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朝練トランペット 毎日の基礎練習30分/藤井完


















みなさんこんにちは!
今年は関東でも雪が降りまくってます。寒い。。。
早く春が来てほしいですね〜。春物の服を最近たくさん買ってしまったのに着る機会が全然ないのがもったいない気がしてます。

さて、今回も教本の紹介をしたいと思います。

《朝練 トランペット 毎日の基礎練習30分/藤井完》

朝練

「朝練」と言うと、学校で授業が始まる前に早く来て練習することを言います。自分も高校生の時は部活ではなく自分の練習のために学校が開くと同時に音楽室に行ってギリギリまで毎日練習していましたが、朝の練習時間は非常に短く限られているので、能率良く目的を持って練習することが大切ですね。
時間が短いからと言って、ウォームアップもそこそこに朝っぱらからいきなり曲練習などをしてもただの時間の無駄遣いにしかなりません。朝だからこそ意味のある基礎練習を行いたいところですが、自力でそれを見いだすのは楽器経験の短い学生の方にはちょっと難しいですよね。

その手引きとして各楽器からそれぞれ違った著者によって発行されたのが「朝練」という教本です。

他の楽器の「朝練」はきちんと見たことがないのですが、トランペットの本を初めて手にした時、「なんだこれ?」というのが正直な印象でした。
それまでいろいろな教本やトランペットに関する文献などを読んだことがありましたが、この朝練ほど一度読んでも飲み込めない文章に出会ったことがありませんでした。

最初に手にしたのは音大生の頃で、ぶっちゃけがむしゃらに時間を費やすような根性練習ばかりしていた時で、能率良く的確に練習しようとか、良い音、良い演奏をするためにそれぞれの体のパーツの使い方を理論的に考えたことがほとんどなかったということも関係していると思います。イメージといった目に見えないものだけで自分の演奏をカバーしていた時期だったんです。ダメですね;

正直言うと、著者の藤井氏が言っていることが本当に納得できるようになったのはここ数年です。自分が様々な角度でトランペットを練習し、考えていくうちに身に付いてきた理論が、久々に開いた「朝練」の内容ととても近いものだったということが自身の考え方に確信と自信を持てるきっかけになりました。


《独特な表現》
当初「朝練」を読んだ時に文章がどうしても飲み込めなかった理由のひとつに「独特な表現」を多用しているということが挙げられます。
本の最初にはそれら独特な表現それぞれの解説が書かれてはいるのですが、それでも理解をするのは難しかったです。

例えば「裏階段」「オープンスロート」「ベルカントモード」という言葉は、それまでトランペットを吹いてきて(音楽に携わってきて)出会ったことがないものでした。「スロート」や「ベルカント」という単語は知っていたのでなんとなく理解はできるのですが、それがトランペットを演奏するためにどういった形で利用するべきなのか、実践できなかったんですね。

ただ、今になって思えば、これら独特な表現は「単語」として初めて目にしただけであって、同じような意味のことを教わったり自分で実践してはいたんです。
ですから、この教本を使う時はわかったふりをして読み進めたり、理解したつもりにならず、納得いくまでいろんな指導者に質問したり、仲間と相談したり考え合ったりすることが絶対に必要です。

間違った解釈で読み進め、理解したつもりになってそれを実践してもレベルアップにつながることは難しいですし、逆に変なクセを持ってしまうおそれもあります。
間違った解釈を(読んで納得しただけで実践までいたらない状態で)「自分の理論」として持ってしまうことは良くありません。


《文献?》
このように「朝練」教本は実際にトランペットを吹いて練習するためと言うよりも、理論書としての意味合いのほうが強い印象があります。
ですから、正直この教本を「朝練習」の時間に(しかもタイトルでは30分で!)行うというのは難しいと思うんです。
自分としては掲載してある楽譜はどうしても書かれている文章をより理解してもらうために「譜例」としての意味合いに感じてしまいますし、先程も書いたように書かれている文章を理解しないで練習するのは意味のないことだと思います。


《持っておきたい一冊》
なんだか書いているうちに、あまりこの教本が良くないものみたいな印象の文になってしまいましたが(笑)決してそうではありません。
著者の藤井氏は本当に素晴らしい理論を持った方ですし、昔は「根性」とか「パワー」で演奏するトランペット奏者(吹奏楽部)や指導者が沢山いましたが、近年は中高生でも「リラックス」「効率的」に練習・演奏ができる(そういった練習をさせる指導者や学校の先生)が非常に多くなってきたのは、藤井氏本人の活動や本の出版が貢献されていることは間違いないはずです。

自分もそのような経緯でトランペットの練習をしてきて(中高生の時は根性一筋の吹奏楽部でしたから。。。)、「きっとそうじゃないんだ」「もっと良い練習方法があるはずだ」とは理解していても、実際にどのような練習が良いのか、どう演奏することが大切なのかというところまでたどり着くことができなったのでこの教本に出会ったことは自分にとってとてもプラスになりました。

このブログを書いている上でも藤井氏の教本が参考になっている部分は沢山あります。


《朝練 管楽器の呼吸法 呼吸法・喉とアンブシュアの関連性

朝練

藤井氏が「朝練 毎日の基礎練習30分」の後に執筆したもうひとつの「朝練」があります。
それがこの本で、これには楽譜は掲載されていません。すべて文章です。

出版されたのは1999年ですが、最近読みました。
これこそただ漠然と読んでいるだけでは理解するのはまず無理で、どちらかというと音大生や指導者の方が読むためのものではないかと思います。それらの方が読んだ上で、中高生の方へ指導したり自分の練習に取り入れるほうが良いのかな?と思います。

ですがやはり書かれている内容は素晴らしく、本当に参考になる一冊です。
楽器練習ではない時間にじっくり読んで理解していくことをおすすめします。

ということで今回は「朝練」に関して解説しました。
また、藤井氏本人のサイトがありますので、そちらを読んでみるのも良いかと思います。

それではまた来週!


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at 12:13, 荻原明(おぎわらあきら), 教則本

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