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コルネット/フリューゲルホルン 2


















みなさんこんにちは!
前回はコルネットとフリューゲルホルンがどんな楽器なのか、ということを詳しく書いてみました。
コルネットの音色、聴いてみましたか?

今回は実際にコルネットやフリューゲルホルンを演奏する時に心に留めておいて欲しい点などを中心に書きますね。

※前回も書きましたが、この記事ではあくまでもトランペットをいつも吹いている人が吹奏楽などで「持ち替え楽器」として演奏する前提で書いていきます。ご了承下さい。


《奏法を変えない》
コルネットがトランペットとは構造が違うというのは前回の記事の通りです。このことは、トランペットを吹いている人が普通にコルネットを持ち替えればおのずと「コルネットの音」がするということにつながります。

したがって演奏する人がアンブシュアだとか息の入れ方だとか、そういった基本的な奏法を変えて演奏しなければいけない、ということは特にないんです。これまでこのブログでさんざん書いてきた通り「その楽器がちゃんと鳴る場所を捉えて演奏する」ことに終始していれば奏者自身の体の使い方を変える必要はありませんし、そんなことをしてしまうとかえって自分自身の奏法に支障が出てしまいかねません。

例えるならこれは「衣装チェンジをする」ようなもので、自分自身が違う人間に変身するわけではない、ということです。変身なんてできませんよね。

どんな楽器だって普通に吹けばその楽器はその楽器らしく答えてくれるものです。


《注意すべき点》
ただし、これは「コルネットは(正しく演奏した場合)どんな音色が出る楽器なのか」しっかりしたイメージを持っていることが大前提。そしてコルネットという楽器がそれぞれの作品にどういった立場で求められているのかを理解していることも大切です。
例えば吹奏楽の中で言えば「木管楽器(Bbクラリネットなど)と同じ動き」が書いてあることがあります。オーケストラの編曲作品に多く見られ、これは木管楽器の補強の場合が多いのではないかと思います。また、同様な意味でホルンやサックスと同じ動きの場合もあります。
トランペットが演奏していない時にコルネットがソロ(ソリ)的な役割で出てくることもあります。これはトランペットとは違うコルネットの音色を求めているから、という意味合いが強いのではないでしょうか。

このように「コルネットの音色」を知っておくこと、そして「楽曲や場面ごとにコルネットが求められていること」をしっかりと理解していることが非常に大切で、それができなければわざわざコルネットを持ち替える意味もなくなってしまいます。

音大生の時に初めてきちんとコルネットの音色を考えた、なんて前回の記事にも書きましたが、当時、大学が管理しているコルネットを借りてきて吹いていた時、通りがかりの先輩に「コルネットの音してないな」と指摘されたことがありました。そんなこと言ったって今コルネットを吹いているし、マウスピースだってそんなに浅いものを使っていたわけではないし、何が違うんだ?と思ったんですが、考えてみればコルネットがどんな音を出す楽器なのか、間近で聴いたことがなかったんですよね。要するにイメージがないまま吹いていたから、先輩に指摘をされてしまったのでした。

ですから、コルネットを演奏する時にはまず「コルネットのサウンド」をすぐイメージできるくらいにしておきましょう。そのためにはコルネットがどんなサウンドなのかを知らなくてはいけませんから、沢山の一流の演奏を聴いておきましょう(できれば生演奏が良いですがCDでもいいと思います)。これは新しい楽譜が配られて「おまえコルネットね」と言われてから研究が始まるようでは遅いので、日頃からコルネットの音に親しんでおくことが大切です。

個人的におすすめなのは、ウィントン・マルサリスがイーストマンウインド(ハンスバーガー指揮)と共演しているCDで、全てコルネットで演奏しています。もうとにかく超絶技巧の連続なので聴いていて爽快ですし、カンタービレで演奏するところも本当に素敵です。機会があったらぜひぜひ聴いてみて下さい。



《体型的な問題がカバーできる楽器》
こればコルネットだけに当てはまることですが、小学生くらいの年齢で小柄なお子さんがトランペットを演奏する時に、あえてコルネットから入ってみるというのはとても良い手段です。
トランペットは全長が長いので、手が小さく、握力も弱いお子さんが持つには結構大変です。楽器が重く感じられ、ベルが下がってきてしまい、口に当てているマウスピースの支点が下唇になってしまいます。
この状態で音を出す習慣が身に付いてしまうと、一定のレベル以上の上達が難しくなる可能性が高いんですね。
(マウスピースと唇の関係については過去の記事「アンブシュア3」をご覧下さい。)

コルネットは全長が短く持った時のバランスが良いだけでなく、息が入りやすく機能性も高いですから(マウスピースも深めなものを選ぶことで音を出すことが比較的容易になるので)可能であればコルネットから始める方が良いと思います。


ということで2回にわたってコルネットについて書いてみました。フリューゲルについてあまり触れませんでしたが、持ち替え楽器としての心構えについてはまったく同じです。
ともかく、経験と研究あるのみですね。機会があったらどんどん吹いてみて下さい。

それではまた来週!


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at 10:42, 荻原明(おぎわらあきら), 楽器・アクセサリー・ツール

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