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<< 口の中と管の中のはなし。 | main | ミュート 2 >>


ミュート 1


















みなさんこんにちは!

さて、今回はミュートについて書いていきます。


《ミュート》
金管楽器は他の種類の楽器にはないミュートという道具を使って演奏することが多々ありますね。
一般的に音楽でのミュートというのは音を小さくする「弱音器」という意味で使われます。実際に弦楽器では駒にミュートをするとくぐもった鳴らない音になります。
しかし、演奏上でのミュートというのはは音を小さくするというよりも、通常とは違うサウンドを出す効果を狙った場合がほとんどです。
そのために、金管楽器のミュートにはストレート、カップ、ワウワウ(中のロウトみたいなのを抜けばハーマン)、プランジャーなど多くの種類があるんですね。

吹奏楽やジャズではそれらのミュートが特に多用されています。

昔、楽譜に指示があってバケットミュートってのを使ったことがありましたが効果がよくわかりませんでした。あれ何ですか?その時以来出会わないのですが(笑)

ミュートは、ご存知の通り基本、ベルの中に差し込みますが、知ってか知らずか作曲家の中にはホントに付け外しを頻繁にさせる人もいます。マーラーとか。
これ、プレイヤーの立場にならないと理解してくれないのでしょうが(逆にこのブログを読んで頂いている方の多くは共感してもらえると思いますが)、ミュートの付け外しって結構負担かかるんですよね。
あまりに頻繁だと演奏に集中できなくなる瞬間ができてしまうこともあります。

だからって、今更マーラーに電話したところで「はいわかりました。じゃあミュート無しでいいですよ」とは言ってくれるはずもなく、いや、多分本人に会えたとしてもそうは言ってくれないでしょうが。
既存の楽譜を演奏することになって、ミュートの付け外し指示があったらやはりそれに従わなければなりません。

だったらできる限りスムーズに、負担なくミュートを使いたいですよね。今回はそんなことを書いてみます。


過去の記事で、演奏用ではない練習用ミュート(プラクティスミュート)について少し書いたことがあります。
よろしければそちらもお読み下さい。過去の記事「1日吹かないと3日戻る?」


《演奏中に落とさないために》
経験あるかもしれませんが、ミュートをしている演奏中にベルが落ちてしまうと、急に生音になるし落とした衝撃音はするしで結構焦ります。拾ってる時間もないし(自分のパートの音がなくなっちゃうし)、かと言ってこのまま吹いたらセクションで自分だけ生音になっちゃうし…そんなことを考えていたらマトモな演奏はできません。
自分は昔、プロオーケストラでミュートを落とした挙句、転がって前にいたファゴット吹きさんの足下まで行ってしまったことがあります。
本番中じゃないから助かりましたが、かなり焦りました。
トランペットのミュートは小さいのでまだ良いのですがトロンボーンのミュート結構な大きさです。
本番中、あのでっかいのが落ちたことがあって、組み立て式のひな壇だったこともあり、

「ッゴンッ!」

とても良い音でホール中に鳴り響き、とても驚いた経験もあります。
ホールで演奏する時って床が木などの硬い素材の場合が多いですよね。

いつも使っているミュートなのに、今日に限ってハマりが悪いってことがあります。これは、コルク部分が乾燥しすぎてベルの内側と上手くくっついてくれないことが原因です。
とくに冬場の暖房が入っている室内などで演奏する時は、例えば湿らせた布をコルクに巻いておくとか、隣にいるトロンボーンの人に霧吹きを借りてシュシュッとしておくとか、コルクを湿らせてあげればたいがい解決します。
あとは、ミュートを差し込む直前に「ハァ」とベルの内側に息を当ててくもらせるとかも効果があるかもしれません。

ミュートのハマりが悪い時には試してみてください。
あと、ミュートを入れる時、抜く時には軽くねじ込むように入れるといいですよ。


《上手なon,offの仕方》
さて、先ほど書いたマーラーのようなミュートの付け外しが頻繁に起こる作品を演奏する時や、瞬間的にミュートを入れなければならないと時など、効率良く、しかも演奏に負担をかけないようにする持ち方を書いておきます。

座って吹いている時、ミュートを床に置いていると腰を曲げて拾って、という動作が効率悪くしてしまいますよね。
ですので、これからミュートをつけなきゃいけないという前になったらこの写真のようにミュートを準備しておくと良いと思います。



こうすることで上半身を動かさずにミュートを手に取ることができます。
女の子でスカートをはいている場合、これは逆にやりにくいでしょうから、この時は足(股)の間に置いておくと良いと思います。

次に、休みがなく、瞬間的にミュートをつけなければいけない時ですが、このように準備しておくと良いと思います。




あとは手首を曲げればとりあえずはミュートの音が出せます。ただし、演奏中ずっとミュートを押さえていなければ抜け落ちてしまうので注意して下さい。
小中学生で小柄な方だと手が届かない場合があるのでその場合はしかたないのですが…

そんな時は一番楽で確実な方法があります。


《ミュートホルダー》
それはミュートホルダーという道具なんですが、これがあれば膝裏に挟んだりしなくてもよくなりますよ。



この写真のように2つまでミュートを付けられるもの以外に、1つ用、3つ用など様々なタイプがあります。

写真のように譜面台の柱に付けるタイプ以外に、譜面を乗せせているところに差し込むタイプや、輪っかにミュートを通すのではなく、棒にミュートの穴を差し込むタイプなどもあります。
どれもそんなに高額ではないので、自分用を持っていても良いと思いますよ。特に吹奏楽をやっている方はミュートを使わない日はないくらいの頻度で楽譜に指示がありますからね。


ということで今回はミュートについていくつか書いてみました。


今回触れていない楽譜上のミュートの指示についてが書かれている過去の記事もありますので合わせて読んでみて下さい。

楽譜の書き込み2
楽語2



講師をしているプレスト音楽教室の発表会で以前、生徒とボザ作曲の「対話」という2重奏を演奏したことがあり、その動画が教室のサイトにもアップロードしてありますのでここにも掲載してみます。
この曲、ミュートの付け外しが激しいので先程掲載した写真より参考になるところがあるかもしれません。
マイクが音楽用ではないのでとても音質が悪く、演奏そのものもたいして良くないのですが…(笑)
ちなみに2,3楽章のみの抜粋です。



ということでまた来週!


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at 09:04, 荻原明(おぎわらあきら), 楽器・アクセサリー・ツール

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