組みは、きっとほとんどの方がご存知かと思います。では、唇の振動の起きる原理はご存知でしょうか。

ここを勘違いしている方が多いのです。

もしかすると、「唇を(横に引っ張るなど)緊張をさせて、その状態で息を吹き出すと唇がビーと反応するそれを楽器を付けている時に行う」ことで音を出すと思っていませんか?

僕は中学生の時、これを教わりました。
この方法、相当な力をかけ続けないと維持できないんです。とにかくキツい。トランペットって大変なんだなぁと思いながら、バテなくなるために毎日部活から帰ってくると、アンブシュアを作った唇の中央に鉛筆を差し込んで真っすぐ落とさないように頑張るという筋トレをしていたくらいです。この方法をブログでは「セルフ・バズィング」と名付けます。

しかし、この原理はトランペットから音を出す正しい方法ではありません。もちろん、唇がこまかく震える(バズィング)が起こっていますから、音になります。しかし、実際はそんなに自分ばかり頑張る必要はないのです。


《唇の振動は起こすのではなく、起こるもの》
トランペットから音を出す時にとても大切なものがあります。それは、マウスピースと楽器本体です。
何を当たり前のことを…。と言わないで下さい。今言っているのは「唇の振動を発生させるために必要な道具」という意味合いなのです。

肺から唇へ向かって流れた息は、マウスピースを受け皿にして楽器の中へ流れていきます。これを放射と言います。
もし息を単に空気中に吹き付けても風が起こるくらいで終わってしまいますが、楽器の中はとても狭いですよね。マウスピースのカップの中を覗いてみて下さい。こんなに小さなスロート(カップ中央にある息の通り道)に、肺から送られた大量の息を流すのですから、空気中に吹き付けるのとはわけが違い、ここで「抵抗感」が生まれます。この抵抗感を「反射」と呼び、「放射」では唇を広げようとする働きがおきて、「反射」では唇を閉じようとする働きが起きます。このバランスが良い時、唇の細かな振動が自然に発生します。

これが、トランペットを吹く時の音が生まれる仕組みなのです。

したがって、唇を緊張させてビービー鳴らすセルフ・バズィングは、トランペットを吹く上では必要のない行為と言えます。僕は、楽器を持っていない時にマウスピースを当てている時と同じ口の形(アンブシュア)をして息を吹いても、ただシューシューと流れるだけで振動は発生しません。しかし、そのままマウスピースを唇に当てると、音が出るんです。要するに最低でもマウスピースがないと唇は反応してくれない、ということになります。

ですから、質問の中にあった「バズィング練習は必要か」という問いに関しては、マウスピースを使って行うのであれば、意味はあるということになりますし、ただ唇をビービー鳴らすのであれば、それは必要ではない、と言えます。


この話題は何回かに分けて書いていきますので、今回はひとまずここまで。
なお、音の出るしくみについても、先日出版させて頂きました「まるごとトランペットの本」に詳しく掲載しておりますので、ぜひそちらもご覧になって下さい!

それではまた来週!


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体の動き


















みなさんこんにちは!
学生の方はいよいよ夏休みですねー、うらやましい…

でもコンクールに出る吹奏楽部はこの夏休みが一番忙しいかもしれませんね。
自分も中学高校の頃はこの時期毎日学校に行って朝から晩まで練習していました。

一日中楽器が吹けるのが楽しくて、全然苦じゃなかったです。

さて、今回はそんなコンクールの時にも役立つ合奏時のことを書いてみます。

個人レッスンをしていても、吹奏楽部の合奏を見ていても本当に多くの人がやっていて気になることがあります。

それは「拍に合わせて足をタップすること」だったり「拍に合わせて体を動かすこと」です。

足のタップに関しては過去に書いた記事がありますのでぜひ読んでみて下さい(こちらをクリック!

ですので今回は「拍に合わせて体を動かす」ということ、更には体の動きに関して書いてみようと思います。


《拍に合わせて体を動かす》
自分が演奏している時の体の動きと言われても、もしかしたらあまりピンとこないかもしれません。
特に合奏などの自分が集中している時というのは、無意識な自分が出てきますし、そもそも合奏中は目の前に鏡がありませんから、指摘されるまで気づかないことが多いんです。

音楽にのって体を動かすことが悪いと言っているわけではありません。そうではなく、「拍に合わせてウン,ウン,ウン,ウン…」と動いてしまう音楽の乗り方」が良くないんです。

なぜ良くないか、理由はいろいろあるんですが、ひとつは

■素人的に見える

ということが挙げられます。


《リズムの学習》
幼稚園や小学校低学年の頃に例えばカスタネットを叩きましょうなんてことがみなさんも経験があったと思います。
この時に左手にカスタネットを持ち、右手で叩くことになりますが、1拍叩いて1拍休むというリズムを学ぶにあたって先生から教わった動きを覚えていますか?


タン(叩く)、ウン(休む)、タン、ウン……


とか、そういうリズム。
叩いた後は大きく弧を描くように手のひらを上に向ける半円の大きな動きをさせますよね。

多分、そもそもこのリズムの取り方がもはや本能的に体に染み付いているせいでその後もずっと抜けきらないんじゃないかと思うんです。

中学生、高校生になっても無意識にリズムを「拍で捉える」こと、拍に合わせて体を揺らしてしまうのは、おゆうぎ会的に見えてしまうので、「素人的に見える」ということになってしまいます。


もうひとつは「フレーズ感を持てなくなる」ということが挙げられます。


《フレーズ感を持った演奏》
音という単体がテンポや拍(ビート)の上に並ぶことによって音楽が生まれます。

いくつかの音が並ぶと、それがひとつのグループになります。

そのグループがいくつも並ぶとひとつの作品になります。


我々プレイヤーはお客さんに「音楽」「作品」を聴いてもらうために演奏をするのであって、「単体の音」や「単なる音の羅列」を披露するわけではありませんね。

そのためにはリズムに合わせて単体の音をひとつひとつ一生懸命に吹いたところで何も伝えることはできません。

大事なのは、そのいくつもの音が並んでグループになった「フレーズ」を表現することです。

フレーズについては後日詳しく解説しますが、今の段階ではとにかく「拍で体を動かしていてはフレーズを表現することができない」ということに着目して演奏するようにして下さい。


《体の外に出さないだけ》
上記に挙げた点で勘違いしないでもらいたいのですが、決して「テンポ感を持つな」と言っているわけではありません。リズムやビート感は演奏をする上で絶対に持っていなければならない大切な基礎的な部分ですから、なんとなく流れてしまうような音の羅列を作ってしまうのは良くありません。


ここで言いたいのは「体の外に出す必要がない」ということです。


リズムやビート感は自分の体の中でしっかりと持っていれば良い話であって、それを体の外に出して伝える必要はありません。
「自分はリズムを感じているんだ!」と主張することに意味はありませんよね。それが例え無意識であっても同じです。

我々プレイヤーが心やイメージから外へ(お客さんへ)主張するのは「音色」であって「歌(カンタービレ)」なんです。


※テンポやビートの感じ方については過去の記事「テンポ/ビート/リズム」をご覧下さい。


余談ですがトランペットは長さのある楽器ですから、ほんのちょっとリズムに合わせて体が動いてしまってもベルは大きく動きます。だからレッスンで目の前で見ていても、コンサートホールで遠くの客席から見ていてもバレバレなんですよね。
しかも楽器がキラキラしているからステージの強いライトなどがあたると余計にわかります。


《プロ奏者の動き》
フレーズ感を持って演奏していると、(人にもよりますが)体は無意識に動きます。
プロのソリストのコンサートやオーケストラでも非常によくわかります。

テレビやDVDでもいいですが、やはり生で見てもらえたら非常にわかりやすいかと思います。
ぜひいろんな楽器のいろんな奏者の体の動きを見てみて下さい。

誰ひとりとして拍に合わせてウンウンウンウンと動いている人はいないはずです。
もしオーケストラの全員がウンウン一緒に動いていたら本当に気持ち悪いですよね(笑)


ということで今回は「拍に合わせて体を動かさない」ということについて書きました。
みなさんもコンサートやコンクールなどで演奏する機会はあるはずです。
素人的に見えないようにするためにも、フレーズ、音楽を感じて体を使えるようにするためにも体の使い方について鏡や撮影をするなどして一度自分の動きを客観的に見てみて下さい。

それではまた来週!


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at 11:06, 荻原明(おぎわらあきら), 体の使い方

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