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トランペットの掃除


















みなさんこんにちは!
昨日まで3連休でしたね。みなさんは何してましたか?
秋晴れのとっても気持ちの良い天気が続いていたのでどこか遊びに行きたかったけど〜、自分は3日とも仕事でラッパ吹いてましたが。。。移動中の電車では休日にも関わらず学生の方が部活だと思いますが駅などで沢山見かけました。

学生のみなさんも忙しいですね。

そういえば昨日は体育の日。自分が学生の頃は「体育の日=10月10日」だったのでなんかピンとこないけど、やっぱりこの時期は運動会、体育祭などスポーツの行事が多いのではないかと思います。
中学生だった頃、体育祭と言えば吹奏楽部も活躍していた記憶があります。もちろん演奏で。

生徒たちの入場行進は吹奏楽部のマーチ演奏で行ってたんですよ。吹きっぱななしでかなり辛かった思い出がありますが(笑)

屋外でおもいっきり吹けるのは楽しかったんですが、学校の校庭は砂でした。空気も乾燥してきて風も吹いて生徒が大勢バタバタした砂ぼこりが舞う中の長時間の演奏、これは楽器にしてはかなりのダメージがあったと思います。

砂ぼこりは管楽器には非常に良くないものです。金管楽器で言えばピストンやトリガーに付着してしまうと金属と金属の間で砂が管を削ってしまうおそれがあります。ベルやマウスピースから沢山入ってしまうでしょうし。

ということで今回は金管楽器の特権(?)管内部の清掃について簡単に解説していきます。
屋外で吹いている方もそうでない方も、定期的な掃除は必要ですよ!

《清掃は定期的に》
みなさんは管内の清掃はどのくらいの頻度で行っていますか?
あまり頻繁にする必要もありませんが、何年もやってない、一度もやったことないというのは問題です。

試しに主管(チューニング管)を引き抜いてマウスピースをはずして、マウスパイプの中を覗いてみて下さい。
キレイですか?
何かくっついてませんか?ザラザラした感じになってませんか?

管の中で一番汚れやすいのはこのマウスパイプ(リードパイプ)です。口に一番近いところですから、食後に口の中をキレイにしない状態で楽器を吹く習慣がある人は特に汚れやすいですからね。食後にきちんと歯磨きをしてから楽器を吹いている人も、全然汚れないかと言えばそうでもありません。結局のところどうしても汚れは付いてしまうものです。
また、マウスパイプは楽器を演奏する上で一番重要な管であると言えますので、ここに汚れが付着しているというのは非常に良くありません。入れた息がスムーズに流れない状態で良い演奏は望めません!
汚れが付着しているだけならまだ良いのですが、この汚れが長時間放置されたままになると管内がサビてしまう恐れがありますし、水分が付いたまま長時間吹かないだけでもサビてしまいます。そうなってしまってはもう遅い。

マウスパイプ
主管を抜いてマウスパイプを覗いてみましょう


管内の清掃は汚れてきたな、と思った時に行うのも良いですが、つい忘れてしまいがちですよね(自分だけ?)。

可能であるなら半年に一度くらいは軽い清掃を行うことをおすすめします。例えば手帳とかに先に書いておくとかして忘れないようにしてみるとか。
自分はお盆あたりとか年末年始のあまり楽器を吹くことがない時に清掃をしています。

《用意するもの》
楽器を掃除する時に必要なものを挙げてみます。

■管内清掃専用のブラシ

以上。
屋外で砂ぼこりにまみれた直後の清掃だったら、ブラシもいらないかもしれません。

楽器屋さんとかに行くと清掃用のメンテナンス品が沢山あります。ブラスソープとか。
もちろんそういったものを使うほうが管内はキレイになりますから持っているならぜひ使いましょう。

ブラスソープを使う時の清掃方法はその商品に詳しく書いてあるかと思いますので割愛します。

自分はお風呂のシャワーでジョバ〜っと流してブラシでゴシゴシするだけの清掃なもんで。

《掃除の準備》
管内を水洗いする準備として、まず分解できる管やパーツは全部バラします。トリガー、主管、ピストン、バルブのボトムキャップ(ピストンの下にあるフタになってるやつ)、ゴム(楽器によってはトリガーを戻した時の衝撃音を出さないために小さい輪ゴムのようなものが付属しているものがあります)、3番トリガー落下防止用のネジなど。
どうでもいいんですがバラした後の楽器本体ってすごい軽いですよね。びっくりしません?
ボトムキャップ
ボトムキャップなど、ネジになっているものはすべて外しましょう


で、ネジとか小さいものを絶対になくなさいように大きめのタオルや布(洗った後の管に繊維が付かないようにあまり毛羽だってないものがいいです)に置いておきましょう。また、バラしたピストンがコロっと落ちてしまったり踏んでしまわないよう、不安定な場所や高い場所、床等には絶対に置かないように!

ちょうど「オギログ(くだらないことばっか書いてるもうひとつの荻原ブログ)」に清掃をした時の写真を掲載していたのでこっちにも載せておきますね。


この写真だと(部屋が狭いってこともあるんですけど。。)ベッドの上にバスタオルを敷いてそこに3本の楽器の全パーツを乗せています。

これで準備完了です。

《管内の清掃》
水洗いをする時は、冷水や熱すぎるお湯は避けましょう。金属ですから、極端な温度差は良くありません。ちょっとだけあったかい感じのぬるま湯が適当です。
楽器全体が浸せる桶のようなものがあるならそこにつけ込んでもいいですし、自分の場合はシャワーに直接当ててしまいます。その状態で金管専用のブラシ(フレキシブルクリーナー)で管の奥まで入るだけいれてゴシゴシします。強烈にゴシゴシしたり、グイグイ押し込みすぎないように注意しましょう。あくまで楽器ですから、キズを付けてしまては清掃どころじゃないですからね。
管内の汚れがひどい楽器はこの時、中から見たくないものが出てくることでしょう。ヒョエ〜ってなります。
こんなのが付着してたらスムーズに息なんて入らないでしょ、って思います(笑)

楽器本体だけでなく、トリガーや小さい管などもすべて同じように洗います。
古い楽器の場合、完全に汚れが落ちないかもしれませんが、それはもうサビて固まってしまっている場合もありますので、強引に擦って落とそうとしないで下さい。あきらめましょう。

ブラシでの清掃が終わったら、またタオルや布の上に乗せておきましょう。ハンドタオルなどで表面を軽く拭いておきましょう。

《ピストンの清掃》
ピストンの穴にも汚れは付着しやすいですから、これも同じように掃除をしたいのですが、他の管と違ってピストンには様々なパーツが付いています。
ピストンの上は空洞になっていて、中を覗くとバネが入っていますよね。まれにそうじゃないタイプ(ピストンの下に直接バネを置くシステム)もありますが。
ピストン02

他の管のようにピストン全体をバシャバシャ水洗いしてしまうと、このネジが入っている空洞に水が入ってしまい、バネがサビてしまう恐れがあります。カビちゃったらもっと大変。バネとその周りの空洞などはピストンのアクションを決定する非常に大切なパーツですので、これはできるだけ濡らさないほうがいいと思います。
また、ピストンボタン(指を乗せている場所)の下(通常はピストンを楽器本体に固定するためのネジになっているキャップの下)にフェルトが敷いてありますね。本体と固定するためのネジ型キャップにもフェルトが使われていることもあります(シルキー社製品等)。このフェルトはピストンを押した時や戻ってきた時の衝撃を和らげるためのクッションです。これも濡れてしまうのはあまり良くないですね。
ピストン01 ピストン03
ピストンの中にも衝撃を吸収するフェルトが入っています。あまりにペチャンコになってたら交換しましょう。

ピストンボタン
ピストンボタンの下のクッション材。Bachはゴムでできています。

ということで、ピストンの穴だけを洗う時は、上部に水がかからないように注意して洗うか、全部分解してから洗うかする必要があります。
ピストンを分解したとこがない方はせっかくなので全部バラしてしまってはいかがでしょう。構造がよくわかると思いますよ。

ネジとかボトムキャップも汚れていたらキレイにしましょう。

《組み立て》
さて、管内をキレイにしたら元に戻すわけですが、洗ってしまったのでオイルやグリスも落ちてしまってますね。そのまま差し込んでしまっては管どうしの摩擦で傷が付いてしまいますから、しっかりと(いつもより多めに)オイルやグリスを塗ってから差し込んでください。
トリガーのグリスの塗り方は後日詳しく解説します。

また、楽器の表面、メッキやラッカーがかかっている場所は軽く拭いたと思いますが、各パーツがある程度乾いてから元に戻してください。カビたりサビたりしないように。
ただ、直接息が入る管内は完全乾燥させる必要はありません(掃除してから長時間吹かない場合は乾燥させたほうが良いですが)。

ついでに時間がある場合はメッキやラッカー部分もキレイにしてみても良いかもしれませんね。
自分は研磨してしまうのがあまり好きではないので乾拭き程度で済ませてしまうことが多いんですけどね。

《管内清掃の時期》
さて、今回は簡単に管内の清掃について書いてきたわけですが、管の中の状態が変わるということは清掃前と息の入り方が変わってしまうということです。汚れがひどかった楽器なら余計に変わります。
ブレスコントロールが今までと変わるということは、若干ではありますが演奏に影響が出ます。ですから、例えば本番前日に清掃をしてしまうのはおすすめできません。できるだけ本番がない時期もしくは本番が終わった直後など、管内の状態が変わっても慣れるまで練習ができる時期を見計らって清掃をしましょう。

基本的に演奏というのは室内で行うものではありますが、マーチングバンドを行っている方などは常に楽器のコンディションを見て、マウスパイプだけでもしょっちゅう水洗いするとか、トリガーの摩擦部分だけでも軽く布で拭くなどのメンテナンスを行うほうが楽器にとっては良いと思います。

《スワブ》
木管楽器の人にとっての必需品、スワブ(管内の水分を拭き取る布)はトランペット用もあります。クラリネットのように演奏中にもこまめにスワブを通すような必要はありませんが毎日の練習後に汚れや水分を拭き取るというのは楽器にとって非常に良いことです。
スワブは、基本的にマウスパイプやチューニング管に対して使うものですのですべての管には使えませんが(詰まらせる恐れがあります)、それだけでも効果が高いので使ってみるのも良いかと思いますよ!


ということで、体育の日ということもあり今回はお掃除に関して書いてみました。
楽器表面をキレイにしている人は多いですが、管内もキレイにしましょうね!

それではまた来週!



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at 00:27, 荻原明(おぎわらあきら), 楽器・アクセサリー・ツール

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