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イメージとからだをリンクさせよう


















みなさんこんにちは!




《奏法についての解説は時間がかかる》
僕のレッスンでは、奏法のお話をすることも少なくありません。

新しいテクニックを手にいれるとき、より効率良い演奏に変化させていくとき、

やはりどうしても「からだのそれぞれのパーツがどうはたらくことで実現するか」を説明する必要が出てきます。

もちろん、レッスンは奏法のことばかりやっているわけではありません。教本を使って様々なパターンの表現を身につけたり、作品を美しく歌い上げるためのレッスンもしているのですが、奏法に関するレッスンはとても慎重に、ひとつひとつ確認していく必要があるので結果的に時間がかかり、割合的に長くなってしまいます。


《奏法レッスンあるある》
レッスンで奏法のことを話しているときあるあるなんですが、ほとんどの生徒さんが一時的に


「特定の奏法のことだけで頭の中がいっぱいになってしまう」


この状態に陥ることがとても多いのです。


ただ、タネあかしと言うか、最初にわざと混乱させてあとでスッキリ明快にしてもらう目的もあるので、そこはごめんなさいなのですが…
例えばどういうことをしているかと言いますと、一番最初に、


「低音域を出すときに必要なのは、舌の奥を下げることです」


と伝えて、まずは楽器を使わず、からだだけで実践してもらいます。

すると、ほとんど場合生徒さんの意識のすべてが「舌の奥」に集中します。しかし、「舌の奥」というアバウトな表現が、いったいどのあたりを指すのかが具体的にわからず、果たして今やっていることが正しいのか確証も持てないので不安になってしまうんですね。


で、次に僕はこう伝えます「じゃあ、『オ』って発音してみましょう。」

すると、生徒さんはすぐに僕が言っていた「舌の奥」を下げることができます。


「なんだこのことか!(早く言ってよ)」と多くの生徒さんが思っているかもしれません。


解決。



これは例なので非常にシンプルなやりとりにしましたが、実際にはもっと複雑なことが多く、特定の生徒さんにとって特定の内容が理解しにくいこともあります。

なぜこのようなことが起こるのか。それは、言葉には主語があるので、どうしても「舌の奥」と言ってしまうと、意識の目は舌の奥に集中してしまうんです。舌舌舌舌。舌以外に意識がまわらないので、どうなっているのかも、どう使うかも考えられなくなってしまう。
しかも日常で「舌の奥」をどうこうするなんて話題、まず出てきませんし、そんな意識を持ったこともあまりないはずです。そうなってしまうともう「舌の奥」は自分のからだの一部にもかかわらず、未知なる世界と思えてしまいます。しかしこれが、「オ」を発音するときと同じですよ、と伝えるだけで理解できてしまう。


言葉で伝えるって難しいですね。


《イメージの重要性》
では「舌の奥を下げる」がわからず、「オ」の発音だと一瞬で解決したのはなぜでしょうか。

ひとつは、先ほど書いたように、僕の言葉が、その人の中にあるすでに用意された引き出しを開ける鍵だった、ということが考えられます。
「舌の奥」はわからないけど「オ」だったらわかるよ、最初からそう言ってよ。

ということ。

もうひとつは、「イメージをはたらかせた」から。ということ。



奏法の話はどうしても「機械的」に捉えてしまいがちで、自分のからだのことなのにまるで機械を操作するかのように特定のパーツだけを意識してしまい、かえって不自然な動作になってしまうことがうまくいかない理由です。



特定のパーツを意識しすぎることは、今回の例で言えば「舌の奥」ばかりを意識したせいで「アゴ」の存在を忘れています。


アゴというのは、前歯の下にあるでっぱりだけではありません。耳の前あたりに顎関節(がくかんせつ)というアゴの開閉をする関節があり、顎関節は下の歯全部と舌を乗せている部分です。


では、その大きなパーツであるアゴを意識して再度「オ」と発音してみましょう。

いかがでしょう。舌の奥のうごきだけでなく、アゴが大きくうごき(開き)、その結果、口の中の容積が広がりましたね。


舌とアゴは常に協力し合っていることがわかります。

ですから、例えばタンギングに関しても舌ばかりを意識してしまうことが多いのですが、アゴと連携プレーをしているからこそクオリティの高いタンギングができると思うと、意識の視野も広がって、様々な可能性を見出すことができそうです。



《イメージは行動する前に》
からだに関しては、いつも、どんなときでも柔軟にうごけるようにしておくことが大切なのですが、その状態であってもやはり「イメージ」を持っていないようでは、からだは言うことを聞きません。

「舌とアゴを動かした」という意識だけではなく、「オ」と発音しようとした『行動前のイメージ』が、より精度の高い結果につながっていきます。


今回は奏法についての話題でしたが、「イメージ」することは、音楽全般において必要不可欠な要素です。


ですからまずはレッスンなどで奏法や表現に関する指示があったとき、その方法から生まれる結果をイメージしてから実際の行動に移してみてください。
それだけで理解度が飛躍的にアップすると思いますよ!



それでは、今回はここまでです。
来週は「ハイノート本」の更新です。ぜひ”note”をご覧ください!https://note.mu/trumpet_ogiwara
こちらでは”次の次の週”にお会いしましょう!

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at 06:47, 荻原明(おぎわらあきら), 体の使い方

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