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ミスを活用する(前編)




















みなさん、最近トランペットを吹いていてミスしましたか?

きっとしましたよね。ね。


自分でも気づかない程度の軽いミスかもしれないし、結構な勢いで変な音出してしまったり、もしかすると本番でやらかしてしまった、なんて方もいるかもしれません。

ではみなさんはミスをした時、どんな反応をしてますか?思い出して下さい。

きっと「ヤバい!ミスった!」といった焦りが出てくることでしょう。
もちろん時と場合、事の重大さにもよると思いますが、少なくとも「やったー!ミスった!ねえねえ今のミス聴いた?」と喜ぶ人はいませんよね。

ということは「ミス=悪いこと」という意識があるからでしょう。

当たり前と言えば当たり前です。


《なぜ「ミス=悪い」のか》
ではなぜ「ミス=悪いこと」と感じるのか、もう少し掘り下げて考えてみましょう。


[作品(音楽)に対して]
作曲家に対して、もあるでしょうが、どちらかと言えばその場にいる奏者、聴衆をがっかりさせてしまった罪悪感のほうが強いかもしれません。本当は「自分はこの作品を(この場面を)こう演奏したい!」という理想が、ミスをしたことによって崩れてしまった、という罪悪感。曲の完成度を下げてしまってごめんなさい、という気持ち。

[共演者に対して]
コンクールが一番強く感じると思いますが、自分のミスのせいで団体への評価が下がってしまう(かもしれない)という恐れ。責任が自分になることへの恐怖感。

[自分に対して]
ミスをしない人に比べて「劣っている」と思い込んでしまったり、ミスをしたことを指摘されることへの恥ずかしさ、劣等感、周りの目の恐怖。


こういったことが主な原因になっているのではないかと思うのです。
どれを取ってもネガティブな発想から生まれてきています。


《成功するためにはミスという材料が必要》
しかし、世の中には「失敗は成功のもと」という言葉があります。
それどころか、芸術関係に留まらず、アスリートや職人さん、研究者などの多くの人が「失敗があったこそ、今の自分がいる」なんてこと、よく言っていますよね。

成功をしたから、ぞれぞれの世界でトップクラスへ登ったのではないのか?失敗をしたら成功者にはなれないのでは?と思ってしまいがちです。この人たちはウソを言っているのでしょうか。

ウソではないと思います。きっと「失敗している場所や時間」がポイントになっているのだと思われます。


音楽以外ではスポーツ選手が一番多いかもしれませんが、主に失敗しているところは「練習時」なんです。

本番に向けての練習では、基本的に評価が発生しません。ですから、練習時の失敗の積み重ねが成長を促し、そして本番で成功を導きだしている、ということです。

練習の時は失敗しても構わないのです。


しかし、もうひとつ疑問が生まれます。

「でも、誰でもみんな同じように失敗しているのだとしたら、トップクラスに登れる人とそうでない人とでは、練習時にどこで差ができてしまったのか」


《失敗を振り返る》
それは、失敗をした直後なんです。
では、失敗をした直後の異なる2パターンを挙げてみましょう。みなさんはどちらのタイプでしょうか。


[ケース1:ミスを活用できない人]
「ヤベッ!ミスした!」と瞬時に焦り、失敗したことをうやむやにしようとしたり(ごまかしてしまったり)、単純に恥ずかしいことをしたと逃避したり、気にしすぎて落ち込んでしまうような受け止め方をする人は、ミスを活用できていません。
それは、先程書いたように、「失敗=ネガティブ」な発想を練習時にも持ち込んでしまうところに問題があります。
このパターンの方は、そうでない人に比べるとどうしても成長が遅くなってしまい(後述します)、できないことがなかなか解決しないのでとにかく「ミスしないようにミスしないように!」と念じるばかりで結局同じところでミスをしてしまい、結果的に同じところを何度も何度も繰り返し吹き続けるという「習慣」が身に付いてしまいます。
時間をかけているので、たくさん吹いた充実感だけはありますが、繰り返す習慣が身に付いてしまうと、「今それをどうやって吹いているのか」理論的にはわからず、結局成功するかどうががいつも「賭け」になってしまいます。
なので、本番でもその「賭け」が緊張につながりやすいですし、ミスする可能性も高くなります。
なお、ミスに気づかない人、気にしていない人もこちらのタイプに含まれます。


[ケース2:ミスを活用する人]
活用できる人は、ミスがなぜ起こったのか即座に分析をします。
例えるならば、最近タクシーなどに搭載されている「ドライブレコーダー」が頭の中に入っているようなもので、どのように失敗したのか、なぜ失敗したのかを分析、検証します。そうすることで、次に同じ部分を演奏しようとした時にどう気をつけていけば良いのかを理解した上で再度演奏するので、ミスの回数は劇的に少なくなる=繰り返し練習をしなくて済むようになるのです。
理論的に理解しているので、他の部分でも応用が利きますから成長も早いです。


いかがでしょうか。経験や知識も必要なので、ひとりで練習している時にケース2になれる方はそう多くないと思うのですが、しかしどんな人でもケース2の状態になれる時があります。それは、レッスンや合奏練習の時です。
レッスンや合奏では、指導してくれる人がいるので、自分では気づかなかったとしても、その人たちからの指摘があるのですから、成長できる要素が多いですよね。

ということは、レッスンや合奏の時にもしミスをしてしまって、「ヤバい!怒られる!」とか「(とにかく)間違えないようにしなきゃ」と萎縮して演奏してしまうことが非常にもったいないというのがわかると思います。

個人練習もパート練習もレッスンも合奏練習もすべては本番でバッチリ吹くための「練習時間」であることに変わりはありません。ですから、まずは自分がどう演奏したいのかを具体的にイメージし、それに向かってどんどん吹きましょう。
その時にきっとミスしたり、できなかったりとイメージ通りにならないことが沢山出てくると思うのですが、そこで「ヤベッ!」と焦る必要はありません。無難な演奏でごまかしてしまうのも成長しないのでNGです。


ということで今回は「ミスした瞬間、それをどう捉えるか」について書いてみました。
ミスはして良いんです。おおいにしてください(練習時)。
ただし、ミスした直後、どう考えるか、どう捉えるかでその先が大きく変わる、ということを覚えておいてくださいね。

次回は、ミスした瞬間の考え方、ミスを成長材料にするための方法について書いてみようと思いますので、引き続きお読みくださいませ。

それでは、また来週!



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at 08:33, 荻原明(おぎわらあきら), バテ・不調・緊張・ミス

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