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ドイツ音名を覚えよう 2


















みなさんこんにちは!
さて、今回も音名と移調楽器について書いていこうと思います。


《楽譜上の "in" 》
吹奏楽のトランペットの楽譜を見てみると、パート名のところに必ず「in Bb」と書いてあると思います。

どんな楽譜にも書いてあるので見逃しがちですが、ちゃんと意味があります。

これは簡単に言えば「この楽譜では『ド』の音が実音の『Bb』の楽譜ですよ」と言う意味です。

ですから、前回の記事で書いたようにトランペットの楽譜はそのままピアノで弾いても音が違う、ということなんです。

ちなみに、トロンボーンやユーフォニアムの楽譜には「in Bb」とは書いていません。ですので、楽譜に関してはそのままピアノで弾いても音が同じなんです(実音表記とも言います)。

前回の記事で少し触ましたが、トロンボーンやユーフォニアムはトランペットと同じB管の楽器ではあるけれど楽譜の読み方が違うのはこのためなんですね。

ついでに言うと、ホルンは「in F」で書いてあり、木管楽器の中にもクラリネットやサックスなど移調されて書かれている楽器があります。
ぜひいろんなパート譜を見てみてください。


《オーケストラのトランペット譜》
ほとんどの人がトランペットを吹奏楽や金管バンドで始めていると思います。自分ももれなくそうでした。

で、何年も楽譜を読み続けているうちにいつの間にかin Bbの譜面にも慣れてきて(というか自分の場合はピアノも習ってなかったので、最初のうちは音が違うとかそう言った疑問も持たずに適当にやってただけですけど(笑))、まあ練習さえしておけば楽譜を読む事には抵抗がありませんでした。

で、音大に入ってしばらくすると、オーケストラの授業というのがあるんです。

今でも覚えていますが、この時生まれて初めて演奏したオーケストラ作品は、チャイコフスキーの「1812年序曲」でした。

この曲はトランペットパート2本、コルネットパート2本の4人で演奏します。結構大きい編成で曲もかなり激しく、何だか吹奏楽とあんまり変わらないなぁなんて思っていました。

でも、ひとつだけとっても苦労したことがありました。

それは、楽譜が読めないこと。

リズムがわかんないとかそういうんじゃないです。

オーケストラの楽譜って in Bだけじゃないんですよ。

ちなみにこの時自分がやったパートはin Esでした。要するに五線上の「ド」の音は実音のEsになる、ということです。

オーケストラのトランペットは、ほかにもin C,D,E,F,As,A,Hなど…要するに何でも出てくるんです。場合によっては曲の途中で変わったりもして、当時の読み替えに慣れてない自分にとっては本当に苦労する点でした。

で、読み替えがスムーズにできることもあってトランペットにはC管という種類があるんですが、それについてはまた後日詳しく書こうと思います。


《ドイツ表記と英語表記》
先程からBと書いたりBbと書いたりして紛らわしいので解説しておきます。

ほとんどの吹奏楽譜では


『Trumpet in Bb』


という書き方をしていますが、これは英語です。「Bb」の「b」はフラットだと思って下さいね。

で、Trumpetが英語だから、音名も英語になっているということで、正確にはBbは「ビーフラット」と発音します。

吹奏楽譜では見たことがありませんがTrumpetがドイツ語の「Trompete」になっていれば次に続くのも「in B(インべー)」になるはずです。
(ただし、出版社や様々な理由で英語表記とドイツ語表記がごっちゃになっている譜面もとても沢山ありますので一概には言い切ることができません)

ということから、英語で音名を発音する時は普通に「C,D,E...(シー、ディー、イー)」となり、更にシャープが付けば「C♯(シーシャープ)」、フラットが付けば「Cb(シーフラット)」と発音します。

前回の記事で、ドイツ音名の楽譜を掲載していますのでそちらも参照してもらえるとわかりやすいのですが、英語で「B(ビー)」と表記されていたらそれはドイツ音名の「H(ハー)」音になります。
音名でここだけややこしいので注意しましょう。

20100622-04.jpg


《in Bb楽譜の音名》
では、資料的に in Bb の楽譜での音名がどうなっているのか、譜例を掲載しておきます。


20100622-01.jpg

20100622-02.jpg

20100622-03.jpg


こんな感じです。
最初のはともかく、フラットとかわけわかんなくないですか?

でもこれ、法則と実音の音名を理解していればそんなに難しくありません。

in Bbの譜面は「楽譜上の『ド』の音の位置が『シのシャープ』だ」とこれまでも書いてきました。

ですので、in Bbの楽譜は理屈だと

『実音よりも長2度上げて書かれている』

ということになります。
長2度(ちょうにど)上げる、というのは半音のさらに半音上げるということになります。
(言い換えればin Bの譜面に書かれている音符の半音の半音下が実音である、ということになります)

音程の呼び方を詳しく知りたい方は「楽典」という音楽の教本を読んでみて下さい。




今回はちょっとややこしいお勉強的な内容でしたが、in Bbの読み方や音名をいきなり全部覚えましょう、とは言いません。
とりあえずは「トランペットの楽譜はそのままピアノで弾けない移調されたもの」ということだけでも覚えておくと良いかもしれませんね。
で、ロングトーン練習や音階練習などをしている時に少しずつ音名を覚えるようにしてみて下さい。

指揮者に「それ何の音?」と聞かれた時にはできるだけドイツ音名を使えるようになれば素晴らしいですね!


ということで今回は移調楽器、移調楽譜について解説してみました。

それではまた来週!


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at 12:41, 荻原明(おぎわらあきら), 楽譜の基礎知識

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