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チューナー依存





今年もやります!「吹奏楽コンクール課題曲トランペットパート解説2018」今年は荻原明オフィシャルサイト内での公開になります!順次公開中!詳しくはオフィシャルサイト特設ページをご覧ください



みなさんこんにちは!

今回の記事は、多くの人がちょっと耳が痛い…(いつも痛いんだけど、って声も聞こえますが)お話かもしれません。でも、とってもとっても重要なことですから、ぜひ読んでいただきたいと思います。


《チューナー依存》

僕はこのブログでも再三書いておりますし、いろんなところで話題に出すので何度も聞いていらっしゃるかもしれませんが、


『なぜチューナーと向き合って楽器を吹いているのですか?』


あれ、何をしているのでしょうか。僕にはさっぱり理解できません。
いや、わかりますよ、何をしているのかはわかります。そうではなくて、何で譜面台の上にチューナー置いて、音を出しているのか、その理由がわからないのです。


(出典:https://item.rakuten.co.jp/nakazen/10002131/)

メーカーもメーカーで、それを助長するかのような商品を作ったりして、意味がわかりません。
いや、わかりますよ。需要があれば商品化するのはわかります。そうではなくて…。



チューナーと向き合って練習をされている皆さんは口を揃えてこうおっしゃるでしょう。



「ピッチを安定させるためだ」



と。

そうでしょうそうでしょう。チューナーをは周波数を計測する器具ですからね、それが目的なのは見当がつきます。


しかし、ひとつ確認させてください。



「そのチューナー、いつになったらあなたの前からなくなるのですか?」



あなた、チューナー依存かもしれません。



《とりあえずピッチなんてどうでもいい》

こんなお話をずっと前から何度も何度も書いたり言ったりしております。うるさいなーしつこいなーと自分でも思う。でも言わずにいられない。
ただ、こればかりだとなんだか文句ばかりで説得力ないな、と以前より思ってはいたのです。反感を買ってしまうだけだと。


でもどうしても、目の前にチューナーを置いて、本当の意味で音楽を楽しむ心を知らないうちに奪われ、ピッチを合わせなければならないという精神的な鎖にグルグル巻きにされた多くの管楽器奏者を解放したいのです。


大げさ?
いや、でも本当にチューナーを見て音楽なんて、1%もできるはずがないのです。

反感覚悟で僕は言います。



「とりあえずピッチなんてどうでもいいからもっと自由に演奏しようよ」



そのほうがよっぽど生き生きと心を解放して音楽を楽しめます。これは絶対に正しい意見だし、絶対に譲れません。



《さらにお聞きします》
それでもなおチューナーを譜面台から降ろさない人にお聞きしたい。


あなたはこれから自分が出す音のピッチが「間違っている」こと前提で吹こうとしていませんか?

出した音をチューナーで確認して「修正しよう」としていませんか?




だって、もしもあなたがこれから出す音が(結果は関係なく)絶対に正しい、正しいはずだと自信を持っているのならば、チューナーなど使う必要はないわけですし、自分の音を機械ごときにジャッジされることに腹が立つはずです。チューナーごときに自分の音を判断されてたまるか!と思うはずなのです。
そもそも音楽を演奏する上での優先順位の最上位がピッチではない!と認識し、ピッチ以外にも大切なことがたくさんあると理解しているならば、チューナーをずっと見続けて基礎練習やロングトーン、曲を吹くなど絶対にするはずがありません。


あなたは、自分の自信のなさ、技術のなさをチューナーに押し付けて正当化しようとしているだけなのです。




どうせ自分の出すピッチなんて合ってないんだよ

ほうら!合ってない!

自分は合ってないってわかってるよ!ピッチに自信を持ってなんかないから大丈夫!



何が大丈夫なんだか。


こんな気持ちで音を出しているからチューナー依存症になるのです。




音楽の一番大切なことって何ですか?ピッチですか?




《自信》
それでもまだまだチューナーのスイッチを切らない人、譜面台から降ろさない人にひとつ問題を出します。



『1+1= 』



はい、お答えください。

多分、簡単すぎて疑いましたよね。本当にその答えで合っているのかと。
別にひっかけクイズではありません。普通の算数の問題です。



答えは?




2?



ですか?






え?本当に2ですか?
2でいいんですか?(2位じゃダメなんですか?って人がいましたね)








え?2?
本当に?








えーーーーー……







2ですか?
それでいですか?











最後にもう一度確認しますよ?

2で本当に良いんですよね?
絶対そうだって言いきれますか?いいんですね?























正解です。





少なからず心が揺らいだでしょ。誰がどう答えたって100%答えは決まっているのに、「本当に?」と連呼されたら自分の意思が揺らいだはずです。


「もしかしたら答えが違うかもしれない。」


この気持ちが生まれただけでなく、勝手にもっと深層に行ってしまったり、妄想が始まる人もいます。


「2だとは思うんだけど、もしこれで間違えたら恥ずかしい」
「間違えたら、周りに笑われるかもしれない」
「間違えたら『こんなのもわからないの?』と言われて恥ずかしい思いをするかもしれない」
「怒られるかもしれない」
「周りと違う答えだったらイヤだ」
「自分だけ答えが違ったらどうしよう」


もはや問題とその答えについてとかそういうレベルではなく、「周りの目」とか「体裁」とか「世間体」とかそんなことで心がゆらぎ、脳が支配されています。



ピッチは算数よりもさらにフワっとした目に見えないものですから、これ以上に確信が持てません。



その自分に自信を持てない心の揺らぎがチューナー依存になっているのです



チューナーを使い続けているから、自分のピッチに自信が持てないし、だからずっとピッチが安定しないのです。



《根拠のある自信を持つ》
チューナーを手元から離せない人は、強制的にチューナーを取り上げたところで結局何も変わりません。音を出すのが恐怖になるだけです。


では何が必要なのか。それは


「根拠のある自信」です。



「こうすれば大丈夫」という方法が絶対の自信になれば、音を出すことが恐怖にならないし、安定したピッチで演奏ができるはずです。


根拠のある自信を身につけるには、「これだけ自分は根拠のある研究と練習を積み重ねてきたのだ」という経験から生まれた「こうすれば必ずこうなる」確信と、「アクシデントが起きることの覚悟とその対処方法」という万が一何かが起こったときに落ち着いた対応ができる経験の積み重ねです。


ピッチを安定させるためには、一体何が必要で、それを手に入れるにはどのようなことをすれば良いのかを明確にしておくこと。

そして、実験や研究の段階で山のようにミスを経験し、それらをすべて記憶と感覚にストックしておくこと。
そこから生まれる万が一の事態への対処法と、確信を手に入れること。

これらすべて「自分の努力や経験から生まれたもの」です。

チューナーが示した結果を見て、その事実を受け取っただけでは何の成長もありません。



《音のツボを例に》
例えばひとつ。
ピッチを安定させるには「音のツボ」に当てることが絶対に必要です。音のツボとはそれぞれの楽器に用意されている「一番鳴るポイント」を指します。

その音のツボに当てるためにいくつかの小さな(しかしどれも非常に重要な)条件が必要になります。アパチュアが存在していること、口の中の空間作りが適切であること、その空間とバランスのよい体内の空気圧が存在すること。そしてなによりも、音のツボに当たったときの音を理解して、それを目指して演奏しているか、ということです。

小さな(しかしどれも非常に重要な)条件をひとつずつクリアし、それらを関連づけるためには、様々な条件下での実験が必要です。例えば舌の形だけあれこれ意識してしてもそれが他の部分の条件と相性が良くなければ良い結果は発動しませんから、様々な組み合わせを試してみる。それらのほとんどは上手くいきませんが、根気よくやっていれば、カチっと噛み合うものが必ず見つかります。

ちなみに「噛み合う」と判断するためには求めるものが具体的にイメージできていなければたどり着けません。

これを繰り返し、カチっと噛み合う方法と結果を理解し、何度でも再現できるようになれば、「確実にできる」という自信が生まれます。


根気のいる作業になる場合もありますが、永遠にチューナーを見続けることを考えれば、いかに意味のある研究や練習であることかがわかるはずです。



《練習と研究、実験》
僕は「練習」という言葉ひとつで内容をまとめてしまいたくないのです。練習とは、身につけるために行う行為であって、その身につけるものを見つけたり手に入れたりする行為は練習よりももっと前の「研究」や「実験」といった時間です。

研究→実験→練習

という3段階のプロセスによって、揺らぎのない技術を身につけることができると考えています。そしてこれによって身につけたものは、自分の強い自信となって効果を発揮すること間違いありません。



もちろん、心の中の「自信」はこれだけではありません。説明のつかない、もっとモヤっとした何かが自信をなくしたり、恐怖心を芽生えさせたりするものです。

しかし、楽器を演奏する上での「自信」は強力な味方であることに間違いありません。

ただフラフラと楽器を吹いてその場を楽しむだけではなく、機器に頼って自分を正当化するのでもなく、真剣に頭を使った研究と実験をすることをお勧めします。



《チューナーは悪ではない》
ここまで言うとチューナーは悪者のような感じになってしまいますが、決してそうではありません。
人間は周波数の微妙な違いを的確に判断する能力はほぼありません。

ですから、必要なときにチューナーを用いることはとても有意義だと思います。

それは、例えば実験や研究中の「確認」のためであったり、室内楽でのチューニング(オーケストラでのオーボエの立場)をする場合はきちんとしたピッチの提示をするためにもあったほうがいいかもしれません。また、ピッコロトランペットで、Bb管とA管を同じ管で抜き差しする場合、A管の伸ばす距離は目測になってしまうので、チューナーで微調整をします(過去の記事「いろいろなトランペット 2(ピッコロトランペット)」参照)。





それでは、最後に「安定したピッチ」を出すために大切な3つの要素を再度確認して今回は終わりにしたいと思います。



1.安定したピッチを出すための方法を理解し、それを実践して身につけること
2.チューナーは確認のためだけに使う(チューナーを言い訳の道具にしないこと)
3.自信を持つこと



それでは今回はこのへんで。




いよいよ次回の更新でこちらでの「ラッパの吹き方」ブログは終了です!(でもちょっと諸連絡の更新などはし続けます)
9年間ありがとうございました!


4月からは新しいブログ「ラッパの吹き方:Re(リ)」にて更新いたします!引き続きよろしくお願いします!




来週は「ハイノート本」の更新です。ぜひ”note”をご覧ください!
こちらでは”次の次の週”にお会いしましょう!




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at 07:48, 荻原明(おぎわらあきら), 練習に対する考え方

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速いフィンガリングの練習





今年もやります!「吹奏楽コンクール課題曲トランペットパート解説2018」今年は荻原明オフィシャルサイト内での公開になります!3月より順次公開!詳しくはオフィシャルサイト特設ページをご覧ください



みなさんこんにちは!

最近作られた楽譜は特にトランペットに要求されるテクニックが難しくなっているように感じ、特に速いフィンガリングや、細かなタンギングが多くて苦労されている方が多い印象を持ちます。



では、みなさんがそのような難しい楽譜に出会ったとき、克服するためにどのような練習をしていますか?

そこで今回は「速いフィンガリングの練習」について考えてみたいと思います。


《効率的な練習方法を考える》

趣味でトランペットを吹いている方は、平日は一日中お仕事で、週末やっとトランペット吹けるとは言え、そのほとんどは楽団での合奏になってしまう場合も多いはずです。

しかし与えられた楽譜はとても難しいというジレンマ。

その時にとる練習方法によって結果が大きく変わると思うのです。では、いくつかの練習パターンを挙げてみます。


[1.楽譜の難しいところだけひたすら繰り返す練習パターン]

このタイプの方は、一生懸命難しいところを練習して克服する根気を持っています。真面目、といえば聞こえは良いですが、これは非常に効率が悪い。
というのも、仮に1000回同じところを繰り返してできるようになっても、それは「その箇所が吹けるようになった」だけだからです。

反射的にその指のうごきが身についただけなので、応用が効きません。

ですので、違うところでまた難しい箇所が出てきたら、その場所も1000回繰り返すパターンをとってしまいがちなので、時間ばかりかかってしまいます。
また、自分で練習したテンポ感やニュアンス、フレージングが固まりやすいので、例えば指揮者から自分が練習してきたことと違った方向性の指示がきたときに即座に切り替えることができないのです。

したがって、一生懸命、根気があるタイプで一見良い印象を受ける真面目タイプは、あまり良い練習方法ではないことがおわかりいただるかと思います。



[2.逃げるパターン]

これは中学生の頃の僕です。吹けるところだけ(主に好きなメロディ部分)を何度も吹いて満足して、バテて終わってしまうパターン。でもこういう人、結構多いんですよ。

吹けないことはわかってはいるけれど、根気良く練習するのも面倒だし面白くない、と逃げてしまっては結局ずっと吹けないし、それどころか合奏でみんなに迷惑をかけてしまいますから、どんな箇所でも楽譜に書いてあることがきちんと吹けることが大前提である、と理解するべきです。

このタイプの人は、2ndや3rdなどのメロディではないパートを一生懸命美しく演奏するための練習や経験をすると良いのかな、と思います。自分が1stばかり吹くタイプだったので。



[3.メトロノームを使ってゆっくりから練習を始めるパターン]

[1.ひたすら繰り返すパターン]の人がこの練習をしている場合もとても多いでしょうが、ほとんどの指導者はフィンガリングが難しい場面を克服するためのアドバイスとして「メトロノームでゆっくりから練習しなさい」と言うと思います。

たしかにこれは大切な練習方法ですし、僕ももちろん採用しています。

しかし、こんな経験ありませんか?


「あるテンポを境に突然吹けなくなる」


ゆっくりゆっくり順調に練習できていたのに、ある程度テンポが上がってきたら、突然指が回らなく、大きな壁を感じるのです。


これには理由があります。



《速いテンポを想定した練習》

その理由は、リップスラーとリップトリルの違いで説明するのがわかりやすいと思います。

リップスラーというのは、(名前に「リップ」と付いていますが唇ではなく)口の中、舌や顎や空気圧を変化させて特定の音へ移動する奏法です。僕の中のイメージでは非常に曲線的な変化を持っていて、「えいっ!」と勢いで上がるようなものではないと考えています。それぞれの音にはそれぞれの条件やバランスが存在しているので、2つの音をスラーで行き来するためには、その2点の位置を的確に変化させていく曲線的移動が大切なのです。

一方リップトリルというのは、2つの狭い音程(2度や3度が中心)を素早く行き来する奏法で、主にアゴの大きな(柔らかい)動きの反復と、それによって生まれるアパチュアサイズの変化がポイントになります。丁寧な2点の移動によって起こるリップスラーとはまったく違う方法なのです。

ですから、僕はレッスンのときにそれぞれの奏法の違いを理解してもらい、身につくようにレクチャーしています。


与えられた楽曲で、もしも将来的にテンポを上げていったとき、リップトリルの奏法で演奏するシーンであったとき、テンポを落として遅いからと「リップスラー」で演奏し続けていたら、途中から突然テンポを上げることができなくなってしまいます。

当然ですよね。奏法が違うのですから。



《結果を想定した練習を》

テンポを落として練習することは非常に良い方法ではありますが、最終的にどんな演奏になるのかを理解しないまま、ただゆっくり練習していても行き詰まる可能性があることを理解してください。


ですのでリップスラー/リップトリルに限らず、ダブルタンギングとトリプルタンギングについても、その生徒さんの完成度は別として、必ずゆっくりなパターン(丁寧な奏法の理解)とテンポの速いパターン(最終的にたどり着きたい状態)をセットで行います。そうすることによって目指すゴールの感じを掴んだ上での練習になります。



また、これもたくさんの方が実践されていると思いますが、フィンガリングが難しい箇所はリズムやスラーの付け方を変えて練習することも非常に有効です。
それについては8年も前(!)にこのブログで記事を書いています。ぜひ参考にしてください。

フィンガリング練習



それでは今回はこのへんで。

来週は「ハイノート本」の更新です。ぜひ”note”をご覧ください
こちらでは”次の次の週”にお会いしましょう!



【「ラッパの吹き方」は新しく生まれ変わります!】
今年4月で10年目を迎えるブログ「ラッパの吹き方」は、場所を移動して新しく生まれ変わります!詳細は追ってお伝えしてまいりますが、とりあえずこちらで展開する予定です。



【「トランペット ハイノート本」原稿 先行公開中】

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at 07:38, 荻原明(おぎわらあきら), 練習に対する考え方

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練習ってなんだろう





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みなさんこんにちは!



みなさんは「練習」という言葉をどのように捉えていますか?
「本番」に対して「練習」と、ざっくりした使い方をする場合もあるのですが、今回はその「練習」と呼ばれる時間をどのように捉え、使っているか、そして時間を効率良く使うためにどのような心構えがあると良いか、考えてみたいと思います。





《練習ってなんだろう》

辞書を引くと、「練習」とはこう書かれています。

『技能・芸事などが上達するように同じことを繰り返しならうこと。「ピアノを―する」「―用の器具」』
(スーパー大辞林より)



例えばですが、吹奏楽部に所属していたとして、


放課後音楽室へ行き、
ケースから楽器を取り出し、
マウスピースでブーブーやって
楽器をつけて軽くウォームアップ、
みんなでロングトーンとかやって、
明日の合奏のためにひとりで譜読みをして、
ちょっとサボっちゃったりして、
パートのひとたちと一緒に吹いて、
ちょっとおしゃべりしちゃったりして、
気づけばもう終わる時間で、
片付けて、
友達と一緒に下校
友達と別れて一人で家へ向かう
帰宅して今日吹いた曲のCDを聴く


この中で「練習」と言える部分はどこでしょう。
みなさんそれぞれ違う意見があると思いますが、僕は、この中で練習は

・明日の合奏のためにひとりで譜読み
・パートのひとたちと一緒に吹いて
・帰宅して今日吹いた曲のCDを聴く

この3つだと思いますが、しかし内容によっては練習ではない可能性もあります。

多くの方は「楽器を吹いている全ての時間=練習」と捉えていらっしゃるかもしれません。
しかし、僕は練習というのは、もっと具体的にカテゴリー分けしておくべきだと考えています。


《ウォームアップは練習ではない》

その日の最初にケースから楽器を取り出し、マウスピースで音を出したり、軽く音出しをすることは練習ではなく「ウォームアップ」と捉えています。

ウォームアップの個人的な概念は、僕の著書「トランペット ウォームアップ本」の冒頭に書きました。


ウォームアップとは
具体的なコンディションの悪い部分を確認し、
理論的な方向からバランスを戻し、整えることによって、
自分の持っている実力を常に最大限発揮できるようにすること。




したがって、上達する目的で行うものではありません。



《基礎練習とは》

ウォームアップと一番混同してしまうのが「基礎練習」です。

ウォームアップの方法や目的が明確でないと、楽器を出して最初に何をしていいのかわからず、いつのまにか教則本を吹き始めたり、場合によっては全部飛ばして曲練習をしたり、そして一番多いのが、楽器を出してすぐに全員でロングトーンをする、これらをまとめて「基礎練習」と呼んでしまう場合です。

ウォームアップに何をすべきか悩んだらぜひ「トランペット ウォームアップ本」を参考にしてください!




ウォームアップが、今の自分の実力を最大限発揮するために行うものに対して、基礎練習とは


自分の実力を高めるために行うこと


です。簡単に言えば、


できないことをできるようにする行為


です。

僕は中学生の頃、教えてくれる先輩がいなかったので、当然ウォームアップなんてものは知らず、楽器を出していきなりビャービャー音出しをしたら、入部したときに先輩から手渡された入手先不明の、コピーをしすぎてガタガタになった「基礎練」とか手で書いたペラ1枚の楽譜の中から『吹けるところ』だけを超適当に1回流したら、すぐ曲を吹いていました。


そしてこれを基礎練と呼んでいました。まあひどい。


すでにスキルとして持っていることを使って何も考えずに惰性で吹くのは、ウォームアップでも基礎練習でもありません。こういうのは、


「時間の無駄」


と呼びます。



《ロングトーン》

ロングトーンに関しても「ウォームアップ本」に書いていますが、「ロングトーンという基礎練習がある」と思っている人があまりにも多くいらっしゃいます。しかしロングトーンとは練習内容ではなく、


「方法」「道具」「空の容器」


です。ロングトーンという方法、道具を用いて何をするかを決めるものなのです。

ですから、ただ言われるがままに(毎日同じ内容を惰性で)メトロノームをカチカチ鳴らして音を伸ばしているのは、やはりそれも


「時間の無駄」


です。


ひとりで行うロングトーンも、複数人で行うロングトーンもすべて同じです。これから行うロングトーンに目的、目標を持って、実践した結果どうなったのかを評価し、次のロングトーンでは何をどうするのか考え、決め、そして再度実践することで初めて練習と呼べるようになります。


したがって、ロングトーンはウォームアップにもなりますし、基礎練習にもなります。そして時間の無駄になる可能性もあるわけです。


《曲練習》

先ほどウォームアップのところに書いたように、いわゆる「楽曲」の楽譜を見てそれをトランペットで吹くときも、「すでに指がまわり、ある程度楽譜通り吹けるようになったものを惰性で吹く」のはただの時間の無駄です。

「吹けるようになった箇所を、より質の高いものにするあれこれ」

これは練習です。

「指がまわらない、音が取りにくい箇所をできるようにする」

これも練習です。


《練習の質》
しかし、指がまわらないから、その部分を一億万回繰り返すというのは、あまりにも原始的で脳がありません。


指がまわらないのは具体的にどこからどこの範囲なのか、
なぜ指がまわりにくいのか
どうしたらまわるようになるのか
そのためにはどんな練習をするとよいのか
実践し
確認、評価
実践方法再考
実践(以下これらのどこかを繰り返す)


これが質の高い練習です。



《楽器を持っていない時間も練習になり得る》

トランペットを吹いているすべての時間=練習ではないことは、もうおわかりいただけたと思いますが、


トランペットを吹いていない時間=練習になり得る


これも理解しておくことは大切です。

例えば、今練習している楽曲の完成図を思い描くために、音源を聴く

これも練習だと思います(この件に関しては僕の別のブログに詳しく書いたのでぜひ読んでみてください「音源を聴くことは悪いこと?」


他にも、自分以外の人が練習、レッスンを受けているのを見学するとか、意見を交わし合うことも練習と言えるかもしれません。


練習とは上達するための手段だからです。


ということは、

部活帰りに家へ向かう時に、頭の中で素晴らしい音色をイメージして、次の本番の演奏曲の素晴らしい完成図を思い描くことも、練習と言えるかもしれません。

電車の中でスコアを見たり、楽典の本を読んで知識を身につけるのも練習かもしれません。


僕は音大生の頃、帰り道に自分の歩幅に合わせて、シングルタンギング、トリプルタンギング、ダブルタンギングの効率的な方法を口の中で試行錯誤して、実践したり修正したりしていました。それがどこまで役に立ったかはわかりませんが、できないことをできるように実践を繰り返すことは練習のひとつと言えます。


《練習と研究・実験》

僕はレッスンでよく生徒さんに

「練習と研究・実験は別」

と伝えます。


練習というのは、これまで書いたように上達するための手段、方法です。

しかし、上達するための方法を見つけるために考えたり検証する必要は必ずありますよね。

どうすればその部分ができるようになるのか、どうすればこのテクニックが自分のものになるのか。

これらの方法を考えて、その方法が本当に意味があり、結果を残せる方法なのかを確かめるその時間は、練習ではなく

「研究・実験」

だと思っています。


僕はレッスンで、「これはこうするとできるようになるよ」と、根拠なく方法をいきなり伝えることはほとんどなく、まず結論(できるようになりたいテクニックなどの結果)を聴いてもらった上で、「結果へたどり着ける(であろう)正しい方向と研究内容」を一緒に考えます。

それを実践してみて、自己評価、僕の評価を交えながら、結論に導ける方向を修正します。

場合によってはすぐ解決することもあるのですが、大概はそうはいきません。

今できなくても、目指す結論とその方法を理解してもらったはずなので、あとはレッスン後の自分ひとりの時間の中で研究と実験を繰り返してもらうよう、伝えます。いわゆる「課題」です。


そして次のレッスンでその成果を確認し、方向性が正しければそのままクオリティアップを目指し、修正が必要であれば、もう一度考えてみる。

こんなレッスンをいつもしています。



したがって、練習は、上達するための時間と、実験・研究の時間とに細分化するべきだと考えています。




いかがでしょうか。

トランペットを吹いている時間だけでも、それがウォームアップなのか、基礎練習なのか、研究・実験なのか、または無駄な時間なのかを明確に分けられますし、楽器を吹いていない時間でも練習になり得ることはたくさんあるのです。


時間は限られています。ぜひ頭をフル回転して効率良く結果を出せる方法を導き出してください。

そして疲れたらきちんと休憩を取ることもわすれないようにしましょう。



ということで今回はここまでです。


来週は「ハイノート本」の更新です。ぜひ”note”をご覧ください!
こちらでは”次の次の週”にお会いしましょう!


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at 07:27, 荻原明(おぎわらあきら), 練習に対する考え方

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歯車の噛み合わせ 2






今年も4月より開催!





みなさんこんにちは!

前回は、経験したことのない行動は非常に細かく、順を追って説明する必要がある、ということを書きました。
前回の記事をご覧になっていない方は、ぜひ「歯車の噛み合わせ1」を先にお読みください(こちらをクリック)

今回の記事は、多くの方が苦手(具体的な方法がいまいちわからない)高音域(ハイノート)を吹くことを例に、それぞれの歯車について、そしてそれらがどうのように関連しているのか、解説します。

これまでにトランペットで満足いく高音域を出した経験のない人にとってはその方法がわからないわけですから、順番にひとつひとつ解説する必要が出てきます。そして、そのひとつひとつは、まるで歯車の仕組みのようにすべてが関連し合い、結果へとつながっていくのです。


【ハイノートを出すための歯車とは】

ハイノートを出すために必要な条件は「アパチュアに流れる空気のスピードを必要なぶんだけ上げる」こと、それだけです。
そのための歯車は以下のようになります。



[歯車1:マウスピースの貼り付き]

まずひとつ目は「マウスピースと唇が貼り付いている状態」を得ることです。いわゆる「プレス」ですが、この単語はどうしても「押し付ける」「潰す」ような連想をしがちで僕は好きではありません。マウスピースと唇は「貼り付いている状態」がベストと考えます。

この「貼り付き」というのは2つの条件、「空気漏れしない」ことと「マウスピースの位置がずれない」が達成しているかであり、それ以外に求めることは特にありません。軽く当てるだけでもこの条件は達成しますので、確認してみましょう。


[歯車2:舌とアゴの柔軟性]

次に、舌やアゴが柔軟に、自由に動き回れる状態であるか、が必要です。舌とアゴの位置や形状によって、空気の流れるスピードを調節することができます。高音域の場合は空気の流れるスピードを速めるわけですから上顎と舌との間の空間を狭くすることが求められます。
そして舌が自由にうごくためにはアゴの協力なくしてはできません。


[歯車3:アパチュア]

空気の通り道であり、唯一の出口であり、音の発信源(=リード)でもあるアパチュアは、形状やサイズによって原型となる音色が変化するのですが、大切なのは、「アパチュアは空気の通り道として常に開いている」状態である、という点です。口周辺の力を強く込めて唇を密閉し、強い空気の力で唇をこじ開けた結果、唇を振動されるもの、と思っている方が非常に多いのですが、そうではありません。常に開いているようにしておきます。これはいくつかの歯車の中でも非常に重要な要素のひとつです。


[歯車4:腹圧]

いわゆる「腹筋」といわれる部分です。腸などがある下腹部は「腹腔(ふくくう)」という袋状になっていて、その周りをコーティングしている腹筋が収縮(=力がかかっている状態)すると腹腔内の空気圧が高まり、その上にある横隔膜が押し上げられます。すると、空気が貯蔵されている肺やその空気の通り道にも圧力がかかって、アパチュアへと空気が流れ、音になります。腹圧の力加減によって、空気の流れるスピードが変化しますから、この歯車のバランスコントロールはとても重要です。


[歯車5:ツボに当てる]

楽器が持っているそれぞれの最適な音を出すポイントを「音のツボ」と呼んでいます。無理な負担をかけずに空気の流れる方向に当てることでツボは見つかります。
音のツボは的(まと)の中心のような存在で、とりあえず的に当たりさえすればその音は一応出ます。中音域は的が大きいのですが、高音域になるにしたがって、的は小さくなり、中心以外が存在しなくなってくるので、すべての音域においてツボに当たり続けていなければ、ハイノートは出すことができません。
高音域と中音域で音の出しやすさが異なるのは、これが一番関係していると考えています。ですから、ツボに当たらなければ(演奏に使える)高音域は出せません。


[歯車6:ソルフェージュ]

心の中でこれから出す音、これから演奏するメロディの「最高の状態」を常にイメージしているかが、大切です。暗闇でどこにあるかわからない的に向かってヤミクモに矢を放つようなものであり、「なんだかよくわからないけど高い音出す!」ではまず当たりません。仮に当たったとしてもそれは偶然でしかありません。偶然では、根拠となるものを得られませんから、もう一度同じことをする、という再現ができないのです。


いかがでしょうか。ざっくり挙げてざっくりな解説でしたが、高音域を出すための必要な条件はこのようなものです(細かく言えばもっとあります)。

高音域を出すためには、これらの歯車どうしがかみ合って、連動していくことが必要です。どこかが存在していなかったり、噛み合っていなければ結果は伴いません。

例えば、歯車1の貼り付きがなければ、歯車2のアゴをうごかすことができません。唇が貼り付いていなければ、アゴをうごかした途端にアパチュアが急激に(不本意に)広がってしまい、音が出なくなるからです。


【とりあえず噛み合わせる】
完璧なハイノートを最初から出そうと思う必要はありません。
まずはすべての歯車が噛み合い、機能させることが先です。

仮にひとつひとつの歯車のクオリティが低く、噛み合いがぎこちなくても機能していれば、不安定で満足いかないかもしれませんが高音域が出ます。最初はそれで構いません。

そのスタート地点から、それぞれの歯車のクオリティを高め、より歯車どうしの噛み合い精度を上げていけば、方向性は脱線せずに効率よく伸ばせます。


今回は高音域について書きましたが、他にもタンギングとか、様々なテクニックはいくつもの歯車が噛み合った結果生まれたものです。
ですから、これから身につけていくテクニックや、もっと質を上げていくテクニックがある場合、それを構成している歯車ひとつひとつがいったい何なのかを見つけてください。

それがレベルアップのための大切な条件です!

ということで今回はここまで。
また来週!


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at 07:08, 荻原明(おぎわらあきら), 練習に対する考え方

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歯車の噛み合わせ 1






今年も4月より開催!





みなさんこんにちは!

トランペットを吹いていて具体的にできないことや身についていないスキルを要求されると、「練習しなきゃ」と思いますよね。

しかし、練習を積み重ねてもなかなか思うようにいかないこと、よくありませんか?

何かを新しく身につけるというのはほとんどの場合時間がかかります。例えばレッスンを受けて、終わるころにはできるようになっているなどというまるで美容院で髪を切ってもらったかのような変化はまず起こりません。

「じゃあできるようになるまでもっともっと練習しなきゃ!」

この意気込みはとても素晴らしいことですし、技術習得や上達に必要な意志とも言えます。
が、やはり効率よく、できるだけ短時間で身に付けたいものですね。

そこで今回は「身につく」というのがどういったことなのか、できないことができるようになる変化を起こすために大切な考え方を書いてみたいと思います。


【歯車の噛み合わせ】
世の中にある様々な「うごき」は、歯車の噛み合わせのような働きで行われていることがとても多いです。



例えば、「コップを手に取る」といううごき。
客観的に見ていると単に「コップを手に取る」だけに思いますが、実際の体の中では、

「必要な関節、筋肉などが働いてコップに手を伸ばす→必要な関節、筋肉などが働いてコップを握る→必要な関節、筋肉などが働いてコップを持ち上げる」

このようにからだの必要な部分がそれぞれ働くことによって、結果「コップを手に取る」という行動になるわけです。

しかし、そんなこと考えてコップを手に取る人はいません。

「よし、次は肘の関節を曲げるぞ…よし。次は各指の関節を、おっと、中指の角度が足りていない、これでは落としてしまう。もっと深く、深く曲げなければ…」

こんな人いません。からだのパーツがそれぞれどのように働いているかではなく、「イメージ」や「見た目」で人間はほとんどの行動をインプットしています。
ですから、「コップを手に取る」という「行動の結果」を極めて簡潔に(言葉で)伝えるだけでほとんどの人はそれがどういうことなのかを瞬時に理解できますし、実際の行動に反映させることができます。


日常生活での行動のほとんどは、「行動の結果」を言語化していることに注目してください。

「歩く」「振り向く」「匂いを嗅ぐ」「舌を出す」など。

からだのどこがどう働いているかなんてわからないけれど、きっと全部できますよね。
なぜなら、これらは過去に何度も成功した経験を持っていて、さらに習慣的な行動として身に付けている「スキル(=身についている技能、技術)」だからです。

では、次はどうでしょうか。

「自転車に乗る(運転する)」

これは全員ができるわけではありません。自転車に乗ったことがない人には、あの細い車輪でバランスを取り続ける具体的なうごきはわかりません。

では次。

「トランペットでHigh Bbの音を出す」

僕のところに来る質問メッセージの9割が「高い音が出ません、どうすれば出ますか?」という内容です。なぜ高音域が満足に出せない人がこんなにも多いのでしょうか。
山のように情報があり、トランペット奏者の中にはもちろん高音域が出せる人もいる中で、出せずに悩んでいる人たちがそれ以上に多い。そしてなかなか解決しない。

これも先ほどの「コップを手に取る」話と関連付けてみると見えてくることがありそうですね。

コップを手に取ることは、すでに過去に経験をして成功もしているので、「からだがどのように働くとそれができるのか」を知っているからこそ、いちいち考えなくてもできているのです。しかし、未経験なことや、成功していないことはそれがわかっていないので、からだの具体的なはたらきがわかっていません。

仮にHigh Bbを出している人を間近で見ていても、それだけでは外見からのわずかな情報しか得られず、しかもその外見だけではからだのはたらきがどうなった結果なのかもわかりません(このときに自分の知っている方法で外見だけ真似してしまうことは、結論を得られずに苦労する未来が待っています。有名なジャズトランペット奏者の外見を真似てほっぺたを思い切りふくらましたり、目をぎゅっとつむったり、体をよじらせたりベルを真下へ向けて吹いたり。それが自分への負担になっていきます)。

そこで、誰かに高音域の出し方を教えてもらったり、調べてみたりすることになるのですが、そこで受け取る情報というのは、それぞれのからだの部分がどうなっているのか、という「部分的なうごき」でしかないのです。

コップを手に取るときの説明も、もしからだのそれぞれのパーツを説明していくことになると、

「(その位置からコップを手にするには)足を前に出して」
「(その位置からコップを手にするには)肘を伸ばして」
「(コップに触れたら)一旦指を伸ばして」
「指を曲げてコップを掴んで(注意:コップが潰れるほどの力ではない!)」
「そのまま握る力を抜かずに肘や肩を使って持ち上げて」

どこまで経験したことがあるのかわからないので、もしかすると「掴むとは」「持ち上げるとは」「肩の関節とは」といったさらに細かな説明や解説、場合によってはコップを手に取る前に経験しておく必要がある行動が出てくるかもしれません。


経験や成功したことのない人に言語を使って行動を説明するというのはこのような必要がどうしても出てきてしまうのです。


【歯車を噛み合わせるとは】
先ほど挙げたコップを手に取るまでのそれぞれのうごきは、例えるなら「歯車ひとつひとつ」です。

歯車を想像してください。歯車はひとつだけでは単なる回転にすぎませんが、その歯に他の歯車の歯が噛み合うと、連動して動き始めます。こうしていくつもの歯車が連動し合うと、例えば時計とか、エンジンとつながったタイヤなどが動き出し、時刻を正確に刻み続けたり、車が走ったりするのです。

どこかひとつでも歯車が噛み合っていなかったり、歯車そのものが存在していない部分があると機能しません。
それぞれの歯車がどれだけ高品質で素晴らしいものだったとしても、噛み合っていなければ結果は伴いません。
逆に、それぞれの歯車の品質が悪かったとしても、とりあえず噛み合ってさえいれば、とりあえずの結果は伴います。

高音域を演奏する仕組みも、これと同じなのです。

ですから、まずはクオリティが低くても構わないので、本当に必要な歯車をそれぞれ用意し、それらを正しく噛み合わせることが成功への第一歩になります。


では次回次回の記事では具体的にハイノートを出すためのそれぞれの歯車が何であるかを説明したいと思います。

それではまた来週!


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at 06:23, 荻原明(おぎわらあきら), 練習に対する考え方

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