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休憩後にも軽いウォームアップを。

みなさんこんにちは!

今回もこれまでに寄せて頂いたご質問からひとつ記事を書いてみます。
ご質問等はこちらの記事のコメント欄に送信して頂いてもよろしいですし、こちらのメールフォームでも構いませんのでぜひご利用下さい。

今回はJia様より頂いた「少し長い休憩を取った後、休憩前のような状態と(感覚的に)変わってしまう」という件について。
メールフォームからお寄せ頂いたので本文のコピペなしにしてみます)


《感覚の変化》
みなさんは「吹いている感覚が変わる」という経験をしたことがありますか?

この「感覚が変わる」というのは「感覚が(悪い方に)変わる」と思って下さい。

例えば、午前中から一日楽器を吹く日があったとして、お昼休憩を挟んだ後に再度トランペットを吹こうとした時「あれ?なんか午前中と感覚が違う」という感じ。さっきまであまり奏法のことなど考えていなかったのに、なんか音が出にくくなってると感じることはありますか?

jia様のメール内容にも書いていらっしゃったのですが長い休憩の後にこういった感覚を持つそうです。

実は僕自身もこれはとても感じることが多いんです。上記のようなお昼休憩の後や、本番当日リハーサルをした後、本番までの間に仮眠と取ったり食事をしたり、要するにトランペットを吹かない時間が長い時になります。


《原因は様々》
これはトランペットをはじめとした楽器演奏者ならではのものではないと思います。スポーツでも勉強でも普段の生活の中でも起こることでしょう。寝起きは体の反応が鈍っているとか、昼食後の仕事にとりかかるペースなども同じものだと思われます。

肉体的なもの、精神的なもの、原因は様々。お腹がいっぱいになって若干ボーっとしている、午前中集中していたのが長休憩の時間で解放されてモチベーションを取り戻しきれていない等。そして、とても体力の必要とするトランペットの吹き方をしている方が一番なりやすいと思われます。

なぜなら、アンブシュアや腹筋、肩や肘、首などの上半身の筋力を必要以上に使っている場合、休憩の間にリセットされてしまうからです。
ただ、無駄に力を使って演奏していなくても同じようにリセットされてしまうのはよくあることです。


《レッスンの時のこと》
レッスンの時の話ですが、ある生徒がいかにも今教室に来たという状態で入ってきて、ケースから楽器を出してマウスピースを装着。すぐ曲を吹き始める、なんてことを目にします。
音出し(ウォームアップ)したの?と聞くと「今日はもう(他の場所で)吹いてきて、そこでウォームアップをした」という答えが返ってきました。

違う。それは違う。。。。

確かにレッスンでもこのブログでも「ウォームアップは練習の一日の最初に行う」とは言っていますが、じゃあ午前中にウォームアップをした後一旦楽器をしまい、ご飯を食べてお昼寝して、授業や仕事をして電車で移動して夕方また楽器を出した時「朝ウォームアップしたから」という理屈は自分の体に対して通用しませんよね。

その状態がOKだったら、スポーツ選手が「今朝ストレッチしたから夜の試合は準備なんてしないでも万全だ!」と言っているようなものです。

言いたいことはもうわかってもらえたと思いますが、要するに「ウォームアップはその日の練習のはじめに行うだけでなく、楽器を吹く前にはいつも(徹底的ではないにしても)感覚を取り戻す程度は必ず行うべき」ということです。

今の時期は特にそうです。家でウォームアップして寒い中別の場所まで移動した後、顔や体の筋肉がガチガチの状態で良いパフォーマンスは絶対にのぞめません。ですから、お昼休憩の後でも、リハーサルと本番の間に時間が空いている時も、演奏する前に感覚を取り戻すための軽いウォームアップを行うようにして下さい。

今回この質問をjia様から頂いた時時、本文に「下手になった」という表現をされていたのですが、この状態は下手になったのではなく、奏法面でのパフォーマンスが鈍っている状態というだけですから、心配する必要はないでしょう。ただし、先程書いたように長休憩後にいきなり曲を吹く習慣がついてしまうと「上手くコントロールできない→奏法についていろいろ考えてしまう→コンディション低下→上達しにくい」という流れになる可能性はありますから、気をつけて下さい。

休憩後のウォームアップはどんなことをすべきか、ということについては過去の記事「ウォームアップ」を読んでみて下さい。
ウォームアップメニューはそれぞれの目的に合わせた内容を決めて毎日毎回同じものを行いましょう。

ウォームアップは「準備」です。言い方を変えれば「ずれてしまったピントを合わせる作業」ですから、毎日同じメニューにすることで、今日(今)どれくらいピントがずれているのかを確認することも目的。そして何が原因でピントがずれているのかを様々なメニューの中で見つけていくのです。例えば「呼吸」「アンブシュア」「プレス」「マウスピースの当てる位置」「構え方」「精神面」など、確認項目を分けてひとつひとつ検証していくと「今日はなんだか調子良い(悪い)→でも理由はわからない」ということが少なくなっていくはずです。

ということで、その日最初に行うだけでなくウォームアップ的な音出しはこまめに行うようにして下さい。合奏練習がはじまるギリギリまで遊んでいたり休憩をしているのはパフォーマンス的にはリスクが高いので注意しましょう。

それではまた来週!


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at 12:29, 荻原明(おぎわらあきら), ウォームアップ

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ウォームアップ 4

みなさんこんにちは!
もう7月ですね〜。吹奏楽コンクールに出場する方たちはそろそろ本格的な活動に入るころでしょうか。
期末テストに追われてる頃かもしれませんが。。。

さて、今回はウォームアップ最終回です。
ウォームアップについて、いろいろなことを書いてきました。今回は総まとめ。


《照準を合わせるのがウォームアップ》
射的ってやったことありますか?よく夏祭りとかの出店にもありますし、遊園地なんかにもあったりしますね。
コルクの弾をライフルに込めて景品を狙って撃つやつ。

ライフルの弾を狙った位置に当てるには、照準を使います。弾の出る先端にある突起と、顔の近くにある突起。
それらを一致するようにした場所に弾が飛んでいくという仕組み。

テレビゲームとかの射撃ゲームにもありますが、スコープに十字がついていて、その十字が交じったところをターゲットに当てるという仕組みのものもあります。

何が言いたいかというとですね、ウォームアップってものがこれに似てると思ったんです。

結局のところ、音が出せるようになったトランペット奏者は、別にウォームアップをしなくても音は出すことができます。
多少無理矢理な吹き方になるけれど、でも出ないわけではない。

ただ、強引な演奏を毎日のように繰り返しているとコンディションが狂ってくるどころか、音をミスしたりピッチが定まらなかったりと安定した演奏ができません。
調子良い時もあれば全然思ったように吹けないことがあるなんて、もし調子悪い時に本番だったら怖いですよね。
調子良いか悪いか、その日になってみないとわからないなんて賭けに出たくないのは誰もが思うはず。

だからこそ、毎日安定した演奏ができるようにウォームアップを行うと、こういう訳なんですね。

射的をする時も、照準やスコープがなくても撃つことはできますが、狙いが定まらないデタラメな射撃をするのは失敗するリスクが高いです。常に狙ったところに撃つため = 常に思った通りの演奏をするためのウォームアップと考えればわかりやすいでしょうか。

コンディションというのは毎日同じではありません。
寝不足だったり精神的に落ち込んでいたり、体育の授業後でヘトヘトだったり、逆にテンション上がりすぎで自分が抑えられないような元気な時だってあるかもしれません。そういう時だって楽器を吹くでしょうから、「今日は上手く吹けないから帰る〜」と言い訳して部活休んでしまうようでは他の人に迷惑をかけてしまいますよね。
そうならないためにも、せめて楽器を演奏する時のコンディションは毎日一定であるべきなんです。


《照準を合わせるものとは》
それでは、具体的に何を照準に合わせるのかと言いますと、以下のようなものだと思います。

 ■呼吸の安定(ブレスコントロール)
 ■アパチュアやアンブシュアの一定さ
 ■全身の力加減
 ■自分の基本となる音色や奏法
 ■落ち着いた精神

ということを考えます。
呼吸は、例えば気温や湿度によっても上手く吸えないなんてこともありますし、疲れている時は腹式呼吸になっていない場合もあります。寝起きとかも体の機能が上手く使えないこともあります。さっきまで授業で爆睡してました〜なんて時、すぐに楽器吹けないですよね。
管楽器は息が入らないと音が出せない楽器ですから、まずは絶対に呼吸が安定していないとしっかり吹くことができません。
ブレスコントロールが上手く使えないと、アンブシュアに力を入れて無理矢理吹いてしまいがちです。アンブシュアに力を入れてしまうので、体にも力が入ってしまい、その結果、唇へのプレスも強くなってしまいます。そういった他の部分でなんとかしようと無意識に体に力が入ってしまい、結果いつもより早くバテてしまったり、ハイノートが出せないなんてことになります。

自分が目指す音色を持つことは、トランペットの上達に不可欠な要素です。
まずは自分の基本となる音色を出すためにも、ウォームアップをしっかりと行います。
初心者の方で、自分の目指す音色がわからないという場合は、とにかく沢山のトランペットの音色をCDでもコンサートでも聴きまくりましょう。「この音良い!」って思えるものが自分の目指す音色です。その音色のイメージを強く感じながらウォームアップを行うことをおすすめします。
奏法ばかり考えてしまうとウォームアップも上手くいきません。イメージを必ず持つようにしましょう。

呼吸を整えることや、イメージをしっかり持って集中してウォームアップをする。これは、気持ちを落ち着けることにもつながります。
落ち着いてない状態では集中することができません。結果合奏で吹く場所を間違えたり、音をミスしたり、いつもなら考えられないようなケアレスミスをしてしまうなんてことがあります。
ウォームアップは、前回までのブログを読んでもらえればわかりますが、呼吸を安定させる練習が沢山入っています。
これらは別段意識する必要はありませんが、毎日同じ内容のしっかりしたメニューでウォームアップを行っていれば、おのずと気持ちも落ち着いてくるはずです。


《ウォームアップをしないプロ奏者》
プロのトランペット奏者の中には、ほとんどウォームアップをしないでもバンバン楽器を吹けてしまう人がいます。
ほんの少しマウスピースでバズィングをしてリップトリルをしたら、合奏に参加できてしまうような方が。。。。

まあ、それは自分の師匠なんですけど。
他にも結構います。

最初、信じられませんでした。でも常に同じ音色で音が出ているし、ミスなんて全然しない。
音大生の頃ちょっと師匠のマネしてみたこともありますが、全然ダメでした。30分もすると音がプス〜っと出なくなってしまう。

こういったウォームアップをまったくしない奏者というのは、先程解説した「照準を合わせる」ことをしなくてもコンディションがほとんど一定だから(= 照準が最初から合っているから)ではないかと思います。
また、自分の師匠が昔、「楽器を何十年も吹き続けているうちに翌日のコンディションをコントロールすることがだんだんとできるようになってきた」とおっしゃっているのを聞いたことがあります。
例えば、(未成年の方には無関係ではありますが)お酒を前の晩に沢山飲みすぎると翌日の調子が悪いとか、睡眠時間が○時間だと楽器の調子が良い(=自分の体のコンディションが安定している)といったことを経験的に理解するようになった結果だということです。
でも師匠であってもそれは何十年と楽器を毎日吹き続けた結果得ることのできたものですから、自分はマネできるわけがないんですよね。根拠もなく見よう見まねでウォームアップなしでマトモに楽器が吹けなかったのは当たり前のことです。

ですので、ウォームアップというのはやはり行うべきものなのです。


《バズィング練習はいらない!》
バズィングとは、金管楽器の奏法について言えば、音を出すための唇の振動を指します。
難しい言葉を使えばバズィングは木管楽器のリードと同じ「発音原理」と言えますが、これはあくまで原理であってバズィングだけを練習する意味はないと考えています。

自分は、マウスピースを使わないバズィングができません。
でも楽器は吹けます。

なぜバズィングができないかと言うと、口周辺を締め付けて吹いていないからだと思います。
楽器を吹く時、マウスピースの中が振動する状態になっていれば唇の振動は得られます(この時、無駄な力は音色を悪くする要因になるのでできるだけ無いほうが良いでしょう)。また、マウスピースの外側に関しては息が漏れなければそれ以上締め付ける必要はまったくありませんし、マウスピースのリムがバズィングをするためのサポートをしてくれているので、結果的に力というのはほとんど必要ありません。したがってバズィングだけというのができないのだと思います。

自分が中学生で初めて楽器を吹くようになった時、とにかくバズィングの練習ばかりされられていました。
楽器もマウスピースも使わず、口でビービー音が出せるまでとにかく毎日そればかり。

今考えると非常に効率の悪い練習をされられていたな、と思います。
そんなことをするくらいなら、最初から楽器を使うべきです。だって、トランペットが吹けるようになるんだったら楽器を使って練習したほうがいいでしょ?

ということで、バズィングができたところで、それをトランペットの演奏に反映させることはできません。バズィングだけの状態をそのまま演奏に使うと、とても薄くて浅い音しか出せません。

一芸の範囲を越えないテクニックですので、ウォームアップでバズィング練習をする必要はありませんし、むしろ行わないほうが良いでしょう。


《クールダウン》
ウォームアップが演奏をする最初の行為だとしたら、練習の最後に行うのはクールダウンです。
スポーツの分野でもクールダウンは重要なものとされています。
野球のピッチャーが試合後に取材を受けていて、アメフト選手みたいに肩に異常にでかい何かを付けているのを見たことがあるでしょうか。
あれは、使った肩を冷やしているそうです。

使った筋肉は休ませる。これがスポーツでの常識です。
しかし、ウォームアップと違って、自分はクールダウンは行っていません。
なぜかというと、楽器を演奏する上では筋肉を酷使して吹いていないからです。

これまでのブログ記事を読んでもらえればわかると思いますが、ウォームアップは毎日一定のコンディションで楽器を吹く上での行為です。呼吸器系を活発にするとか、気持ちを落ち着けるとか。そして実際の演奏に関しても筋肉を酷使しない。
ここがスポーツとは違います。

ただし、クールダウンを行ったほうが良いという奏者がいることも事実。
考え方の違いですので、間違っているわけではありません。また、あまりにハードな練習を行った時は、自分も少しクールダウンをすることがあります。吹奏楽で3日間練習が続くと、結構しんどいんですよね。あと、バロック音楽でピッコロトランペットを沢山吹いた時なんかも、翌日まで疲労が溜まっていることがあります。そんな時には演奏後にクールダウンをします。

クールダウンの内容としては、ウォームアップを逆にやっています。
ウォームアップが徐々にハードな内容にしていくものですから、クールダウンは徐々にソフトな内容にして終わらせるといった感じです。
すでにバテてしまっていることが多いですから、メニューもできるだけ楽なものにしています。


《まとめ》
ということで、4回に渡って解説したウォームアップについて、参考になりましたでしょうか?
初心者の方には少し難しい内容だったかもしれませんが(読み返して思った;)、ともかく、ウォームアップは大事なんだと思ってもらえればそれで充分です。
みなさんの演奏している環境は様々でしょうから、それぞれに合ったウォームアップメニューを考えて実践してみて下さい。
いろんな教本を参考にして少しずつ改良していけば、そのうち自分なりのウォームアップが見つけられるはずです。

練習の最初は必ずウォームアップ!
本番の日も最初は必ずウォームアップ!

ということで頑張って下さいね。

来週からは違う内容をお送りします♪お楽しみに〜

ぜひこのブログをみなさんで読んでください!
では〜。



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at 15:03, 荻原明(おぎわらあきら), ウォームアップ

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ウォームアップ 3

マウスピースのみの練習、音が出るようになりましたか?

それではウォームアップ第三回目です。
やっとトランペットを使ってのウォームアップに入ります。長かったですね(笑)

実際に楽器で音を出す時は、前回解説したマウスピースでの吹き方を一度すっかり忘れてしまって下さい。
そのまま吹くとしっかり音を出すことができません。
楽器でしっかりと音を出す時は、より遠くへ、管の中に充分な厚みのある息を安定して流し続ける必要があります。


トランペットのウォームアップは、スポーツをする前の準備運動と同じだと書きました。
準備運動のメニューにもおおよその順序があるように、ウォームアップにもおおよそ順序があります。
最初は一番吹きやすい音から始めるということ。さらに、負担のないメニューから徐々にハードな内容にしていくということです。
ここでは、ワタクシ荻原が行っているウォームアップを具体的に解説していきます。


《二度音程》
まず最初に行うのは、二度音程の反復です。

「二度」とは何か、と言いますと、それぞれの音程の間隔には名前が付けられています。
例えば、「ド」と同じ音の「ド」だったら「一度」です。「ド」と、隣の「レ」だったら「二度」です。
「ド」とオクターヴ上の「ド」なら「八度」。このように音楽では、あるひとつの音を基準にして、もうひとつの音との間隔を「度」という単位で表現します。余談ですが半音単位での距離を完全に表現するには「長二度」とか「完全五度」という表現をしますが、ここでは割愛します。いずれこのブログでも解説しようかと思っていますが、興味のある方は「楽典」という音楽の教科書のようなものがありますのでそれを読んでみて下さい。

また、「音程」という言葉を「ピッチ」と混同して使ってしまう人がいますが、音程というのは「音と音の隔たり(へだたり)」であり、「ピッチ」というのは「周波数」(= 単一の音そのものの高さを指す言葉。チューナーで示される高低)です。お間違いなく。

で、最初は負担の少ない二度の反復を行います。テンポはゆっくりと、途中でブレスはしません。やさしい音色で、響きのあるサウンドを目指し、マウスピース練習で柔軟になった唇を活かして音を出しましょう。

 ドレドレドレドレ / ドシドシドシドシ / ドー

という感じです。
楽譜をここで出してないのは、実際参考にしている出版譜があるからです。ご了承下さい。
具体的には、「アーバン金管教本」の日本語版ではなく、アーバン氏が実際に書いた原典版(だと思います。はっきりしなくてすいません;)日本中いろんなところで売っている「アーバン金管教本」は黄色い表紙で1〜3巻までありますが、2巻にまとめられたもっと大きなクリーム色の表紙の教本があります。大きな楽譜屋さんにいかないと売ってないかもしれません。この第2巻にある『2nd PART(140の練習曲)』の1番目の楽譜をアレンジして、最低音から五線内のBbまでをひとつずつゆっくり吹いています。

なぜ最初にロングトーンをしないのか、と思うかもしれませんが、これはレッキとしたロングトーンです。
ただ単にひとつの音をボーーーっと吹き続けるよりも、音をリズミカルに変えてロングトーン(長い安定したブレス)をしたほうが効果的だと思っているからです(飽きるし。ずっと同じ音吹いてるの。)。また、単一の音を伸ばし続けていると、口周辺が固定されて固くなってしまいます。それを解消するためにも二度音程でロングトーンをするのは良いことですし、また、音が変化するということはピストンを押すわけですから、楽器の中の抵抗感も変化します。それに対応するためのブレスコントロールも身につけることができます。

《より長いブレスの習得》
二度音程の練習が終わったら、次に行うのは「より長いブレス」を身につけるウォームアップです。
ここで使っている教本は「ジェームズ・スタンプ(James Stamp)著『WARM-UPS + STUDIES』(Editions BIM)」という本です。オバケのQ太郎の唇みたいなイラストが表紙にドドーンと載っている一回見たら絶対忘れないインパクトある本です。
この中にある「No.6」のエクササイズを使っています。
この楽譜、実際吹いてみるとわかるのですがブレスをかなり上手に使わないと最後まで吹ききることができません。実際レッスンでも行っていますが、初めのうちは一息で吹ききることがみんなできません。でも毎日きちんと練習すれば吹けるようになります。
これは肺活量の問題よりも、息の使い方なのです。

息を上手に沢山使えるウォームアップは、呼吸器官をフルに活用して行うので絶対に必要と言えます。

16拍のロングトーン、といったような固定された練習を意地で吹きまくるよりもずっと効率的だと思います。


《ペダルノート》
ペダルノートとは、トランペットの運指表にある最低音(Bb管ならE(楽譜上ではファ♯))よりも下の音のことを指します。
実際の演奏ではほとんど出てこない実用性のない音なのですが、ウォームアップをする上では非常に効果的なメニューと言えます。
また、みなさんが一番悩んでいると思われるハイノートを出すためにも大切な練習です。
なぜかと言うと、ペダルノートを出すためには、普段出している音と同じようには出すことができず、より安定した息と柔軟なバズィング(唇の振動)、音感が揃っていないと吹けないのです。倍音(トランペットで言えば同じ運指で出せる複数の音)の距離が狭くなるハイノートを出す上でもこれらは同じ様に大切なことだからです。

ペダルノートの練習は、単にそれらの音を単体で吹けるようにするよりも、関連性を持って練習したほうが効果的なので、ここでも先程紹介した「スタンプ教本」を使っています。
スタンプ教本は、ペダルノートの練習がとても沢山掲載されていて、すべてを吹けるようになるにはとても大変なのですが、この中にある一番最初のペダルノート練習「BASIC Warm-ups 1」の「No.3」だけでも充分です。

これまで一度もペダルノートの練習をしたことがない方はぜひやってみて下さい。最初は難しく感じるかもしれませんが、ピアノなど定まった音が出る楽器を使って根気よく練習すればできるようになるはずです。
これもレッスンでは必ずやっています。


《リップスラーとリップトリル》
ここまでくると、体全体がほぐれてきたと思います。
そこで、次に行うのはリップスラーとリップトリルです。
リップスラーはみなさんもよく練習していると思いますが、リップトリルの練習は行っていますか?
リップトリルとは、音程の狭い反復リップスラーと思ってもらえれば良いでしょう。
日本語版の「アーバン金管教本」にも沢山掲載していますが、ここで使っている教本は「チャールズ・コリン(Charles Colin)著『リップフレキシビリティーズ(Advanced LIP FLEXIBILITIES)』」というリップスラー、リップトリルだけを徹底的に掲載している楽譜です。この教本、最後のほうは無茶言うなよオイって感じなんですが、前半は非常に効果的なリップスラーの練習ができますし、他にもいろいろと使えるところがあり、持っていて損はありません。
毎回同じ箇所をウォームアップとして使っているわけではありませんし、必ずしもこの楽譜に書いてある通りに吹いているわけでもないのですが、参考になる教本です。

初心者の方には少し難しいかもしれませんが、リップスラーやリップトリルはトランペット吹きにとって必要不可欠なテクニックですので、必ず練習しましょう。


《最後の仕上げ》
ここまで吹いてきたものは実はスラーの練習ばかりです。
それはスラーがしっかり吹けなければ、タンギングを使った表現はできないからです。
テヌートだろうとスタッカートだろうと、基本は安定した一定に流れるブレスが必要です。ですので、ウォームアップとして行うことはスラーがメインになってくるというわけです。
で、ここまで行ってきたスラーでのウォームアップを発展させて、仕上げとして練習するのが「クラーク(H.L.Clarke)著『テクニカル・スタディーズ(TECHNICAL STUDIES FOR THE CORNET)」です。
ここまでくると、もはやウォームアップではなく、基礎的なテクニカル練習の領域になりますが、この教本は全ページ本当に有効な練習が入っています。
自分は、ウォームアップとして「SECOND STUDY」を使っています。

このエクササイズは指の練習にもリップスラーの練習にも、ブレスコントロールの練習にもなりますので、今まで行ってきたウォームアップの総仕上げ的に行っています。さらに、楽譜上ではすべてスラーで書いてあるのですが、これをスタッカートにして練習もします。


《休憩を必ず取ること》
以上の流れで毎日ウォームアップを行っています。マウスピースだけの練習も含めて正味30分といったところでしょうか。
ただし、毎日一番最初に吹いていることですから全てを一気に吹きまくるのではなく、途中で休憩を入れます。そして、ウォームアップ後もすぐに曲に取り組むわけではなく、休憩を入れます。
ウォームアップは単にメニューをこなすことではなくて、あくまでこれから演奏するための準備ですからじっくりゆっくり行うのがベストです。
でも、みなさんは毎日毎回この時間をウォームアップに費やすのは難しいかもしれません。そういった時には、上記のメニューを全て行うにしても、全調は吹かないなど内容を抜粋すると良いでしょう。
スポーツの準備運動でも、時間がないからと言って柔軟体操だけ一切カットしてしまったらどんなことになるか、想像つきますよね?
それと同じで、唇の反応を良くして→深く安定した呼吸を身につけ→基本的なテクニックの練習をするという流れは一貫して行うようにしましょう。


ということで、今回具体的な練習メニューをお伝えしましたが、楽譜を掲載することはできず、手元に楽譜がないとよくわからない内容だったかもしれません。部活などでみんなで出資すれば楽譜も安く買えると思いますし、いろいろ工夫して自分なりのウォームアップメニューを作ってみて下さい。
また、上記のメニューは自分自身で毎日行ってるものでもありますが、教室でのレッスンでも生徒さんにやらせている内容でもあります。教本を活用する最善の方法は、楽譜に書いてあることをそのまま吹くだけではなく、レッスンを受けることが一番的確でわかりやすいと思いますよ!



と、宣伝してみたり。


次回はウォームアップについての最終回です♪
それではまた来週〜。



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at 05:20, 荻原明(おぎわらあきら), ウォームアップ

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ウォームアップ 2

先週に引き続き、ウォームアップについて解説していきますね。

ウォームアップとは前回も書いたように「体に負担をかけず、いつも安定した演奏ができるためにする準備運動」という大切な練習のひとつです。毎回楽器を吹く時は、必ずウォームアップを行ってから、曲練習やテクニカルな練習を行うよう心がけてください。

《マウスピースだけのウォームアップ》
ウォームアップの一番最初に行うのは、マウスピースだけを使った練習です。
ここでの目的はただひとつ

『ほんの少しの息を入れただけでも反応する柔軟な唇作り』

です。
マウスピースだけの練習を最初に行っている人はとても多いのですが、そのほとんどの人が無理な音の出し方をしているように思います。まるでトランペットを演奏するかのように強く早いスピードの息とバズィング(音を出すための唇の振動=buzz→ハチや機械がブンブン鳴るという意味)で吹いてしまっている人がたくさんいます。でもこれはよろしくない。必死になって準備運動をして、競技をやる前からヘトヘトになってしまうかのようなものです。

マウスピースだけで音を鳴らす行為は、決してトランペットを演奏する吹き方とは共通していないません。

マウスピースはトランペットの管の長さに比べたら非常に短いですね。ですので、マウスピースだけで音を出す時に、あたかもトランペットを吹く感覚で息を入れたり音を出したりしても、それは演奏に通用しません。むしろ、マウスピースで無理に息を入れてしまうウォームアップをしてしまうと、楽器をつけた時のギャップに悩まされることになります。
「マウスピースでは上手く吹けてたのに、なんで楽器をつけると思ったように吹けないんだろう?」
という疑問を持ったことはありませんか?


なので、マウスピースだけで行うウォームアップでは、軽く息を入れただけでも反応することができれば、それで充分なのです。

実際に音を出して、息をしっかり入れるウォームアップは楽器をつけてから行います。

ここではしっかりとその違いを理解して、目的を分けておく意識を持つようにしましょう。


さて、実際にマウスピースが手元にある人は今実際やってみましょう。また、各部分の名称も覚えておくと便利ですよ。

 マウスピース 図解
画像、ウィキペディアから借りちゃいました。

 ■マウスピースはギュっと握りしめない
  ※持つ方の手はどちらでも構いません。プロの中にはこだわる人もいますが、自分にとってしっくりくる手で良いでしょう。

 ■シャンクとカップ外側のふくらみがぶつかっているあたりを親指と人差し指で軽く押さえる(※下の写真を参照)
  ※シャンクとは、トランペットに差し込むマウスピースの中で一番長い筒状になった部分です。
   また、筒の中の空洞を唇に近い場所を「スロート」と言い、出口あたりを「バックボア」と言います。
  ※カップはマウスピースの息を入れた時、最初に吹き込まれる半球状の場所です。
   カップのサイズや形状が変わると、音色や吹奏感に変化がでます。

 マウスピース

マウスピースのウォームアップ時も楽器を吹く時も同じで、手や指に力を入れないように注意しましょう。
力が入ってしまうと余計なプレスを唇にかけてしまうことになります。肩にも力が入ってしまい、ゆったりした呼吸ができません。
また、マウスピースはバランスが悪いため、シャンクとカップ外側のふくらみがぶつかっているあたりが持った時にちょうど安定しますので、この部分を軽く押さえます。

では、この持ち方で音を出してみましょう。

先程も言いましたが、ここでは「楽器を吹くのだ」という考えから一旦離れて下さい。
ですが、アンブシュアは楽器を吹く時と同じように。そうしないと音が出ませんからね。でも、最低限、音が出せるアンブシュアで充分です。無理な力は入れないこと。五線下のBb(in Bbの楽譜上ではドの音)〜Eb(in Bbの楽譜上ではファの音)あたりの音を出してるような感覚がちょうどいいかもしれません。
息はゆったりと深呼吸をするようにします。しかし、いっぺんに沢山息を出してしまうと音は出ません。また、逆に少なすぎると音がブレてしまい、唇の振動を妨げてしまいます。息を取り込む(吸う)時も、あまり沢山は必要ありません。アップアップしてしまうくらい取り込むと、かえって安定したコントロールができません。

一番良いリラックスした状態で、一番良い息の入れ方、楽だけれどきちんとしたアンブシュア、この状態でストレスのない音がマウスピースから出るまで練習します。
音が最初から出ないからと言って、決して息のスピードを上げてしまったり、唇へのプレスを強くしてしまったり、アンブシュアを固くしてしまわないようにしてください。

音がどうしても出ない人は、他に原因があります。
例えば、マウスピースと唇の当てる角度や位置だったり、アパチュア(アンブシュアを作った時にできる唇の息の通り穴。唇の振動はここで行われています)のサイズが大きすぎ、または小さすぎだったりします。
スースーと息の音しかどうしても出ない人は、いろんな当て方をして、音の出るツボを探してみて下さい。

焦らず、しばらくやってみると、そのうちポイントが見つけられると思います。

ポイントが見つけられたら、常にその場所で音が出せるように、一旦唇からマウスピースを離して吹き直してみて、感覚として位置や角度、プレス具合等を覚えてしまいましょう。

息はゆったりとした安定性の高い入れ方をして下さい。そうすることによってピッチがブレることなく、まっすぐな音が出せると思います。

最初に言いましたが、マウスピースでのウォームアップは、これができればOKです。
ここでは唇が振動するポイントさえ見つけられれば、他に求めることはありません。
ですので、その日のコンディションや慣れにもよりますが、ほとんどの人は数分で終わると思います。
しかし、トランペットの音の基盤になる練習ですので、適当にはやらないようにしましょう。
初心者の人でマウスピースから音がスムーズに出ない人は、とにかく毎日根気よく焦らず行うことが大切です。もしどうしても音が出せなくても、一日中この練習だけしているようでは能率悪いですから、頃合いを見て次の練習に移ってしまっても良いかと思います。
そのうち絶対できるようになります!

何度も言いますが、無理矢理に音を出してしまうのは逆効果です!
ちょっとの息を入れただけで唇が振動することが今回の重要ポイントですよ!


余談ですが、プロのトランペット奏者の中には、今回のマウスピースだけの練習は必要ない、という人も結構います。
その人たちが、そう言う理由は「トランペットの管の長さとマウスピースの管の長さが全く違うから」ということなんですね。
これは言い換えれば「トランペットを吹くようにマウスピースの練習をする意味はない」となります。
ですので、楽器の練習の一環として、マウスピースだけで思い切りブーブー吹き鳴らす練習は、自分も必要ないと思いますし、逆効果だと思います。それは今日解説した通りです。
今回解説した内容は、楽器を吹く練習としてではなく、唇が楽に振動するためのウォームアップというだけです。
車を走らせるためにエンジンをふかしておくようなものです。アイドリングは地球に厳しいのでダメですが。

ということですので、とにかく唇がすぐに反応するウォームアップとして、毎日必ず最初に行ってみてください。
きっと、楽器が今まで以上に楽に吹けるようになるはずです!

それでは、来週も引き続きウォームアップについて解説していきますね〜。



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at 10:57, 荻原明(おぎわらあきら), ウォームアップ

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ウォームアップ 1

こんにちはー。

今回から数回に分けてウォームアップについて解説していきますね。

ウォームアップというのは、スポーツの分野ではあたりまえのように行われているのですが、なぜか金管楽器奏者、特に部活動で吹いている人の中ではあまり重要視されていないように思えます。
かく言う自分も、中高生の時にはウォームアップをほとんどしていなかったように思います。というか何をすれば良いかよくわかってなかったし、そんなことより早く曲練習したかったし。そもそも部活動の時間が数時間ととても短かったので、集合して楽器を出したらすぐ全体でのロングトーン練習が始まってしまうような環境でしたので、ウォームアップの時間というのがなかった記憶があります。

でもこれは非常に良くない練習なんです!

《ウォームアップとは》
そもそもウォームアップとは何なのでしょう。
まずスポーツでのウォームアップ=準備運動を考えてみましょう。
どんな競技でもスポーツをする上では体を充分に機能させることが必要です。例えば、水泳でもしも準備体操をまったくせずに水に飛び込み25mを全力で泳いだらどうなるでしょうか。きっと足がつってしまうでしょう。息継ぎも上手にできないかもしれません。肩の関節や全身の筋肉に痛みを感じてしまうかもしれません。結果的に良いタイムが出るどころか、途中で泳げなくなり溺れてしまう可能性が高くなると思います。怖いでしょ?
命に問題がなかったとしても、泳いだ後に体に負担をかけて泳いだ結果、怪我をしてしまうなど、本来スポーツは体を鍛えるために行っているにも関わらず、逆効果になってしまいます。

ではトランペットを吹くことに視点を変えてみましょう。
全身運動ではないにせよトランペットを演奏する時もスポーツ同様、体を使います。
特に上半身の柔軟な筋力、呼吸器系、そして顔の柔軟性に関しては充分に機能することが良い演奏をするための大前提です。
したがって絶対にウォームアップをする必要があるのです。


《ウォームアップは個人でするもの》
自分が中高生の時もそうでしたが、部活動でウォームアップを重要視していないところが多い気がします。
活動時間が限られていたり、ウォームアップに時間をかけるよりも曲練習や合奏をしたほうが良いと感じているのかもしれません。
でもロングトーンはほとんどの部活でも行っているんですよね。
ロングトーンに関しては後日詳しく解説しますが、これはウォームアップではありません。
そして複数でのロングトーン、基礎練習(基礎合奏)もウォームアップではありません。

まずは個人のコンディションを整えなければ何も始まらないのです。

サッカーで選手11人が個人で準備運動をせずにいきなり全員でパス練習をしたところで充分なパフォーマンスを発揮することができないのと同じです。絶対ケガ人出ます。

部活動であっても、活動の最初は必ずウォームアップの時間をしっかりと確保することが、素晴らしいアンサンブルを作るための必須条件です。

《「つぶれ」とウォームアップの関係》
これから本格的になってくると思いますが、吹奏楽コンクール前になると練習時間が増える部活動が多いですよね。
自分の中学生の時の話に戻りますが、通常の練習時間が一日2時間程度、週に4日だったのに対し、吹奏楽コンクール直前になると休日なしの毎日6〜8時間と大幅に楽器を吹く時間が増えていました。真夏の暑さも相まって、体調不良でダウンする人が続出しましたが、そうでない人の中にも思ったように音が出なくなる金管奏者、特にトランペット奏者が必ずいました。もう五線の半ばの音すらきちんと出せない状態で(いつもはハイノートもしっかり出せる人)、唇が振動せず、音に雑音がまじりったり息の音しか出なかったり。
いわゆる「つぶれた」状態です。本人もいつもだったらもっと上手に吹けていたのに、という焦りと、指導者の厳しい指導により精神的にも崩れてしまいました。結局コンクールまで練習は続くわけで、コンディションが良くなることもなく、満足する結果にならなかったというのを今でも覚えています。
自分も中学生の時に「つぶれ」まではいかなかったにしても、コンクール前は調子が悪くなっていました。ピッチも定まらないし、音も無理矢理出していたために、音をはずしまくっていました。

はっきり言ってその時の指導者に問題があったと思います。
結局、ウォームアップの徹底的な指導と実践がなかったからこういう結果を招いてしまったんです。
これがスポーツだったら大問題ですよ。疲労骨折やじん帯損傷、大ケガなんてあたりまえじゃないでしょうか。

体を使う管楽器、特にトランペットは、毎日充分なウォームアップを行うことが、自分の最高のパフォーマンスをする上で一番重要なことだ、ということをプレイヤーの人も指導者の人も認識するようにして下さいね。

それでは、次回もウォームアップについて引き続き解説していきます!



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at 12:08, 荻原明(おぎわらあきら), ウォームアップ

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