smtwtfs
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
profile


noteBana03.jpg



recommend
トランペット ウォームアップ本 (MyISBN - デザインエッグ社)
トランペット ウォームアップ本 (MyISBN - デザインエッグ社) (JUGEMレビュー »)
荻原 明
「ラッパの吹き方」ブログ著者、荻原明 初の教則本!ウォームアップと奏法の基礎を身につけられる一冊です!
recommend
まるごとトランペットの本
まるごとトランペットの本 (JUGEMレビュー »)
荻原 明
「ラッパの吹き方」から生まれた「まるごとトランペットの本」発売中です!
プレスト音楽教室
プレスト音楽教室 当ブログ著者、荻原明が講師をしている音楽教室です。生徒さん随時受付中です!
ラッパの吹き方bot/Twitter
ラッパの吹き方bot 「ラッパの吹き方」ブログから抜粋した1400以上のことばと記事の紹介をしています。練習のお供に、ぜひご活用下さい!
ラッパの吹き方 Facebook
ラッパの吹き方フェイスブック ラッパの吹き方Facebookでは新着記事の紹介のほか、"note"でのハイノート本原稿公開の更新情報、これまでの記事を発掘して紹介をしております。
links
mobile
qrcode
 スマホ版表示に変更

※スマートフォンで閲覧している時のみ作動します
        
サイト内検索はこちら↓
new entries
categories




archives
recent trackback
others
無料ブログ作成サービス JUGEM
<< 音楽的なチューニングをするために大切なこと 1(ピッチ) | main | 音楽的なチューニングをするために大切なこと 3(音程とピッチの関係) >>


音楽的なチューニングをするために大切なこと 2(音程)

みなさんこんにちは!

先にご報告を。
この度、「ラッパの吹き方」は広告非表示になりました!
これまでスマホで記事を読むのは広告のせいでかなりストレスのたまりましたが、あの動く広告がなくなったので、サクサク読めるようになっております。PCでもスマホでもご利用くださいませ!

では、本文へ。


吹奏楽コンクールに出場する方はだいぶ本格的な練習になってきたのではないでしょうか。
課題曲を演奏される方もそうでない方も、先日全曲掲載完了しました「吹奏楽コンクール課題曲トランペットパート解説2017」をぜひご覧ください。
それぞれの作品に関して、というよりも合奏の時に意識すべきことなど、どんな場面でも関係してくる重要な内容をちりばめています。

下記からダイレクトに記事をご覧いただけますのでぜひ!

==============================
吹奏楽コンクール課題曲トランペットパート解説2017 全作品の記事リンク


課題曲1「スケルツァンド」/江原大介 前編
 演奏者はツアーガイド/楽譜を読む、ということ(テンポ、リズム、音の高低)

課題曲1「スケルツァンド」/江原大介 後編
 合奏は演奏者全員の個性を持ち寄る場/音をブレンドする?

課題曲2「マーチ・シャイニング・ロード」/木内涼 前編
 パート譜について/行進曲という音楽について

課題曲2「マーチ・シャイニング・ロード」/木内涼 後編
 拍のウラから入るときの吹き方/テンポが走ってしまう原因/ユニゾンを合わせるために大切な3つのこと

課題曲3「インテルメッツォ」/保科洋 前編
 「うた」ってなんだろう/うたいかた

課題曲3「インテルメッツォ」/保科洋 前編
 自分の思う音楽を作り上げよう/指揮者との関係

課題曲4 マーチ「春風の通り道」/西山友宏 前編
 音の推進力/音量バランスを整える

課題曲4 マーチ「春風の通り道」/西山友宏 後編
 アーティキュレーションの表現方法/強弱のつけかた

課題曲5 メタモルフォーゼ 〜吹奏楽のために〜/川合清裕 前編
 現代曲ってなんだろう/楽譜とのジレンマ(異質なところを見つけよう)

課題曲5 メタモルフォーゼ 〜吹奏楽のために〜/川合清裕 後編
 楽譜の「見た目」から得られる印象


課題曲解説をまとめてご覧になる場合はカテゴリー「吹奏楽コンクール課題曲2017」からお入りください(こちらをクリック)

==============================

さて、前回より「チューニング」について書いております。

前回は「ピッチ」について詳しく書きました。ご覧になっていない方はぜひそちらからお読みください

そして、今回は「音程」についてです。


《混同されやすい「ピッチ」と「音程」》
「音程が良い/悪い」なんて表現をよく耳にしますが、音程とは具体的にどういった意味かご存知でしょうか。

ピッチは1つの音に対して、その音の周波数が何であるかを指すのに対し、音程とは「2つの音の隔たり(距離)」という意味で使われます。

そして、日本では音程の単位を「度」を用いて表します。

例えば、

「ド」の音と同じ高さの「ド」は「1度」
「ド」と隣の「レ」は「2度」
「ド」と「ソ」は「5度」
「ド」と1オクターブ上の「ド」は「8度」

といった具合です。

一例


また、音にはシャープやフラットが付くことで、同じ音でもいくつもの種類がありますね。
それらを差別化するために度数の前に「長(ちょう)」「短(たん)」「増(ぞう)」「減(げん)」「完全」などの漢字を付けて明確にします。

一例


長や短などは度数によって使われ方が違い、以下のようになります。


1度、4度、5度、8度は「…減---完全---増…」

2度、3度、6度、7度は「…減---短---長---増…」


これ以上詳しく知りたい方は、「楽典」という音楽理論の教科書がありますので、そちらをご覧になってください。


《音程の持つ個性》
ここまでは何だか音楽の授業みたいで面白くありませんね。知ったからどうだっていうの?という疑問すら感じてしまいかねません。

確かに、それぞれの音程を理解しただけではあまり実用的ではありませんが、こういう考え方はいかがでしょうか。


「音程には個性やカラーがある」


今からお話しする内容は、とても個人的で主観的なイメージが含まれているので、無理に共感されなくて結構です。考え方だけ受け止めてください。

[音程が印象を決めている]
何かのメロディを聴いて、グッときたことありませんか?
何度聴いても「良い!」と思えるメロディはありますか?

それはもしかして、メロディの持つ音程が好みなのかもしれません。

音程によって印象は大きく変わります。それでは、いくつか聴いてみましょう。


[8度(1オクターブ)]
8度は「1オクターブ」とも呼びます。周波数的には倍の関係にあるため、非常に仲が良く調和しやすい音程です。

8度音程は「澄んでいる音」「シンプルで強い」「雄大に広がる」そんな印象を持っています(主観です)。

例えばこんな曲はいかがでしょうか。



Time to Say Goodbyeという曲。ご存知の方も多いと思います。このAメロ部分だけ楽譜に起こしてみました。上記の映像では1分10秒あたりからです。



この曲は何と言ってもAメロ7小節目にある8度の跳躍です。その部分以外は結構なだらかで落ち着いた音程感なだけに、突然8度飛ぶインパクトの強さがこの作品を強く印象づけているように感じます。


8度のメロディは他にもいろいろあります。例えば、ディズニーの「ピノキオ」で使われている「星に願いを」。



メロディの最初いきなり8度です(0分25秒あたりから)。


「オズの魔法使い」で使われた「虹の彼方に」。



これも歌い出しが8度です。

このように8度音程は広々としていて澄んだ印象や決然とした強い意志のようなものを感じます(主観です)。


[6度]
僕は個人的にこの6度の跳躍が好きなようです。なんだかグッとくるメロディは6度が多いので、紹介します。



アイルランドの民謡「ロンドンデリーの歌」です。ほとんどの部分が2度の音程で作られているのに、一番盛り上がるところでいきなり6度上に飛ぶところが印象的です。以下の譜例はこの映像の1分3秒くらいからです。



このユーフォの方、素敵な音ですね。ユーフォって良いですね。




若い方はご存知ないかもしれませんが、さだまさしさんが歌われた「北の国から」という作品です。同名のテレビドラマが人気でした。

このメロディの歌い出しが6度です。






美空ひばりさんの名曲「川の流れのように」です。

本当に美しい曲だと思っていたら、この作品のサビに入る部分が6度なんですね(1分30秒あたり)。



6度の音程は、ちょっと切ないけど勇気をもって力強く響く音程のように感じます(しつこいようですが、主観です)。


[他の音程]
全部の音程について書いていると大変なので割愛しますが、例えば2度は音階を演奏しているときと同じなので、調性を感じやすいことが多く、安定感があります。ベートーヴェン作曲交響曲第9番、いわゆる「第九」のあの有名なメロディはほとんど2度でできていますね。そしてまさかの「カエルの合唱」も第九と同じ2度ばかり。

みなさんも好きなメロディやグッとくる音楽がどんな音程で作られているのかをぜひ調べてみてください。


《音程を感じた演奏を》
わたしたち吹奏楽やオーケストラなどを演奏している者は、ほとんどの場合「楽譜→演奏」の構図で音楽をしています。

ですので、楽譜に書かれている広い音程に対して、どうしても「跳躍」とか「インターバル」などと呼び、機械的、理論的な捉え方をしてしまいがちです。そのため、一生懸命コントロールをしたり、パワーで上の音に届かせようとしてしまいがちです。場合によっては「音、外しそう…」とかネガティブになったりもしますね。

しかし今回のように、まず音楽としてメロディを感じたとき、音程が広いからどうだこうだなどと理論的なことは考えておらず、もっとシンプルに「素敵なメロディだなあ」と「うた」としてまずは捉えています。

楽譜は、音楽を正確に記録した便利なツールですが、演奏者が楽譜を読むことに意識を支配されて、一番大切な「音楽」を見失ってしまうようには決してなりたくありません

そうならないためにも、楽器のコントロールの話よりも前に、その音楽を感じ、心豊かに歌ってみてください。気持ちよく歌えたら、それをそのまま楽器で歌ってみましょう。音がどのくらい飛ぶとか、外しそうとか、そういうことを凌駕した演奏になれるはずです。

ということで今回は「音程」について書きました。
次回は前回と今回でお話したピッチと音程の関係についてお話していきます。

それではまた来週!


【”note”版ラッパの吹き方へご登録ください】

note_logo_catch.jpg

先日「note」というサービスに登録しました。”note”では「ラッパの吹き方 Ver.2.0」と題しまして、今後出版予定の「トランペット ハイノート本」の原稿を掲載していく予定です。なぜそのようなことをするのか、今後どのように展開していくかは、”note”上で順次お伝えしております。今皆様にお願いしたいのは、”note”のユーザー登録です。登録をされた方にしかできないサービスが多いため、ぜひ今のうちにお願いしていただきたいと思っております。お手数ですがよろしければぜひフォローをお願いします!(ラッパの吹き方 Ver.2.0はこちら)



[ラッパの吹き方著者 荻原明のレッスンを受けませんか?]

PrestoBana.jpg

荻原が講師をしている音楽教室「プレスト音楽教室」です。現在、音大受験生から初心者の方まで幅広い年齢層のトランペット奏者およそ30名が定期会員として毎月レッスンを受けております。本格的に上達したい方も、趣味としてゆっくり楽しく吹きたい方も、それぞれのご希望に合わせたレッスンメニューをご用意しておりますのでご安心下さい。

奏法に関する分析力と、からだの使い方の知識の豊富さで、トランペットを演奏する上での疑問や悩みに対して的確な解決方法を導くことに定評がある荻原明のトランペットレッスン、まずは無料体験レッスンにお申し込みください!

プレスト音楽教室 トランペットクラスの紹介ページはこちら

オンラインで時間を気にせず楽々お申込み。プレスト音楽教室無料体験レッスン申込みフォームはこちらから



【「ラッパの吹き方」Facebook、Twitter bot 】

 
 ラッパの吹き方bot

 過去の記事を掘り出してまとめたり、ブログ更新情報やお知らせなどをしています!ぜひページフォローをお願い致します!

「ラッパの吹き方」Facebookページはこちら
※Facebookアカウントをお持ちでなくても閲覧は可能です。

また、Twitter「ラッパの吹き方 bot」では現在1,300ほどのツイートストックを1時間間隔で配信しております。本文のキーワードになる部分や記事タイトルをリンクとともに紹介しておりますので、ぜひご登録ください。

[Twitter ラッパの吹き方 bot]


[こちらは著者 荻原明の個人アカウントです]





【トランペット ウォームアップ本好評発売中!】



「ラッパの吹き方」著者、荻原明によるウォームアップ教本、Amazonにて好評発売中!(こちらをクリック!)

「トランペット ウォームアップ本」は単なる楽譜ではなく、なぜウォームアップをする必要があるのか、具体的に何をすべきかを6つのステップに分けてしっかりと解説しています。レベルに合わせた楽譜も掲載しているので、初心者からベテランの方まで無理なく進めることができます。
また、各ステップの間にはコラムやチェックポイントなどの読み物も充実し、多くのイラストとともに舌の正しい使い方や正しい呼吸についても解説。

この「ウォームアップ本」であなたはもっとトランペットが好きになるでしょう!

[初心者の方には基礎練習の教本として!]
マウスピースのセッティングや音の出し方など基礎中の基礎の解説もしっかり書かれているので、トランペットをはじめたばかりの方には、基礎練習の本としてもご利用いただけます。

荻原明 著
B5伴 63ページ
定価 2,000円+税
ISBN 978-4-86543-558-0



【「ラッパの吹き方」から生まれた「まるごとトランペットの本」好評発売中!増刷(第2刷)出来!】



当ブログ「ラッパの吹き方」をベースにした著書「まるごとトランペットの本」が青弓社より発売中です。
『トランペットの歴史や種類、選び方、メンテナンス、吹くときの姿勢といった基礎知識から、プロ奏者の著者ならではのウォームアップや練習方法、イメージの作り方、演奏のトラブルシューティング、楽譜の読み方までを多数の写真や楽譜を交えて大紹介!(表紙カバーより)』

全国各書店、大手楽器店、Amazon等インターネットでもお求め頂けます。

 >>Amazonのページはこちら

荻原 明 著
四六判 208ページ 並製
定価:1600円+税
ISBN978-4-7872-7359-8 C0073



「ラッパの吹き方」ブログに関するご意見ご感想、各種お問い合わせはこちらのメールフォームからお願い致します。

お返事はgmailにていたします。スマートフォン等の携帯端末へ返信をご希望される場合は、PCやgmailからの受信が可能な状態かご確認下さい。万が一返信できない場合はそのままになってしまいますのでご了承下さい。


JUGEMテーマ:吹奏楽




当ブログの写真・記事等の(全部、一部問わず)無断利用、ネット上(TwitterやFacebookなどのSNSを含む)などへの無断転載を禁止します。

at 06:24, 荻原明(おぎわらあきら), ピッチと音程

-, trackbacks(0), pookmark

trackback
url:http://trp-presto.jugem.jp/trackback/528