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空気の使い方 2


















みなさんこんにちは!
先週より「空気の使い方」について書いています。

前回は「空気はタダ(無料)なんだから、いくら使ってもいい(沢山使いなさいの比喩)」が、いつしか「トランペットは大量の空気を必要としている」解釈に変わってしまってはいないか?といった内容を書きました。

本来は軽い空気圧であってもアパチュアサイズや形状、そしてマウスピースや楽器の抵抗感とのバランスが整えば、唇は振動を自然に開始するわけですから、一生懸命力をふり絞って高圧な空気を送り出さないと音が出ない状況よりもずっと燃費が良くてスタミナも維持できます。

では、今回は具体的に効率よい呼吸はどうすればできるのか、解説していきます。


《呼吸は無意識》
みなさん、息してますか?止まってませんか?
止まってませんよね。生きてるんだから。

でも今、「息していますか?」と質問されるまで、呼吸について意識していなかったと思います。「ああ、呼吸してたね、そういえば。」程度ではありませんか?

呼吸というのはそれくらい無意識に行われているんです。

意識しなくても呼吸が繰り返されているのは、脳が直接呼吸を司る体のいくつかの部分に指令を出しているからで、そういった行為を不随意運動と言います。心臓とか腸もそうやって無意識に働いてくれています。

しかし、「では深呼吸しましょう」

と言われて深呼吸できますよね。今度は自分の意思で深呼吸をしました。これを随意運動と言います。
呼吸は不随意運動でも随意運動でも行うことができるユニークな運動です。

もちろんトランペットは意識的な呼吸のコントロールである随意運動で演奏をします。


《脳からの指令》
呼吸をするためには、何か特別な運動をする必要はないのです。
前回の記事で書いたように筋肉を使って口の中へと吸い込む「吸引」行為は通常の呼吸とは全く異なる方法ですから、これで演奏すると様々な問題が発生してしまいます。

「深呼吸しましょう」と言われて呼吸を開始したということは、これは脳からの指令で呼吸をコントロールしている様々な体のパーツが運動を開始した、と言えるわけですから、したがって、呼吸をするためには「頭の中で『呼吸をしよう』」と念じるしか方法がないということです。


《たくさん取り込むには》
では、空気を沢山体の中に取り込むためにはどうしたら良いか。

頭からの指令はきちんと出て、深呼吸をする運動を行っていても、その呼吸を邪魔している何かがあれば吸気が充分にできません。

その「邪魔している何か」が、腹筋に始まる上半身の筋肉です。
筋肉が緊張(筋肉が働いている状態、力を入れている状態)していれば内側から空気を取り込んで膨らもうとしてもそれを抑えつけてしまいます。入ろうとしているのに入らない状態です。風船を手で握りしめて膨らまそうとしているようなものです。

「脳はきちんと指令を出しているのに、それを自分が意識的に阻止してしまっている」ということであり、まさに自分で自分の首を絞めているのです。

ということで、深く効率的な呼吸をするためには

1.体に吸気を阻害する力が入っていない
2.「取り込もう(吸おう)」と念じる

ということになります。


空気を取り込む行為である「吸気」は、トランペットを吹く上でもまったく変わりません。

トランペットを演奏するためには特殊な技術が必要になる、と思っている方が多いのですが、どれも基本的なところは日常生活で行っている運動の一部分を集めた状態です。みなさんがこれまでに一度は必ずやったことがある(であろう)体のうごきや行為でできることばかりです。ぜひ特別な意識を持たないで自分の持っている「うごき」の引き出しの中から見つけてみてください。


それでは、次回も空気について書きます。
また来週!

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at 07:06, 荻原明(おぎわらあきら), 呼吸

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