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<< 練習量と練習の質 | main | 【予告】吹奏楽コンクール課題曲トランペットパート解説2014のお知らせ >>


楽器を構えると疲れてしまう


















みなさんこんにちは!

今回もこちらの記事に頂いたコメントのお返事をしたいと思います。

その前に告知をさせて下さい。昨年初めて行って好評を頂いた「吹奏楽コンクール課題曲 トランペットパート解説」を今年も行います!詳細は後日こちらのブログにてお伝え致しますが、予定としては4月から開始致します。コンクール課題曲を演奏する方はもちろんのこと、具体的に楽曲を演奏する際に必要なテクニック、それらの練習方法についても触れていきますので、ぜひご覧下さい!
 吹奏楽コンクール課題曲2014


当ブログでは随時ご意見ご質問受付中です。練習していて疑問に思ったこと、記事の中でわかりにくい内容など、何でも構いません。こちらの記事のみコメントができる状態になっておりますので、ご自由にお書き下さい。お返事は必ず致します。なお、コメントは公開されてしまうのでちょっと、と思う方はこちらのメールフォームからも受け付けておりますのでどうぞご利用下さい(記事として質問内容を公開する可能性がございます。予めご了承下さい)。

今回のご質問はこちらです。

========================================
姿勢について、どう頑張っても、楽器を持ち上げると肩が上がってしまいます。先輩にそんなに上がっていたらすぐに疲れてしまうといわれたのですが、下げようとすると楽器も下がってしまいます。私自身、すぐ疲れてしまうのでなおしたいのですが、どうしたらいいでしょうか。
(抜粋:一部修正)
========================================


姿勢、というよりも楽器を持つと肩に力が入ってしまう、というお悩みです。
実際に吹いているところを見ていないので正確なアドバイスができませんが、可能性のあるいくつかについて書いてみようと思います。トランペットを吹いた後、肩や体が疲れている方は自分が関係していることがないか確認してみて下さい。

《呼吸からの力み》
呼吸をする、という行為は人間にとって必要不可欠な行為です。往々にして生きるために必要なことというのは「苦痛にならない」行為である、と考えられます。ですから、呼吸というものは辛く苦しい行為ではない、ということですが、しかしながらトランペットを吹くために呼吸をすると、途端に苦しさ、辛さを感じてしまう方が少なくありません。結論から言えば、呼吸が辛いと感じるのであれば、それは正しい呼吸をしてないということです。正しい呼吸ではないので、体に負担がかかってしまい、疲れたり、良い結果を得られなかったりするのです。
呼吸がうまく行かないと、方や体に無駄な負担をかけて息を吸ったり吐いたりしてしまいます。その結果、首や肩にも力が入り、トランペットを吹いている時だけ姿勢がおかしなことになっている、ということです。

呼吸については過去の記事としてまとめていますので、ぜひこちらから読んでみて下さい。


《アンブシュアからの力み》
トランペットから音を出すには、口周辺に力を込めて(引っ張って)唇を振動させることで音になる。と思っていませんか?トランペットは自分の筋力のみで唇を振動させたものを楽器に接続して発音するのではありません。マウスピースや楽器へ息を流した時に発生する抵抗感が唇の振動を発生させているのです。
口周辺に無理な力をかけてしまうと、首から肩、胸など、どんどん力みが全身に伝わってきてしまい、その結果楽器の持ち方が大変な状態になってしまっている可能性があります。
筋肉は影響し合うので、どんどんと体全体が固くなってしまいがち、ということを覚えておいて下さい。


《楽器の持ち方の問題》
コメントには「すぐに疲れてしまう」という表現から、先程書いたような「無理な力をかけている」という可能性と、もうひとつ「筋力が弱い」という可能性があります。こちらのコメントを書いて下さった方は現在中1の女性(名前から推測)なので、もしかすると、少し小柄で力が弱いのかな?とも思われます。その場合は多少乱暴な言い方になってしまいますが、慣れて下さい、とか、少し筋トレしてみましょう。というアドバイスになってしまいます。しかし、他にも可能性はあります。それが「楽器の持ち方」がどうか、という点です。

トランペットというのは、家電製品やスポーツ用品のように「持ちやすさ」「使いやすさ」を追求したものではありません。あくまでも「良い音が出せるか」「正しい演奏コントロールができるか」を最優先で作っており、なんとか持てるように形を整えているものなのです。構造上しかたがないです。ですから、トランペットに関して言えば、ベルが重いんですね、どうしても。そして自立しません。机に立たせたらとても不安定ですよね。ですから、そもそも持ち方が難しいのです。
言い換えれば「持ち方を研究するのも奏者の使命」だと思って下さい。少し大げさかもしれませんが、自分の手、筋力でもできるだけ長時間負担を少なくして持ち続けられ、しかもピストンを押してもブレない持ち方とは。という課題を持って研究して欲しいんです。
どこまで参考になるかわかりませんが、僕の持ち方、一番良いのではないか、と思われる持ち方も記事にしてありますのでぜひ読んでみて下さい。


《楽器の構え方》
いろいろと学校や指導する人、ジャンルなどでも言うことがわかれるのですが、トランペット(マウスピースのリム部分)を口に持ってくる方法はとても簡単でシンプルなほうが良いと考えています。脇を開けて肘を横に、、、なんて言う人がまだいるかもしれませんが(マーチングは別)、できるだけ負担なく構えればそれで良いのです。余計なことはしない。
したがって、トランペットをしっかり両手で握って、肘だけ曲げてみて下さい。個人差は多少あるにせよ、それだけでマウスピースは唇に接近しますよね。それで十分です。あとは力をできるだけ込めないようにして微調整して下さい。


《アンブシュアの可能性》
コメントでひとつ気になったのが「楽器が下がる」という表現です。楽器が下がるのは、重いから、という理由だけなのかもしれませんが、この文章からの推測になってしまいますが、結果として、演奏中に楽器が下がったまま吹いている時間が少なからずある、ということですよね。
考えられるのは2つ。ふさわしくない角度で吹いてしまっている、という可能性。もうひとつは「その下がった状態のところが正しい角度」ということです。

トランペットの構える角度は、その人の噛み合わせによって決まります。噛んだ時に上の前歯が下の前歯に被さる方(日本人に一番多い)は、ベルが少し下がり気味になります。噛んだ時にどちらにも被らない方はまっすぐ。下の前歯が上に被さる方はベルが上がり気味になります。なぜそうなるか、横から見れば一目瞭然です。
ただし、ひとつ注意してほしいことがあります。それは「支点は上唇である」という点です。下唇に負担をかけずに(フリーにして)おくことがトランペットを吹く上ではとても大切なことなので、どういった状態でも上唇にまず支え(マウスピースが当たっている状態)を作ってから下唇にも同じくらいのプレスをしてあげられることが良い音を出すためにも、良いコントロールをする上でも必要なことです。したがって、ベルが下がりすぎる、すなわち下唇が支点になっている状態で絶対に避けて下さい。ダブルアンブシュアになってしまいます。
体の小さい小学生がトランペットを持つとどうしてもこの結果になってしまうので、コルネットを推奨しているところが多い、というも理解できますね。
「ベルはまっすぐ向けなさい」という指導をしている先生、それは間違ってます!もしコメントして下さった方がその指導の下で悩んでしまっているようだったら、ベルは下がってても上がってても良い(歯並びが決めることで他人にとやかく言われることではない)、ということを知って下さい。


さて、いろいろと原因を考えてみましたが、該当するものがあったでしょうか。
他の可能性がないとも言えませんが、まずはこれらを検証してみて下さい。

それでは、また来週!

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at 10:59, 荻原明(おぎわらあきら), 構え方・操作

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