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ブレスをするのは悪いこと? 2


















みなさんこんにちは!

先週より「ブレスをすること」について書いています。

前回の記事では、ブレスを取ることで音楽がより人間らしく生きた演奏になる、ということを書きました。

管楽器を演奏している人の中には、「いかにブレスをしないで演奏するか」「いかにブレスをバレないようにするか」という意識を(無意識に)持ってしまっているのも事実で、特に管楽器の集合体である吹奏楽や金管バンドなどでは、ブレスをしているところがわからないように演奏する、なんてことを目指す場合もあります。僕がまさにそうでした。
一部のことなのかもしれませんが、いったいなぜそのような風潮が生まれたのでしょうか。


《音符が音楽だと思ってしまう》
「音楽は音を出しているから音楽だ」と考えてしまうのが一番の原因だと考えます。

先週の記事では「間(ま)」を例に出して音の出ていない時間の大切さについて書きましたが、他にも人間には「安らぎ」「休息」「憩い」「睡眠」「停止」が必要で、それらが感じられないものを「機械的」とか「人間味がない」と言います。
機械的なものは「心」を感じられず、表現をして何かを伝える芸術には不向きな場合がとても多いのです。

もちろん、音楽は音を発し、それを並べることでひとつの作品を作り上げます。
しかし、単なる塗りつぶしや、隙間がまったくないもの、永遠に止まらない(かもしれない)音というのは息苦しく、不安やストレスを感じます。世の中に存在している芸術作品で、そういったものは(特殊なものを除いて)皆無です。

よって、音楽は音を出すことだけでは成立せず、音のない時間があるからこそ、音楽は素晴らしいものになるのです。影があるから光の存在がありがたいと感じるのと同じです(ミスチルの曲にそんな歌詞がありましたね。降りそそぐ日差しがあって〜だからこそ日陰もあって〜…)。


《伝える側の問題かも》
結局、休符や間(ま)といったものが音楽にどれだけ大切で必要なのかを伝えている人が少ないのではないか、と思うのです。
美しい音色、ミスをしない、ピッチピッチ音程音程ハーモニー。そんな話ばかりなら、ブレスや休符に目を向ける奏者が少なくなるのは当たり前です。結局、伝える側の問題なのかもしれません。


《ブレスを堂々ととる》
ブレスがおかしいと感じられてしまう一番の原因は、

「できることならしたくないのに!と心で思い、ブレスをするから」

だと思います。
本来音楽に必要なブレスの存在を否定的に受け止め、慌てたりコソコソとろうとするものだから、見ていて(聴いていて)演奏が変に感じてしまうのです。
呼吸をしている人をおかしい!と思う人はいません。むしろブレスをとっていない人のほうが違和感のかたまりだということは先ほど書いた通りです。


《ブレスはなくなる前にとる》
使える息が全部なくなったら補給する、というパターンがクセになっている人もとても多いです。
息が完全になくなってからではブレスは遅いのです。そうならないためには、あらかじめブレスをするところを理解しておく必要があります。ブレス箇所が決まっていれば、そこまで余裕で到達できる分の息をあらかじめ取り込むことができます。

言い換えれば、同じメロディを演奏してブレスする場所がいつも違う方は、そのフレーズを理解していないか(心の中に持っていないか/自分のものにできていないか)、息を単なる「演奏するための燃料」でしか思っていないからではないか、と思います。


《ブレスが安定すると解決できることが増える》
ブレスをできるだけとらないようにしようとか、慌てて(バレないように?)とろうとすることで、体は一気に硬直します。硬直すると本来の呼吸の運動が妨げられ、ほとんど入らなくなります。
ブレスを(形式的にだけ)とった結果、すぐに息が足りなくなり、どんどんブレス回数が増え、間隔が狭くなっていきます。

息が足りないということは、ブレスコントロールがきかなくなるのですから、演奏に様々な支障が出ますね。息が足りないのに何とか演奏を続けようとした結果、本来は必要のない筋肉に手を出してしまいます。
その結果、音色が悪化して、音をはずしやすくなり、ピッチはあがり、そしてバテが急速に訪れます。

長いフレーズを吹いていてバテやすい方の多くは、ブレスが原因である可能性が十分にあります。

逆に言えば、安定したブレスを続けられるようになれば、上記のことが改善する可能性も十分にある、ということです。ブレス、あなどれません。


ということで、今回はブレスが音楽にとって必要なことなのだから、それも音楽に組み込んで堂々ととったほうがいい、ということを書きました。

音楽がより自然なものになるように意識して、音の出ていないところも音楽の大切な要素であると感じ、ブレスを組み込んだ演奏を目指してください。

次週は実際の演奏でどのようにブレスをとらえるか、について書いてみたいと思います。
それでは、また来週!


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at 09:09, 荻原明(おぎわらあきら), 呼吸

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