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ブレスをするのは悪いこと? 3


















みなさんこんにちは!

前々回から曲を演奏するときの具体的なブレスについて解説しています。今回もその続きです。


《実際の演奏におけるブレス》

[教本を演奏するときに注意したいこと]
テクニックを磨くための教本、例えばアーバンとかコープラッシュとか、同じようなパターン化されたメロディを演奏し続けていく教本はどうしても吹きっぱなしになってしまいます。このときに「間(ま)を空けちゃいけない!テンポがずれてはいけない!」と思うあまり、ブレスをおそろかにしてしまいがちです。
ブレスがおそろかになると、前回の記事でも書きましたが、様々なことに支障が出てしまいます。教本を吹いていると、普通の曲を吹いているときよりもキツい!と思う方が多いのは、これが原因かもしれません。

そんな方は、これを覚えておいてください。

「楽譜にはすべての情報が書かれているわけではない」

楽譜には、微妙な間(ま)や、テンポの揺れなどを細かく書く方法が非常にすくなく、それらすべてを書き記している楽譜は非常にすくないのです。いうならば、それは演奏者に委ねられているということで、演奏する人自身が「その楽譜を元に」どんな演奏を生み出してくれるのか、それを期待している面もある、ということです。
したがって、ブレスをどこでどうやってとるかも演奏者自身が楽譜を元に考え、そしてその楽譜がブレスも含めてひとつの美しい作品になるようにすべきなのです。

こう考えると、ブレスをできるだけとらないとか、バレないように必死に瞬間的に大急ぎで吸ったか吸ってないかよくわからないのどが「ヒッ!」っと鳴るようなことはしないと思うんです。ブレスも音楽のひとつである、と捉えて演奏してみてください。

ちなみに、単調なメロディを延々と演奏するような教本のメロディの場合、わざと2小節とか4小節おきにブレスをとるように設定し、常に同じ体の使い方を習得する目的で吹く場合もあります。その場合も同じく、必死な瞬間的「ヒッ!」にならないように注意しましょう。ある程度時間をかけても良いのです。


[メトロノームを使っている時]
じゃあ、メトロノームを使って吹いている時はどうすれば?という疑問が浮かんだ方は、きっとメロディを演奏している時や、ある程度長いメロディの範囲を吹く時にメトロノームを使っているいのでしょう。
そもそも、あの機械的なカチカチサウンドに自分が従って演奏していく筋合いなんてないと思いませんか?メトロノーム様じゃないのです。あれはただの「テンポを知るための道具」なだけであって、偉くもなんともありません。
ですから、音楽的な演奏をする時に、メトロノームを用いること自体、すべきではないのです。

メトロノームは、短い範囲でのフィンガリング練習や難しいリズムを克服する時に使ったり、演奏前に数回カチカチ鳴らしてその作品のおおよそのテンポを苦労せず知るために使うものです。ですから、ブレスをしなければならないほど長いフレーズをメトロノームに合わせて吹く、というのは良い練習にはなりません。

(話がそれてしまって申し訳ないのですが、)「一定のテンポをキープして吹きたいから、一定のテンポをキープして鳴ってくれてるメトロノームを使う」のは安直すぎです。
一定のテンポをキープできない理由は「テンポがキープできないから」ではなく、もっと違うところや深いところに原因があるのです。ちなみに、チューナーもまったく同じ。ピッチが悪いからチューナーを使う、これだけでは解決にはなりません。余談でした。


[休符が規則性を持って連発するとき]
伴奏系を演奏しているときに多い「同じパターンのリズム」。マーチやワルツなどに多い規則性のある伴奏リズムに休符が必ず入っている場合、その休符すべてでブレスを(つい)してしまう場合がいます。「休符=息を吸う場所」とか「ブレスに対する不安」を持っているとついやってしまうのですが、これは例えるならマラソンで10mおきにある給水所でいちいち水を飲むようなもので、逆効果になる場合があります。
なぜなら、息を吸い過ぎることもブレスコントロールを難しくしてしまうひとつの原因になってしまうからなんです。まだ残っているのに空気を取り込もうとすると、呼吸の正しいリズムが損なわれてしまいやすいのです。
こうならないためにはフレーズを重視してブレスは4小節に一度するなど、規則性のあるブレスにしたほうが良いと思います。休符があってもいちいち取り込もうとしない、ということです。
フレーズを重視したブレスに関しては次で説明します。


[伴奏形のブレス]
伴奏形は、同じリズムやずっと伸ばしているなど、一目見るとシンプルな楽譜になっている場合が多いです。ブレスに限らず、こういったパートを担当するとき、単に楽譜を左から右へ流し読みならぬ流し吹きをしてしまうと、作られる作品の面白味も半減してしまいます。
そうならないためにはその伴奏をしているときのメロディや完成形を知ることから始まります。どんなメロディが流れているのかを把握すれば、その音楽に合わせてブレスをとることができます。時にはメロディと同じタイミングでブレスをとることが美しく聴こえるかもしれませんし、メロディを自由に演奏させてあげるために規則正しい箇所でのブレスをとることが効果的な場合もあるでしょう。
それらがどうすればいいのかは完成系を知らなければできないと思いますから、合奏の時に自分のことばかり夢中になるのではなく、周りの音もしっかり聴き、演奏する作品のスコアを読みましょう。参考音源を聴くのも良いと思います。


[ハモりパート(2nd以下)を演奏するとき]
これも伴奏系を担当するときと同じで、メロディ(主旋律)がどんななのかを知ることから始まります。多くの場合は、メロディと同じタイミングでブレスをすることになると思いますから、2nd以下を担当している場合でも、1st(主旋律)を吹けるようになることをおすすめします。主旋律をどう演奏するか理解できれば、同じように自分の担当パートも演奏すればいいのです。
また、1stと違う箇所でブレスをすることで効果的な場合もあります(動きが全然違ったり、1stが音をのばしている間に和声が変化するときなど)。やはりこれも完成系を知る必要があるので、スコアや他のパート譜を見ておきましょう。


ということでいくつか出してみましたが、長くなりそうなので続きは来週にします。
引き続きご覧いただければ幸いです。

それではまた来週!


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at 06:35, 荻原明(おぎわらあきら), 呼吸

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