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教本の応用練習

みなさんこんにちは!

実は今回の記事でこの「ラッパの吹き方」は100記事を迎えました!
いやぁ、塵も積もれば…とは言いますが、この飽きっぽい自分がよくもまあ続いているなと。これも毎週アクセスして頂いているみなさんのおかげです。最近は一ヶ月の累計10000アクセスを突破しております。ホントにありがとうございます!

「ラッパの吹き方」はまだまだ続きますので、これからもどうぞよろしくお願いします!

さて、教本については今回が最終回です。


《教本の応用練習》

1/19の記事「教則本(教本)」でも触れましたが、教本というのは自分のレベルに合ったものを選ぶこと、そして今自分に何が足りないのか(どんなテクニックを習得したいのか)を理解した上で選ぶ事が大切です。

しかし、教本は最初から最後まで一通り吹いて「はい終わり」では非常にもったいない使い方をしているだけでなく、テクニックが身に付いているかも怪しいところがあります。

今もあるのかわかりませんが、自分が小学生の時は算数で「計算ドリル」というものがありました。漢字ドリルってのもありましたね。1ページ10問くらいの計算問題が掲載されていて、とにかくどんどん問題を解いていくという冊子です。

このドリルと同じような感覚で教本を使っている人、結構多くいるように感じます。

教本を使うことで重要なのは自分のテクニックとして身につけること、レベルアップをすることであって、最初から最後まで「ただ吹いた」「やってみた」だけでは教本の意味はありません。
繰り返し練習すること、楽譜に書かれている通りに吹けることができたら(客観的にOKがもらえることがベストです)、その次はフレーズやリズム、テンポを変化させて吹けるように練習してみましょう。


《リズムなどを変化させる》
教本には様々なジャンルがありますから、すべての練習にこれが使えるわけではありませんが、例えば先日紹介した「クラーク教本」「アーバン金管教本」の音階練習、インターバル(跳躍)練習などのリズムが単純で一定の形であるものならやりやすいはずです。

具体的に譜例で解説してみます。

 教本譜例

例えばこんな練習曲があったとします。
これをそのまま練習するなら、結構すぐにできてしまうかもしれません。で、「できたから次行こう」ではもったいないんです。
リズムなどを変化させようと思えば、すべてではありませんがこんなに種類を増やすことができます。

 教本応用

どうですか?最初に掲載した譜例を吹いているだけと、これらすべての楽譜を完璧に吹けるようになるのとでは、レベルアップの度合いが全然違うのはわかりますよね。

そしてさらにこれらの楽譜をテンポや強弱(クレッシェンド、ディミヌエンドなども)を付けたりすれば、もっともっと種類を増やすことができますし、アクセントやテヌート、スタッカートの組み合わせ、さらにそこへ様々なパターンのスラーを付けることで、数えきれない種類になることでしょう。

こういった教本の練習をすることが、本当の意味での「教本を使いこなす」ことにつながります。


また、教本ではなくても合奏で演奏するような作品としての曲でも、フィンガリングやフレージングで吹きにくいとか苦手だという箇所が出てくることが沢山あるはずです。そんな時も苦手なところだけを抜き出して上記のようにリズムやテンポを様々に変化させて徹底的に練習をすると、効率的に吹けるようになります。


《スタンプ教本》

最後に、ひとつ紹介していなかった教本がありますのでそちらを。

スタンプ教本

「JAMES STAMP : WARM-UPS+STUDIES 」というタイトルで、自分は「スタンプ」と呼んでいます。
実は過去の記事で何度かこの教本については解説をしています。

大きな特徴は、他の教本ではあまり扱うことのない「ペダルノート」を重点的に練習をする、ということが挙げられます。

ペダルノートというのはトランペットの下の音域外、具体的にはBb管でEの音(ファのシャープ)よりも下の音を指します。
実用性のない音域外の音を出せるようにする練習の必要性については過去の記事をぜひ読んでみて下さい。

↓↓こちらをクリック!↓↓
「ウォームアップ3」
「ハイノートへのアプローチ8」


ということで、数回に渡って教本について書いてみました。
ぜひ自分に合った教本を見つけて、与えられた曲の練習だけでなく(それ以上に)基礎をしっかりと固める練習を心がけるようにして下さい。
それではまた来週!



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at 07:44, 荻原明(おぎわらあきら), 教則本

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朝練トランペット 毎日の基礎練習30分/藤井完

みなさんこんにちは!
今年は関東でも雪が降りまくってます。寒い。。。
早く春が来てほしいですね〜。春物の服を最近たくさん買ってしまったのに着る機会が全然ないのがもったいない気がしてます。

さて、今回も教本の紹介をしたいと思います。

《朝練 トランペット 毎日の基礎練習30分/藤井完》

朝練

「朝練」と言うと、学校で授業が始まる前に早く来て練習することを言います。自分も高校生の時は部活ではなく自分の練習のために学校が開くと同時に音楽室に行ってギリギリまで毎日練習していましたが、朝の練習時間は非常に短く限られているので、能率良く目的を持って練習することが大切ですね。
時間が短いからと言って、ウォームアップもそこそこに朝っぱらからいきなり曲練習などをしてもただの時間の無駄遣いにしかなりません。朝だからこそ意味のある基礎練習を行いたいところですが、自力でそれを見いだすのは楽器経験の短い学生の方にはちょっと難しいですよね。

その手引きとして各楽器からそれぞれ違った著者によって発行されたのが「朝練」という教本です。

他の楽器の「朝練」はきちんと見たことがないのですが、トランペットの本を初めて手にした時、「なんだこれ?」というのが正直な印象でした。
それまでいろいろな教本やトランペットに関する文献などを読んだことがありましたが、この朝練ほど一度読んでも飲み込めない文章に出会ったことがありませんでした。

最初に手にしたのは音大生の頃で、ぶっちゃけがむしゃらに時間を費やすような根性練習ばかりしていた時で、能率良く的確に練習しようとか、良い音、良い演奏をするためにそれぞれの体のパーツの使い方を理論的に考えたことがほとんどなかったということも関係していると思います。イメージといった目に見えないものだけで自分の演奏をカバーしていた時期だったんです。ダメですね;

正直言うと、著者の藤井氏が言っていることが本当に納得できるようになったのはここ数年です。自分が様々な角度でトランペットを練習し、考えていくうちに身に付いてきた理論が、久々に開いた「朝練」の内容ととても近いものだったということが自身の考え方に確信と自信を持てるきっかけになりました。


《独特な表現》
当初「朝練」を読んだ時に文章がどうしても飲み込めなかった理由のひとつに「独特な表現」を多用しているということが挙げられます。
本の最初にはそれら独特な表現それぞれの解説が書かれてはいるのですが、それでも理解をするのは難しかったです。

例えば「裏階段」「オープンスロート」「ベルカントモード」という言葉は、それまでトランペットを吹いてきて(音楽に携わってきて)出会ったことがないものでした。「スロート」や「ベルカント」という単語は知っていたのでなんとなく理解はできるのですが、それがトランペットを演奏するためにどういった形で利用するべきなのか、実践できなかったんですね。

ただ、今になって思えば、これら独特な表現は「単語」として初めて目にしただけであって、同じような意味のことを教わったり自分で実践してはいたんです。
ですから、この教本を使う時はわかったふりをして読み進めたり、理解したつもりにならず、納得いくまでいろんな指導者に質問したり、仲間と相談したり考え合ったりすることが絶対に必要です。

間違った解釈で読み進め、理解したつもりになってそれを実践してもレベルアップにつながることは難しいですし、逆に変なクセを持ってしまうおそれもあります。
間違った解釈を(読んで納得しただけで実践までいたらない状態で)「自分の理論」として持ってしまうことは良くありません。


《文献?》
このように「朝練」教本は実際にトランペットを吹いて練習するためと言うよりも、理論書としての意味合いのほうが強い印象があります。
ですから、正直この教本を「朝練習」の時間に(しかもタイトルでは30分で!)行うというのは難しいと思うんです。
自分としては掲載してある楽譜はどうしても書かれている文章をより理解してもらうために「譜例」としての意味合いに感じてしまいますし、先程も書いたように書かれている文章を理解しないで練習するのは意味のないことだと思います。


《持っておきたい一冊》
なんだか書いているうちに、あまりこの教本が良くないものみたいな印象の文になってしまいましたが(笑)決してそうではありません。
著者の藤井氏は本当に素晴らしい理論を持った方ですし、昔は「根性」とか「パワー」で演奏するトランペット奏者(吹奏楽部)や指導者が沢山いましたが、近年は中高生でも「リラックス」「効率的」に練習・演奏ができる(そういった練習をさせる指導者や学校の先生)が非常に多くなってきたのは、藤井氏本人の活動や本の出版が貢献されていることは間違いないはずです。

自分もそのような経緯でトランペットの練習をしてきて(中高生の時は根性一筋の吹奏楽部でしたから。。。)、「きっとそうじゃないんだ」「もっと良い練習方法があるはずだ」とは理解していても、実際にどのような練習が良いのか、どう演奏することが大切なのかというところまでたどり着くことができなったのでこの教本に出会ったことは自分にとってとてもプラスになりました。

このブログを書いている上でも藤井氏の教本が参考になっている部分は沢山あります。


《朝練 管楽器の呼吸法 呼吸法・喉とアンブシュアの関連性

朝練

藤井氏が「朝練 毎日の基礎練習30分」の後に執筆したもうひとつの「朝練」があります。
それがこの本で、これには楽譜は掲載されていません。すべて文章です。

出版されたのは1999年ですが、最近読みました。
これこそただ漠然と読んでいるだけでは理解するのはまず無理で、どちらかというと音大生や指導者の方が読むためのものではないかと思います。それらの方が読んだ上で、中高生の方へ指導したり自分の練習に取り入れるほうが良いのかな?と思います。

ですがやはり書かれている内容は素晴らしく、本当に参考になる一冊です。
楽器練習ではない時間にじっくり読んで理解していくことをおすすめします。

ということで今回は「朝練」に関して解説しました。
また、藤井氏本人のサイトがありますので、そちらを読んでみるのも良いかと思います。

それではまた来週!


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at 12:13, 荻原明(おぎわらあきら), 教則本

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CHARLES COLIN/ADVANCED LIP FLEXIBILITIES

みなさんこんにちは!
この間までなんか楽器の吹き心地が悪いなあと思って久しぶりに楽器の中を徹底的に清掃したんです。そしたら全然変わりました。もちろん良い方に。
忙しさにかまけて掃除をサボってたのはダメですね;これからはもうちょっとこまめに掃除しようと思いました。みなさんも管内清掃はこまめにして下さいね。

さて、今回も教本の紹介をしようと思います。


《C.コリン/リップフレキシビリティーズ》

リップフレキシビリティーズ

日本語にすれば「唇の柔軟性の向上」というタイトルになりますかね?その名前から想像できるようにこの教本の中にはリップスラーしか掲載してありません。

リップスラーというのはトランペット奏者にとって絶対に必要な基礎練習のひとつですし、どんな教本にも必ずと言っていいほどリップスラー練習が書かれているのですが、紙面の都合なのか何なのか、リップスラーのパターンが限られているんですね。

しかし同じフィンガリング(運指)の音(=倍音)が連続していれば(違う倍音が含まれていてもスラーの音の跳躍であれば)どんなリズムでもどんな動きでも何でもかんでもリップスラー練習は成立します。
なので、ほぼ無限に演奏パターンがあるということです。

そしてリップスラー練習の大きな目的は音と音の移動がスムーズに演奏できることなのですが、もうひとつ「音域を広げる」というのも大切な目的です。
タンギングをすることなくブレスコントロールやアパチュア、口の中の動きなどを上手くコントロールして 低音域から高音域まで音質を変えることなく演奏できるようにするためにリップスラーはとても効果的な練習になります。

また、実際に曲を演奏する時は、作品の数だけ様々なフレージング、様々な音域で演奏するよう求められるわけですからできるだけ基礎練習の段階で沢山のパターンのリップスラーをマスターしておく必要があります。

それを習得するためにはこの「リップフレキシビリティズ」はとても効果的な教本と言えるでしょう。


《音域を広げる》
さて、実際にこの教本を使って練習してみようと思い本を広げてみると、最初のページはそんなに驚きはしませんが、すでに楽譜の書かれた2ページ目にして音域はほぼ2オクターブ、そして長いフレーズになっています。さらにページをめくるとBb管で吹いた場合High C(記譜でレの音)まで出てきます。

自分はこの教本を高校生の時に手にして練習をしていましたが、最初の頃は全然できませんでした。とりあえずHigh Cをマトモに出したことがありませんでしたし、そもそもリップスラーをそんなに真剣に練習した経験がありませんでしたから非常に苦労した覚えがあります。
でもとにかく練習してどうやったら低音域から高音域までリップスラーで上がれるのかを考えつつ吹きまくっているうちに結構楽に高音域まで行けるようになっていきました。

ただ、高音域というのは低音域に比べて倍音が隣接しているので(音が高くなると同じ運指で出せる音の幅が狭くなるということ)
、的確に出そうとしている音を当てるのが難しくなります。ちょっと気合いを入れすぎたりすると狙っていた音よりも上の音を「ピャー」っと出してしまったり、気を抜くと一つ下の音で上がれなくなってしまったり。。。。

高音域でリップスラーを練習するということは、単純にスムーズな音の移動を身につけるためだけでなくこれから自分の出そうとしている音をしっかりとイメージできているか、そのためのブレスコントロールや体全体のバランスを保つことなど総合的な練習につながるんだな、ということを無意識のうちにですが身につけることができたのではないかと思います。


《使い方》
高校生の時にこの教本を使っていた時は、アーバンのようにレッスンで見てもらってどんどん進めていくということはせず、とにかく最初のほうのページをじっくりと毎日練習していました。

というか、そんな簡単にどんどん進められるものじゃないですし、この教本。。。

ですからある程度の日数をかけて同じところを覚えるまで練習して基礎練習のメニューに取り込み、無理なく演奏できるようになってきたら次に行く、という流れで結局最初は教本の冒頭ばかりやっていました。


また、この教本もアーバンと同じく最初から順番に練習せず、途中途中でいくつかの異なるパターンが掲載されているので、音大生の頃はそれぞれのパターンをピックアップして全般的にやっていました。

特にリップスラーの合間に出てくるリップトリル(2つの倍音を素早く行き来する奏法)の練習はとても勉強になりました。
リップトリルは「アーバン金管教本」にも沢山書かれてはいるのですが、とにかく難しく大変なのでこちらでまずストレスなく演奏できるようにと沢山練習をしていました。

結果的にこの教本をすべて練習したわけではありませんが(最後のほうとか自分には無理です;)様々なリップスラーのパターンを覚えて、自分で様々な形、音域で毎日練習するようになっていきましたね。
今は特にこの教本をそのまま練習するということはほとんどありませんが、やはりこの本を長年使っていたからこそリップスラーの重要性や演奏のしかたを覚えることができ、実践で使える技術につながったんだなと思っています。


《ちょっと難しい?》
この教本の最初のページに書かれているエチュードは、音大の入試の課題になっています。
リップスラーはそれだけ重要なものではありますが、それだけに初心者の方にはちょっと難しい教本だと思います。
ある程度経験を積んだ高校生くらいから使い始めるのが良いかもしれません。

でも、まわりに指導をしてくれる人やこの教本の使い方を理解している人がいる場合は、この本に書かれているパターンをそれぞれの実力に合わせて少し簡単にして基礎練習に取り込むなどができればとても実用的になるのではないかと思います。

この教本に限ったことではありませんが、教本というのはそもそも書かれていることだけをそのまま練習しているようでは非常にもったいない使い方をしています。そのことに関しては後日解説します。

ともかく、リップスラーはこの本を使わなくてもトランペット奏者なら毎日しっかりと練習をしなければならないテクニックですので、自分に合ったレベルで書かれているものを見つけるなりして下さいね。

それではまた来週!




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at 04:28, 荻原明(おぎわらあきら), 教則本

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H.L.クラーク/テクニカクスタディーズ

みなさんこんにちは!
受験シーズン、体調にはくれぐれも注意して入試を乗り切って下さいね。
それにしても東京に雪が降ったのも積もったのもホント久々です。寒いけどたまには良いものですね〜。


さて、前回からトランペットの定番(と自分が思っている)教則本の紹介をしています。今回もその続きです。

《H.L.Claeke/Technical Studies for The Cornet》

クラーク
日本語に訳せば「コルネットのための技巧的練習曲」とでも言うのでしょうか。自分や周りではこの教本を「クラーク」と呼んでいます。ぶっちゃけ正式名称を今初めてちゃんと把握しました(笑)
この教本の表紙を見ただけでは全然知らないという方でも、この中に書かれているメロディを聴くと「あ、どっかで聴いたことある」と思う方もいるかと思います。それだけメジャーに使われている教本です。

先週紹介した「アーバン金管教本」は総合的なテクニックを磨くための教本でしたが、このクラークはおおまかに言えば「フィンガリング(=運指)の練習」を集中的に練習するための教本と言えます。

全50ページちょっとの薄めな本で、10通りのパターン化されたテーマを徹底的に練習するように書かれています。


《最大の特徴》
この教本の最大の特徴は「1つの短いフレーズを全ての調で練習する」というところにあります。
ひとつひとつのメロディは非常に短いのですが、その短いメロディが半音ずつ上がっていくんです。

例えば表紙をめくって最初にある「FIRST STUDY(1番目の練習曲)」は半音階の練習です。
ひとつは楽譜にしてたったの5小節の非常にシンプルなメロディになっていて、練習番号1はトランペットの最低音から始まっています。
そして練習番号2はまったく同じフレーズで、練習番号1の半音上から開始されています。これがずっと続いて、最後の25番になると頂点がHigh Bbになっています。

このパターンで教本は最後まで書かれています(10個目の練習曲は別)


《フィンガリングの落とし穴》
普通、どんな曲を演奏するにしてもそれらの調はあらかじめ決まっています。しかも吹奏楽曲に関して言えば、かなりの確率で非常に吹きやすい調号(=フラットやシャーブの少ない調号)で書かれていることが多いです。フラット7個の曲とかってあんまり見た事ないですよね。ですから、あまりにテンポが速くて細かな動きのメロディが出てきた時は別として、フィンガリングに悩まされるということはそれほど多くないかと思うんです。

でもこれはトランペットを演奏する上で「落とし穴」になってしまうんです。

どういうことかと言うと、例えば「かえるの合唱」をBbから(in Bbの楽譜ではドの音=Bb dur(ドで始まる音階)で)演奏してみて下さい、と課題を出したとします。ある程度トランペットが吹ける人なら、かえるの合唱をBbから吹くことは簡単ですよね。
ではBbの半音上、のH(in Bbでド♯)から始まる調で吹いてみて下さいと言われて全員が完璧に吹くことはきっとできないと思うんです。上手く吹けたとしても、ほとんどの人がフィンガリングが難しいと感じるのではないでしょうか。ちなみにド♯から始まる音階を楽譜にすると、シャープ7つ(全部)に付いていることになります。そんな楽譜もらったらギョっとしませんか?

そもそも半音上がっただけなのに上手く吹けなくなる、難しく感じるのはなぜでしょうか。

それは「シャープやフラットが沢山ある調号に慣れていないから」「フィンガリングに慣れていないから」です。


《見慣れない調号》
ほとんどすべてのトランペット吹きは音が出せるようになると次は音階を吹けるようにするという課題を出されると思います。
で、Bb durをロングトーンとかでドレミファ…と音階練習をしているうちに1オクターブのBb durが吹けるようになります。

しかし、多くの人は他の調の練習をしないまま(もしくはあといくつかの調だけで)長い期間過ごしてしまっています。
まさしく自分自身がそうで、中学生の時は他の調、例えばC dur(in Bbでシャープ2つ)とかAs dur(in Bbでフラット2つ)とか、全然練習しませんでした。というか自分はもっとひどくて「調」というものを理解してなかったんです。
理解していなかったのは教えてくれる人が誰もいなかったというのもありますし、様々な音階でロングトーンなどを練習する機会が全然なかったというのも理由だと思いますが、まあそれは言い訳にしかなりませんね(笑)

なので部活で新しい曲をもらった時に調号のないBb dur以外の調の曲はすべて「臨時記号が常につきまとっている吹きにくい曲」のような感覚で練習をしていました。

例え調号が簡単な曲であっても部分的にシャープやフラットが連続して出てくる箇所があるかもしれませんし、半音階のようなメロディが出てこないとも限りませんから、どんな調のどんなメロディが出てきても指がひっかかることなく吹けるように準備しておくことは基礎練習としては絶対に必要なことのひとつと言えます。


《慣れないフィンガリング》
Bb durの音階を素早く吹くことって、慣れてくると結構できちゃいますよね。
でも、同じBb durであってもCの音から始めると(Bb管で臨時記号を何も付けずにレミファソラシドレ)どうでしょうか。ちょっとオタオタしませんか?

これは「Bbから始めるBb durの指の順番を感覚で覚えているから」なんです。いわゆる「慣れ」です。

まあそれはともかく、in Bbで下の「レ」の運指は「1,3」というトランペットを吹く時以外は日常あまり使わない指の動きですよね。
それなのに毎日毎日トランペットの練習をしているうちにそんな変わった指の動きだって普通にできるようになってしまいます。

これも完全に「慣れ」です。ドレミ、って結構速いテンポであっても吹けちゃうのは「一連の指の動きとしてインプットされている」からなんです。しかしあくまで「一連」なので、途中の音が1つ抜けている音階的なメロディやリズムが不規則な音階だったり、先程のような開始音が違う場合だと上手く吹けなくなってしまったりするんですね。

ですからトランペットを吹いていてどうしてもフィンガリングが上手くいかない箇所が出てきた時、それは単に慣れていないフィンガリングだ、ということです。
細かいことを言えば「3」の指(=薬指)は最も発達していない指なので、例えば「2,3」の運指が出てくると動かしにくく感じるのはある程度しかたのないことなのですが、でもこれも慣れてしまえば良いだけの話で、慣れてない、使ってい、ないから動かしにくいだけです。

慣れていないなら慣れてしまえば良いだけの話です(簡単に言うなって感じですけどね(笑))。それも基礎練習のひとつですから。


《クラーク教本》
そういったトランペットを吹く上で吹きにくいという意識を持ってしまいがちなフィンガリングや調号を徹底的に練習できるのがこの「クラーク教本」です。

先週紹介した「アーバン金管教本」とは違って、ひとりでも充分使える教本だと思います。
前述の通り演奏しづらいフレーズばかりが続きますのでそれこと「慣れる」まではかなり根気がいるかもしれませんが、じっくりとゆっくりと毎日練習を続けることによって確実に自分のテクニックにプラスされるはずです。
そして様々な調号にも慣れることができますし、自分が苦手な指の動きなどを具体的に知ることもできます。
ほとんどがスラーで書かれているためにリップスラーの練習にもなり、また全調で練習するということは低音域から高音域まですべてを吹かなければならないのでおのずと吹ける音域も広がっていくはずです(ちゃんとした吹き方で練習をすれば、ですけどね)。

また、楽譜に書かれている通りのフレージング(ほとんどスラー)で練習するだけでなく、これをスタッカートにしてみたりリズムを変えてみたりして練習することによって、よりフィンガリングを強化することができます(様々なリズムで練習する方法については後日詳しく紹介します)。すべて外国語(教本には3カ国語)で書かれているのでわかりにくいかもしれませんが、クラークさん自身も解説文にタンギングなどでもやりましょうといったことが書いてあったりします。

そしてこの教本を練習する時に注意してほしいことは、必ずメトロノームを使うということです。最初は非常にゆっくりで構いません。できるようになってきたら徐々にテンポを上げていって、速いテンポ(楽譜に指定されているテンポ)で吹けるようになればかなりテクニックがついてきていると思います。ともかく、どんなフィンガリングが来てもひっかかることなく一定のテンポで吹けるようにならなくては意味がありませんから、常にメトロノームを使って下さい。

ちなみに過去にこのブログで「ウォームアップ」について解説した時に、自分はすべての音をキレイに並べて吹くことと指馴らしを目的として毎日のウォームアップメニューにクラーク教本の一部分を使っていると書きました。
また、個人練習の時間を多く取れる時はかなりの割合でこの教本を使っています。


ということで「クラーク教本」ぜひ使ってみて下さい!
それではまた来週!


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at 05:05, 荻原明(おぎわらあきら), 教則本

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アーバン金管教本

みなさんこんにちは!
最近ものすごく乾燥していますが、風邪などひいていないですか?
ウチでは加湿器を必ずつけて寝ているせいか調子良いです。湿度が低い状態で寝ると朝起きた時に鼻や喉が乾燥して、あげく唇も乾燥してしまいます。こうなるとトランペットも思ったように吹けなくなるので、みなさんもエアコンやストーブを付ける時には加湿をすること、水分を常に摂取することをおすすめします。
湿度計があるともっと良いですよ!

さて、先週から「教則本(教本)」について書いています。今回からオススメの教本、定番の教本のいくつかを紹介してみようと思います。あくまでも個人的な見解と経験で書いていますので参考程度に読んで下さいね。あとは実際に販売店で中身を見てご自身で判断して下さい。


《アーバン金管教本(1)》
アーバン金管教本
実際に使ったことがなくても、トランペットを吹いている方のほとんどはこのタイトルを聞いたことがあるかと思います。
かなり時代のある教本(原典版は1800年代半ば)でそもそもはコルネット(と、サクソルン族というコルネットの仲間の楽器)のために書かれているものですが、今は関係なくトランペットでも使われています。

「アーバン」というのは人の名前で1800年代に活躍したフランスのコルネット奏者、教育者です。この頃にコルネットという楽器が開発されましたが、まだ音楽界では一般的な楽器ではなかったようです。そのコルネットをアーバンさんは「コルネットってヴァイオリン並みにテクニカルなことできるんだぜ、すげーだろ」と言ったかどうかはわかりませんが技巧的な演奏をして、コルネットはソロで充分使える楽器なのだ、ということを最初に世の中に知らしめたすごい人です。

その集大成としてか、テクニックを習得するための教本を作ったようで(当時パリ音楽院のコルネット教授だったからでしょう)、自らの演奏だけでなく教本そのものの完成度から世界中に彼の名前が残るようになり、今現在でも教本が使われ続けているのだと思います。


《アーバン金管教本の特徴》
ということで、「アーバン金管教本」は全般的に「テクニックを習得するための教本」という分類ができます。

この教本は非常にこまかく内容がわかれていて、ひとつのテクニックを徹底的に練習できるようになっています。
例えば様々なリズムでのシングルタンギング、音階、半音階、リップスラー(リップトリル)、分散和音、インターバル(跳躍)、ダブル・トリプルタンギングなど、これらがすべて分かれていくつかの短い練習曲として書かれているので、自分が苦手としている(習得したい)ところを集中して練習できるというメリットがあります。


《200ページ》
ただ、アーバンさんの音楽家としての経緯、実力やパリ音楽院の学生が使えるレベルに合わせ作った(はず)の1巻だけで200ページ弱もあるこの教本、はっきり言って難しいです。手を抜いていない。浅く広く(そしてページ数が少ないのに高額な)教本は山ほどありますが、この教本はいわば「深く広く」網羅しています。
良く聞く名前だしほぼ確実に楽譜屋さんに置いてあるから一般的に感じるかもしれませんが、吹奏楽部で活動している方がこの教本を曲練習と平行して充分に練習できるかと言えば、それはちょっと負担になってしまうのではないかと思うんです。
また、ひとつひとつが短い「曲」として書かれているために、ある程度完成させる、または完成した(=この項目ができるようになった)と実感することが難しいかもしれません。

自分がこの教本に出会ったのは、高校1年生で本格的に音楽大学を目指すためにレッスンを受けた時からです。
中学生の時は楽譜の知識もあまりないまま勢いだけで吹奏楽をやっていたために、短いながらもひとつの完成された「ソロ曲」を吹く経験はありませんでしたから(ソロなんて吹奏楽曲に出てくる1フレーズ程度のメロディしか吹いたことなかったから)、アーバンを練習するのがそりゃもう大変でした。たかだか5,6段くらいしかないとは言え、一旦吹き始めるとマウスピースを口から離せないのでとりあえずバテて最後まで吹けない。テクニック習得以前の問題でした。
まあ自分の当時のレベルが低かったからというだけなのかもしれませんが、先程書いたようにレッスンに持っていくためにそれぞれの項目をひとつずつ完成させる(ただ通せるようになっただけですけど)のが本当に大変で、しかも「本当にこれでいいのかな?」という実感のわかないまま毎回レッスンに行くような感じでした。

最終的には高1から4年後の大学1年の終わりくらいでこのアーバンを修了した(師匠に「アーバン終わり」と言ってもらえた)感じです。200ページの教本はそれだけかかるんですよね(まあその人のレベルにもよるんでしょうが…)。

吹奏楽部でやるいくつかの曲練習と、アーバンの練習を短い部活の時間で練習するのは本当に大変でした。どっちも手を抜けないし。


《レッスンで使う教本》
難しいだけあって苦労も多かったアーバンですが、やはり今の自分はこのアーバンの存在なしでは語れません。アーバンを必死で練習していたからこそ、ある程度難しい楽曲でも吹くことができるし、短時間で難しい曲を完成させるためにどういったアプローチで練習することが能率的なのか(確実なのか)、そして自分が苦手なこと、得意なことはどんなことなのかを具体的に知ることができたのもこの教本があったからです。

でも同時にこの教本を買ってひとりで練習していただけでは100%使いこなすことはできなかったと思います。一人で黙々と練習し、師匠にレッスンで1つ1つ教えてもらい、指摘され、直してOKをもらうということ(=1つの練習曲を完成したのだという実感を持てること)の繰り返しがあってこそ、自分はこの教本を使いこなせたと感じることができます。

ですから、自分自身この教本を使ってレッスンをしている生徒さんは今は音大受験生だけです。もちろんそれ相当のレベルやトランペットが上手になりたい!と思っている方にはぜひ使ってもらいたい教本ではありますが、それなりに練習量が必要なこと、どういった流れでどういった練習をすればいいのかを把握した上で使わないと、なかなか使いこなせないものであることを理解した上で練習するべき教本です。そして可能であれば客観的に指摘をしてくれる先生がいるのが望ましいですね。


《練習方法》
先程書いたようにアーバンはそれぞれのテクニックを徹底的に習得するために項目を分けて書いてあります。ですから学校の授業で使う教科書のように1ページ目から順番に練習をする、というものではありません。全般的にテクニックを上げようとするなら、タンギング、スラー、音階、跳躍…といったそれぞれすべてをひとつずつ毎日チョイスして練習すべき教本です。


《注意点》
アーバンは最初に書いた通り200年近く前に作られた教本が元になっています。200年前に常識、通例、正しいと考えられていたコルネットの奏法や楽譜の書き方そのものが今でもすべて通用するか(現代と同じ考え方で捉える事ができるか)と言えばそれは違います。ですから、この教本の中に書かれている解説文を100%正しいと思ってしまうのは若干危険です。今はいろいろな情報源がありますから判別を付けるのも(これは現代の考えとちょっと違うかな?と思えるかどうか、ということ)難しくないかもしれませんが、やはりこの点に関しても指摘してもらえる先生がいたほうが良いと思います。

そして楽譜に書かれているアーティキュレーション、特にくさび形のアクセントの存在には注意して下さい。
また、教本の前半にあるシングルタンギングの練習曲では(これは解説文にしっかりと書かれていますが)八分音符と16分音符の音価の吹き方にも注意が必要です。


《アーバン教本(2)と(3)》
実はアーバン教本というのはいくつか出版社が違うものが存在していたり新版と言われる最近出たものなどいくつかあります(後述します)。他の金管楽器のためのアーバン(中身は同じ)というのもあります。

自分としては(日本では)この記事の最初に掲載した全音が出版している黄色い表紙のものが一般的なのですが、2巻と3巻があるんです(1巻だけで200ページもあるのに!)

2巻というのは簡単に言えば「1巻で習得したテクニックを実際に使ってみましょー」という内容です。
例えば1巻にはあまり出てこない「フレージング(=歌う)」練習のための小品が150曲掲載されていたり、「トランペット2重奏」の小品が掲載されていたり、「14の特別な練習曲」というそれはもう難しい1ページ1曲の徹底的にテクニックを使わされる練習曲が掲載されていたりします。
そしてこの2巻の一番重要なものが「12の幻想曲とアリア」という作品群です。世界中のソリストのCDでもたびたび収録される「ヴェニスの謝肉祭による幻想曲と変奏曲」はこの2巻に掲載されています。みなさんだとロシアのソリスト、ナカリャコフ氏の演奏で耳にしたことがあるかもしれません。
「幻想曲とアリア」と書いていますが、実際には「変奏曲」です。ひとつのテーマのメロディ(アリア=歌曲)があって、それが様々なリズムなどに変化していくというのが変奏曲ですが、コルネット(トランペット)はここまでできるんだぜ!と言ったかどうか知りませんがアーバンさんの集大成と言える作品群です。

実際にステージで演奏するには、それこそ1巻をきちんとマスターしていないと難しい楽曲ばかりですが、その完成度は非常に高く、音大(音高)受験の課題曲としても多くの学校で使われています。

という1巻の応用編が2巻だと思ってもらって良いと思います。
そして「12の幻想曲とアリア」のピアノ伴奏譜が3巻に掲載されています。

興味があったらぜひチャレンジしてみて下さい。


《版》
先程も少し書きましたが、やはり歴史のあるアーバン教本ですから、これまでにいくつか出版し直されてきています。

ルディック版アーバン
このアーバン教本は外国の「ルデュック出版」から発売されているもので、黄色い表紙の全音出版のものとは掲載されている内容もかなり違います、というか全音出版には掲載されていない項目があります(きちんと知らないのですが多分これはアーバンさんが書いた原典版に一番近いものではないかと思います)。このルデュック版にしか掲載していない一部を荻原のレッスンでは使っています。
全音版よりも大型で高額だったと思いますが、あまり目にする機会がないアーバンかもしれません。今でも売ってるんでしょうか。。調べてないのでよくわかりませんが。

新版アーバン
そしてもしかするとこっちのほうが見たことある、と言う方もいるでしょう「新版」のアーバンです。黄色の表紙と同じく全音出版から発売されているもので、掲載している内容こそ変わりありませんが(確か)、先程触れた楽譜の書き方や解説文が現代のトランペット奏法等に合わせて改訂されています。
きっとこれからの時代はこのアーバンが一般的になっていくんだろうな、と思うと自分が歳をとったとすこし感じてみたり(笑)


ということで、今回はトランペットの定番中の定番「アーバン金管教本」について解説してみました。
次回は他の教本を紹介しますのでよろしくどうぞ!
ではまた来週!


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at 11:39, 荻原明(おぎわらあきら), 教則本

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