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アンブシュアを直すべきか 2


















みなさんこんにちは!
先週からの続きにいきます。こちらのご質問について回答しています。

========================================
アンブシュアをなおしたいと考えているのですが、アンブシュアを変えてきちんと吹けない期間が出来てしまうのが怖いです。そこで質問なのですが、アンブシュアを変えた場合どのくらいの期間で新しいアンブシュアに慣れることが出来るでしょうか。
========================================


先週とにかく伝えたかったことは

「アンブシュアは直さない!」

ということでした。直接的に直すのではなく、その人にとっての「良いアンブシュア」に徐々に変化していくように(悪影響を与えている状態を少しずつ緩和していくように)、様々な面からアプローチしていく、ということが大切です。
時間がかかってしまうかもしれませんが、「なんだか前よりも吹きやすくなった(コントロールしやすくなった/音が良くなった/バテにくくなった)なあ」と感じられる瞬間瞬間を期待し、練習を続けてほしいと思っています。


《アンブシュアは製品の出荷口》
僕はレッスンの時に、楽器を吹くための様々な体の部分は、役割がそれぞれ違う、ということをイメージしやすいように「工場」を例えとして伝えることがあります。
具体的に言うと、

 ■頭(脳)→設計図、完成図
 ■肺(取り入れた空気)→原料、材料(の調達、貯蔵庫)
 ■空気をコントロールしている腹筋(みぞおち等)→これから作り出す製品に合わせた原料を生成するところ
 ■喉→ただの通路
 ■舌などの口の中と顎→製造所、組み立て、製品の完成
 ■アンブシュアと唇、その周辺→完成品の出荷口

こんな感じで役割が異なっていると伝えています。
今回はアンブシュアの話なので、その点に絞って話を進めますと、アンブシュアというのは「完成した製品を(ダンボールにつめて)出荷する出口」であり、大切なポイントが2点あります。

「この場所を通過する時には、すでに製品が完成している」
「様々な製品がスムーズに出荷できる出口でなければならない→ダンボールや製品が潰れたり、こぼれたりしてしまう」

トランペットの演奏に言葉を変えると、

「アンブシュアの部分であれこれサウンドを作ったり、そもそも音をコントロールする場所ではない」

ということです。どんな音が「出荷される=トランペットの音として聴く人の耳に届ける」のか、それはすでに舌の使い方や顎など、口の中ですでに完成されており、もっと辿っていけば、その製品を作るための原材料をどう取り入れたのか、更には、それを(質の良いものとして)精製されていたかによってすでに決まっているのです。

確かに、アンブシュアは振動している唇がある部分ですから、最終的に音を作り出す部分ではあります。しかし言い換えれば「振動して音に変換しているだけの部分」なのです。ここまできて(出荷直前になって)あれこれいじるのは良くないですよ、ということ。アンブシュアは、すでに完成された商品を自信を持って出荷する(聴く人に届ける)場所であって欲しいと思います。

ハイノートを吹く時に、マウスピースをグイグイ押し付けてしまったり(過剰なプレス)、大きな音を出そうとした時に口周辺に力を込めてしまったり、音の高さを変化させる時に口周辺をグニグニ動かしてしまう、こういった行為をすることは質を悪くするだけだ(せっかく良くできた製品を壊したり、ダンボールを潰してしまう)、ということを覚えて、極力やらない意識を持つ事が大切です(しつこいようですがアンブシュアは製品を出荷するところです)。
しかし、合奏や曲を吹いている時というのは、どうしても「音楽」に頭が支配されてしまいますから、ついついクセが出てしまいやすいものです。ですから、これらアンブシュアに負担をかけないように心がけるために、曲練習をする前の個人練習(ウォームアップ)の時に意識的に練習すると良いのではないかと思います。言い換えれば、合奏で音楽作りをしているのに、奏法のことを考えているようでは、音楽は完成しませんから、「音楽」と「奏法」を練習する時間をしっかり切り替えられるようにしましょう。

では、アンブシュアは動かさないほうがいいのか、と思ってしまうかもしれませんが、それは違います。
「アンブシュアを動かさないように、動かさないように…」と念じていると、「動かさない」ということが結果的に「力を入れて固定する」になりがちですから、逆効果です。

これまでも書いてきた通り、演奏している時には舌や顎、体の様々な部分が「柔軟な筋肉」によって動いています。ですから、アンブシュアも固定されているのではなく、舌や顎がうごけば口周辺はそのぶんだけ伸び縮みする「フレキシブルな状態」が良い状態です。
常に柔軟な筋肉でいられるよう、心がけて下さい。

ということで今回はここまで。
来週も引き続きアンブシュアについて書いていきます。

また来週!

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at 06:06, 荻原明(おぎわらあきら), アンブシュア

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