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ピッチとチューニング 1


















みなさんこんにちは!

前回、ピッチやチューニングの話を「色」に例えて書きましたので、もう少し具体的なお話しをしようと思います。


《ピッチと音程》
最初に、誤解のないように簡単に説明します。

[ピッチ]
ピッチというのは周波数のことです。周波数とは1秒間に何回空気を振動させたかを数値化したもの。空気を揺らす回数が多ければ多いほど耳には「高い音」として認識されます。よくチューニングの時に「A=442Hz(ヘルツ)」という言葉や表記を見たことがあると思いますが、この場合は五線の中にある実音Aの音が442Hzである状態をひとつの基準として音を合わせる、という考え方です。
おおよそ、1秒間に空気振動を440回程度行えれば、Aあたりの音が発生するのです。

ですから、チューナーという機器は周波数測定器なのです。

[音程]
音程というのは「2つの音の距離」を指します。
音程はその距離感を「度」という単位で表します。例えば、「ド」と同じ「ド」の音は「1度」と呼び、「ド」の音とひとつ上の「レ」の音は「2度」と呼びます。「ド」とオクターブ上の「ド」は「8度」です。
ですから、「音程」は音が2つなければ測定できないものです。

よく「音程が悪い」と言いますが、具体的には2つの音のどちらかのピッチが悪いことによって起こる現象です。どちらの音がどのようにピッチが悪いのかによって、その音程の違和感も変わっていきますが、一般的に「音痴」と感じるのは音程に対して強く感じます。

これを覚えてもらった上で、先を読んでください。


《ピッチの調整》
みなさんはチューニングをする際、どのようにピッチを合わせていますか?
きっと多くの方がチューナーに登録した基準ピッチに対して自分の音が高い/低いを確認し、まずはチューニングスライドを抜き差ししているのではないか、と思います。

でもその方法をとっていて気付きませんか?いつも同じくらい抜いているのに、その日…いや、毎回出しているピッチが違っていること、ありませんか?
チューニングスライドを3cmも4cmも、ものすごい抜かないとチューニングのBbが合わない(というか、それでも不安定)とか。

気温によって楽器のピッチが変化する、というのは確かにあります。しかし、砂漠のど真ん中や吹雪の中で吹いているわけでもあるまいし、そこまで不安定になることは気温では考えられません。

チューニングスライドを抜き差ししてもピッチが合わないとき、特に合奏前開始直前のような時間に限られている場面やひとりずつ音を出して確認させられているチューニングの最中になると、焦ってどんな手段でもいいや、となり口周辺の力やプレスの強さ(特に押し付ける方向になる)などでその場しのぎのピッチ変化を行う人がいます。

これは、楽器のことを完全に無視した「自分の体に負担をかけて強引にピッチを調整している状態」と言えます。

この方法が本当は良くないのはみなさんおわかりだと思います。
では、どのようにすれば良いのでしょうか。


《なぜチューニングをするのかをまず考える》
ピッチを安定させなければ、と思いすぎるあまり思考の視野が狭くなっているのがまず合わせられない大きな原因です。
要するに「チューニングBb(オケならA)の音をチューナーで測定した時に±0になること」だけが目的になっている視野の狭さです。

もう一度、なぜチューニングをする必要があるのかを考えてください。
チューニングとは、


『演奏したときに奏者同士のピッチが合うための基準ピッチの確認』


これが目的です。チューニングBbの音をチューナーで測定したときに±0に「すること」が目的ではないのです。
ということは、


『自分自身が常に安定した音程で演奏できるようにする』


ことをまず目指すことが必要です。


《安定した音程で演奏するには》
自分自身の演奏が安定した音程になる、ということは、楽器から出てくるピッチのそれぞれが安定していることと言えます。
この「安定」は、極端なことを言えば、チューナーで測定した時に±0指し示し続けることではありません。
仮にずっと-10を指しているならば、音程としては安定して聴こえます。

ピアノの調律のように、あらかじめ全ての鍵盤(=音)のピッチを確実に安定させておくのとは違い、トランペットは、吹き方など様々な要因でピッチがいくらでも変化できてしまうのですから、自分自身が安定したピッチを演奏する術を持っている必要があるのです。

そのためには「音のツボ」に当て続けることが必要になります。


音のツボとは、それぞれの楽器が最大限の力を発揮するためのポイントです。
ツボに当たると、音の響きが非常に豊かになり、そしてピッチが安定します。

ある程度しっかりした作り方をしている楽器であれば、ほぼ全ての音のピッチは正しいはずなのです。
なぜなら、そういった楽器を作っていなければメーカーは倒産してしまうからです。

どんなに見た目がかっこよくても、高価な素材を使っていても、ピッチが悪い楽器を好んで購入する人はいないわけで、この一番重要でベーシックなところがクリアしていなければ誰も見向きもしなくなるのは当然ですよね。ですから、各楽器メーカーは研究を重ね、安定したピッチで演奏できるようにひとつひとつの楽器を綿密に作り上げています(そう信じています)。

ですから、正しいピッチを出せるポイントを我々演奏する側がしっかりと見極めて、当てることで「相対的に」安定したピッチで音が出せるのです。


「相対的」。これが音楽をする上では非常に大切なことです。

では相対的に安定したピッチとはどういったことなのか。次回のブログで書いていきます。もう少しおつきあいください。

それでは、また来週!

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at 06:06, 荻原明(おぎわらあきら), 本番・合奏練習

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