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音楽は楽しむもの(最終回)


















みなさんこんにちは!

これまでもお伝えしている通り、2018年4月よりブログ「ラッパの吹き方」は場所を移動して新しくなります!
ですので、今回の記事がこのJUGEMブログ上でのトランペットや音楽に関してお話する最後の記事になります。




《楽しんで!》

本番直前の舞台袖とか、明日本番を控えた方にどんな声をかけますか?

「頑張って!」
「ベストを尽くして!」

それも良いでしょう。しかし、僕は敢えてそうは言いません。僕は必ず、


「楽しんで!」


と言います。




《心と音楽》

音楽はしばしば「なくても生きていけるもの」「生活に直接関係がないもの」と言われます。

確かに、お金や食べ物、住まいに比べれば優先順位は低い。肉体的な生命活動を維持する点では音楽など必要ありません。

しかし、こういった話題になるときに絶対忘れている大切なものがひとつあります。それは



「心(精神)」


です。


どんなにお金があっても、どんなに豪華な家に住んでいても、心が貧しかったり、心が何も感じない生き方では、本当の意味で人間としての豊かさを得ることはできません。



ただ食べて生きるための栄養を摂取するのではなく、美味しいものを好きな人と笑いながら一緒に食べることで得られる心の満足感。

ただ睡眠をとるのではなく、暖かい布団の中で安心して休息をとる時間。

雨音を聞きながら暖かく香りのよいコーヒーを飲む時間。

5月の清々しい風が吹く森で川のせせらぎに耳を傾ける時間。

映画に涙し、絵画に心をうたれ、恋をして、笑顔になる。


これ、全部「心」が反応しているときです。


そして「音楽」も同様です。

音楽は心に語りかけ、笑顔になり、涙する強い力を持っています。



《自分に向けてしまわないように》

音楽に関わっていると、どうしても

「上手に演奏しなければならない」
「楽譜に書いてあることを正確に演奏しなければならない」
「コンクールで結果を残さなければならない」
「先生に怒られないように練習しなければならない」

なぜか怒られるとか演奏できるようになるとか、全部自分に向けたことばかりを考えてしまいがちです。


たしかに音が出なければ演奏できませんし、楽譜が読めなければ楽譜に書いてあることを間違えるかもしれません。
ですから、演奏する側はそういった力を養う「練習、研究」の時間は絶対に必要です。


しかし、そんな中でも音楽は

「誰かに自分の気持ちや作品の素晴らしさを伝える」

ことが本質
であることを忘れてはなりません。


辛い思いをして怒られないようにする、楽譜に書いてあることを正確に演奏することを最終目的にしてはなりません。



しかし、残念なことにほとんどの人が忘れてしまっています。音楽の本質、音楽の目的、音楽の本来あるべき姿を。


どこで変わってしまったのか。
僕はこう思うのです。



算数のテストのように正解がひとつしかないように思ってしまう
本来自由であるはずの文章読解に正解と不正解を作ってしまう
英語は文法によって形成されたものが会話化すると思ってしまう
美術の課題を提出すると、点数をつけられる



勤勉な日本人は、学校生活という長い時間の中で培った教育方法をすべてにおいての基盤にしがちで、音楽もやはり「勉強」するもの、と解釈しています。

そして学校教育は、ルールを守ること、勉学には正解と不正解があること、いつもそれを基準にして学んできた気がします。

これらは確かに大切なことです。


しかし、僕個人のことを言えば、学校教育の中では心は育まれませんでした。
息苦しく、居心地の悪い時間と空間でした。

その中で唯一心が解放されたのが吹奏楽部です。

トランペットを吹いているときには自由になれる。音楽をしているときには点数はつかない。こんなに楽しいことはありませんでした。
そして、中学校の吹奏楽で指導してくださっていた卒業生の外部講師の方が常に言い続けていた「音楽は心」という言葉に救われました。

上手になること、間違えないで演奏することも大切ですが、一番大切なことは心を伝えることである。


音楽の本質
です。



《心を豊かにするレッスン》

僕は音楽をすること、トランペットを奏でることで、演奏する人の心が豊かになり、自由になり、そしてそれを聴く人の心に何かを伝えられる力を持ってほしくてレッスンをしています


もちろんそのために演奏技術は必要ですから、技術的なレッスンもしていますが、それが目的のすべてではないのです。



たとえ学校や仕事で心が硬くなってしまっても、トランペットを手にしている時間、好きな音楽に関わっている時間だけでも、その心が少しでも癒され、ほぐれて欲しいと願ってレッスンをしています。


そういった意味で、僕は音楽を演奏する人にはいつも「楽しんで!」と声をかけるのです。



「楽しい」という言葉や持つ感情、イメージは、その人のそのときのモチベーションで変わりますが、「楽しい」に込められているものはとりあえず何でもいいと思います。
音楽に関わっていることで心が豊かであれば充分です。


楽しい!と思っているうちに、もっと演奏できるようにしたい、上手になりたいという気持ちが芽生えてくるわけで、我慢して心を閉ざしてまで技術を高めても何の意味もないと僕は思います。楽しいことがすべての基盤になるべきです。





ぜひ音楽をされている方、トランペットを演奏している方みなさんの心がいつまでも豊かであり続けますように。



これからも音楽を楽しんでください!





これで音楽に関係する記事の掲載は最後になります。4月からは新しいブログ「ラッパの吹き方:Re(リ)」にて更新いたしますが、今後このブログをどのように使っていくかなどの諸連絡記事は追ってこちらに掲載いたしますので「ラッパの吹き方」「ラッパの吹き方:Re」ともに引き続きよろしくお願いします!




ちなみに来週は「ハイノート本」の更新です。ぜひ”note”をご覧ください!


9年間本当にありがとうございました!
また(いろいろなところで)お会いしましょう!





【「ラッパの吹き方」は2018年4月より場所を変えての更新となります】
今年4月で10年目を迎えるブログ「ラッパの吹き方」は、場所を移動して新しく生まれ変わります!
その名も「ラッパの吹き方:Re」
どんな内容でいつ更新するかなどは、すでに新しいブログ上に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。





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at 06:46, 荻原明(おぎわらあきら), 音楽に対する考え方

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