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吹奏楽コンクール課題曲2013トランペット解説【2.祝典行進曲「ライジング・サン」/白岩優拓】その1





















>> 課題曲解説についての進め方や曲を吹く前など個人練習でしておきたいことをまとめた記事【はじめに/最初にすべきこと】をお読みでない方はこちらからどうぞ。



みなさんこんにちは!
5月より書いてきました「吹奏楽コンクール課題曲トランペット解説」、やっと最後の曲に入りました。最後は「課題曲2.祝典行進曲『ライジング・サン』」です。

そろそろコンクールも近くなってきましたので、今回はこの作品についてだけでなく、合奏練習の時に覚えておくと便利なこともできるだけ織り交ぜていこうかと思います。
それでは、早速始めますね。


《行進曲の演奏》
この課題曲2や先日解説をした課題曲4など「行進曲(マーチ)」を演奏する時に大切なことって何でしょうか。
楽譜に書いてあることを正確に表現する、作者のイメージ、奏者のイメージを演奏に反映し、聴く人に伝えるように心がけるなどそういったことももちろん大切ではありますが、それらはどんな作品についても当てはまります。

行進曲というのは本来「歩くための曲」であるということ。これを意識しなければなりません。それが例え課題曲のようないわゆる「コンサートマーチ」であっても同じです。
歩く人が音楽を聴くことによって、より前へ前へを進もうとする(進まざるを得ない)音楽であることが、行進曲というジャンルの作品を表現するためには大切である、と思います。

そのために必要なことは、奏者全員がとても前向きな音楽のベクトル、音符ひとつひとつのベクトルを非常に前向きに感じていることです。

「ベクトル」というのは数学や物理などで出てくる言葉ですが、転じて「方向性を持つ力。物事の向かう方向と勢い」という意味でも使うことがあります。簡単に言えば「→」「←」これです。
この「ベクトル」が弱いと音楽が前向きにならず「行進曲らしさ」を失ってしまいます。

ではどうすればいいのか、と言う方法を文章で表すのはとても難しいのですが、「今出している音符(フレーズ)が次の音符(フレーズ)へ吸い寄せられる意識」があると良いかな、と思います。これを表現するためには「ブレスコントロール(中でも「息のタンギング」)」をマスターできることが近道です。「息のタンギング」については過去の記事「タンギング5(息のタンギング練習)」をお読み下さい。

ただ、実際の演奏方法よりも気持ちの面が大切で、例えば皆さん休日にディズニーランドや買い物、デートなどワクワクするイベントに向かっている時を想像してみて下さい。最寄駅に着くと、いますぐにでも目的地に到着したい、早く会いたいと感じることでしょう。その時、足の動きがもどかしく感じることはありませんか?あの衝動を抑えきれない感覚は気持ちのベクトルが前へ向かっている状態です。

行進曲を演奏する時、そんなイメージを持っていられると作品が活きてくるのではないかと思います。

ただし、先程も言ったようにその意識が強すぎて雑になってしまうことはNGです。そして音楽には「テンポ」という制約がありますからそれを無視してグングン進んでしまうのは単なる「走った演奏」です。
あくまでも丁寧に、美しいサウンドで一緒に演奏する仲間たちとのアンサンブルを楽しみつつ、前へ歩んでいくように心がけましょう。

参考記事「ベクトル

ベクトルを一番強くコントロールできるのは「低音楽器」と「打楽器」です。この人たちが「前へ強く向かうベクトル」を演奏で表現してもらえると、トランペットとしてはとても楽に吹けるんですよね。。。


《不自然に感じるのは自分だけ?》
この作品を実際吹いて感じたことは、率直に言うと「吹きにくい」でした。
メロディを吹いていて「次はこの音へ向かうんだろうな」というイメージをことごとく裏切られてしまう感覚を持つのは自分だけでしょうか。

かと言って音の並びを変えてしまうわけにもいきませんから、何とか不自然にならずに美しいフレーズを表現したいものです。

そのために必要なことは「ソルフェージュする力」です。具体的に言えば「メロディを(楽器でなく)歌うことができる」とか「リズムを正しく表現する」といった総合的な音楽の基礎力のことで、これらはトランペットを吹いているだけではなかなかできるようにならないものなんです。
幼い頃からピアノなどを習ってきた人は自然とソルフェージュ能力が高い場合が多いのですが、僕自身も「中学生の時にトランペットを始めた=音楽を始めた」人間なので、これらの基礎力が全然備わってない状態で中学生の頃は楽譜を必死に読んでいました。なので、例えば自分の知らない曲がすぐ吹けなかったり、複雑なリズムは何度練習しても正しく演奏できないことが多々ありました。

この曲に限ったことではありませんが、トランペットを吹くこと=練習と考えるだけでなく、声に出して(美しく丁寧に)歌える能力、ピアノで自分のパート譜を弾く能力、楽譜に書かれている文字やどんなに複雑なリズムでも難なく読める能力などを持つための努力をすることは、結果としてトランペットのレベルアップに非常に有効なんです。時間がかかるし遠回りに思うかもしれませんが、ぜひできる範囲で構わないので取り組んでみて下さい。

参考記事
カテゴリ「楽譜の基礎知識
オーケストラのパート譜 5(実践その3)
楽語1
楽語2


《アンサンブルをする、ということ》
この作品は、「トランペットパートがむき出しになる箇所」と「木管楽器との調和を求められる箇所」の大きく2つに分けられます。吹奏楽の魅力のひとつである「金管楽器の重厚なアンサンブル」というのは冒頭のファンファーレ以外では出てこないんですね。
ですので、作品としては終始「吹奏楽」をしている(管楽器の大アンサンブルをしている)というサウンドに代わり映えのないオーケストレーション(メリハリのない演奏)という印象を与えてしまいかねません。
ですがこれも楽譜を書き変えるわけにはいきませんから、逆転の発想で「どんな楽器同士の組み合わせであっても美しいアンサンブルを聴かせられるか」を追求していくこと、そしてトランペットパートがむき出しになる箇所は「他の奏者(パート)よりも目立つ演奏」のテクニックを身につけることが大切です。

様々な楽器と調和のとれたアンサンブルをしようと思った時、多くの人(団体)はピッチの安定以外に「音色を似せよう」とか「トランペットがあまり前に出ないようにしよう」という姿勢になっています。しかし吹奏楽としてはそれは良い傾向とは言えず、むしろ逆に「トランペットの存在も(他の楽器の音をしっかり聴きつつ)主張する」ことが必要なんです。

同属楽器のアンサンブルとは違い、発音の違う沢山の楽器が一斉に演奏する場合はそれぞれの特徴あるサウンドがブレンドされることが面白いのであって、特徴を消してひとつの音を作ろうという考え=ブレンドされたサウンドと考えるのは違います。

ですから、トランペットはトランペットらしいサウンドを常に出していくことを忘れないように心がけて下さい。

参考記事として「トランペットの音色」に関した記事をいくつかまとめて読めるリンクを貼っておきます。

また、トランペットを他の楽器よりも目立つように吹く方法などを書いた記事「他の奏者より目立つ演奏」http://trp-presto.jugem.jp/?eid=54も合わせて読んでみて下さい。
曲の中でどこをどう演奏すれば効果的なのかについては、次回の記事で詳しく書いていきます。


ということで今回は課題曲2の解説というよりも、どんな作品を演奏する上でも大切なことをメインに書いてみました。
次回は曲の流れに沿って書いていきますので引き続きお読み下さい。

ブログを読んでもいまいち理解できない、もっと詳しく実際の演奏で学んでみたいという方はぜひ僕が講師をしている「プレスト音楽教室」までいらして下さい。
特設の「吹奏楽クラス」というのがあって、入会金など不要の1回から受講できる講座があります。お一人でもトランペットパート全員でもレッスンができますので、特にこの作品はパートみなさんでレッスンができるととても良い結果を得られるのではないかと思います。

詳しくは「プレスト音楽教室オフィシャルサイト」をご覧下さい。

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プレスト音楽教室へ行くのは距離的に難しい、という場合は学校等へ訪問することも可能です。毎年コンクールシーズンになるといくつかの学校におじゃましています。詳しくはこちらのメールフォームにご連絡下さい


それではまた来週!

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at 13:37, 荻原明(おぎわらあきら), 吹奏楽コンクール課題曲2013

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