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タンギング【補足4】

みなさんこんにちは!

新年度が始まりましたね。これから部活動で先輩になる方、新入部員として新たに楽器を始める方も沢山いらっしゃることでしょう。
ぜひこのブログを参考にして頂ければと思います。

そして、荻原が講師をしているプレスト音楽教室では毎年恒例の発表会が今週末に開催します!トランペットクラスの生徒さんも参加しますので、お時間のある方はぜひ聴きにいらして下さい。
教室の無料体験レッスンも随時募集しております。詳しくはプレスト音楽教室オフィシャルサイトをご覧下さい!Twitter、Facebookもありますのでぜひそちらもチェックしてみて下さい。






さて、数回に渡って書いているタンギングについての補足、前回までは「舌の前方と後方の役割の違い」「キレイなタンギングをする一例」について書きました。
今回はどんな音域でもクリアなタンギングをするための方法について解説していきます。


《前回までのおさらいと補足》
舌の前方はタンギングをするための仕事をメインにしています。単純に考えて、一定の質のタンギングを行うには常に同じ場所で同じ発音をすることが必要ですね。音域やテンポが変わったからと言ってタンギングをするポイントが移動してしまうと統一感のないものになってしまいます。

そして舌の後方はピッチを変化させる力を持っています。口笛を吹く時をイメージしてもらえるとわかりやすいと思いますが、舌が上に向かうと上あごと舌の面の距離が近くなり、口の中が狭くなります。この時、ピッチは上がっていきます。逆に舌が下がり、上あごとの距離が遠くなれば口の中が広くなり、ピッチは低くなります。

これらは息の流れる面積が息のスピードを変化させて、ピッチをコントロールする結果になるということです。

ピッチをコントロールするためには息のスピードの変化が不可欠で、その方法は上記の舌を使った方法以外にも腹筋の使い方やアパチュアのサイズ変化でも同じようにできます。しかし、腹筋を強く使って出したスピードのある息では強い音しか出すことができません。そしてアパチュアのサイズ変化は音色が貧弱になってしまったり、マウスピースの過剰なプレスによりバテやすくなったり唇の振動が少なくなってしまうのでこれらをメインに息のスピードコントロールをすることはおすすめできません。
もちろん、腹筋もプレスも「二次的」には使用していますので使ってはいけない!と言っているわけではありませんが、舌の後方の上下(口の中のサイズ変化)を上手に使えることがすべての音域でクリアな音を出す一番大切な方法だ、ということを忘れないようにして下さい。


舌の前方は変化させずにタンギングをして、後方はフレキシブルに上下できるテクニックを身につけて下さい


《舌の後方の具体的な使い方》
では実際にどのように舌の後方を使うか解説してみます。

これまで書いてきたようにタンギングをする舌の前方は同じ発音を続けていられるようにすることが大切です。
例えば一番一般的と言える「T」を頭文字にした発音をここでは使ってみます。

「T」を頭文字にした発音、Ta,Ti,Tu,Te,To...

まずこれらを普通に声に出してみて下さい。

舌の前方は同じ場所にいるはずです。同じ頭文字ですからね。でも、舌の後方はどうでしょうか。語尾(母音)が変わると位置が変化していることに気付きますか?
では、今度は無声音(息の音だけ)で同じように発音してみて下さい。語尾(母音)のところを長くのばしてみて下さい。

きっと、声に出している時よりも舌の位置が違うことがわかると思います。

これがポイントです。


舌前方のタンギング(破裂音)は変えずに、語尾(母音)が変わるようにすることで舌の後方が変化する。これをトランペットの発音時にも同じように使えれば、求めている音の高さを出しやすくなるはずです。

舌後方の上下運動に適した3つの発音に限定してみると、「To(ト)」「Tu(トゥ)」「Ti(ティ)」になります。3つ続けて無声音で発音してみて下さい。舌が下、中央、上に変化することがわかりますか?

ざっくり言えば

「To(ト)」=低音域
「Tu(トゥ)」=中音域
「Ti(ティ)」=高音域

の発音に適している、ということになります。


《トランペットの持つ音域で考えることが大切》
さて、この3つの音域、トランペットで考えるとどのように分けることができるでしょうか。

過去の記事「ハイノート(ハイトーン)へのアプローチ2」でこんなことを書きました。


ところで、ハイノートハイノートと以前より書いていますが、いったいどの音からハイノートなのでしょうか。

High Bb(in Bbの楽譜で言えば五線より上にある「ド」)ですか?それともその下のG(ラ)あたりでしょうか。
初心者の方は五線の中にあるBbもハイノートだと感じているかもしれません。

はっきり言って、ハイノートという言葉はみなさん普通に使ってはいるのですが、どこからがハイノートなのかという認識は人によって異なります。具体的に「ここからがトランペットの高音域です」ということはどの本にも書いていないんですね。漠然としたものでしかありません。

ということは、言い換えればトランペット奏者それぞれが「この音からは高い」と感じている場所から「ハイノートだ」と思い込んでしまっているということになります。(ハイノート(ハイトーン)へのアプローチ2より抜粋)




みなさんの思っている「高音域」がかなり違うので、そのために中音域、低音域がどのあたりなのかもだいぶ変わってしまいます。
音域を分ける時はあなた自身が出せる、出せないに関わらず「楽器そのものの音域を元に分ける必要がある」ということを忘れないようにして下さい。
五線にしてみるとこのようになると思います。





五線の上に音符が来ると「あ、高い音だ」と思ってしまう人にとっては意外に思うかもしれませんね。
でもトランペットの一般的な音域で考えればこのようになるのは理解して頂けると思います。五線の中の音はまだまだ「低音、もしくは中音域」なんです。
ただし、これは何か根拠があって3つに分けたということではありません。あくまでも考え方(イメージ)です。そして、低音域から中音域にかわりつつあるところでは「To」から「Tu」に変化していく曖昧な発音になる、と考えて下さい。急に「ソ」の音から発音を切替えるわけではありません。


《音の高さと舌後方のセッティング》
みなさんの中に「音をはずしやすい」方、いらっしゃると思います。常にはずしやすいわけではなく、本番になると変なミスをしてしまうとか、(自分が思っている)高音域になると音をはずしてしまうと、そういう方多くないですか?

これらの原因のひとつに「これから出そうとしている音域と舌後方のセッティングのずれ」が関係していることが挙げられます。

一番多いのが、すべての音の高さを「Tu」で発音しようとしている方です。タンギングの方法はひとつしかない、と思っていると、とにかくどんな時でも「Tu(トゥ)」と発音してしまいまい、結果としてトランペットの一般的な低音域、高音域ではそぐわない舌後方の状態で無理に出そうとするセッティングになるので低音域では不発(音が出ない状態)になったり、高音域では他の部分(マウスピースの過剰なプレスや必要以上の腹筋の引き締め)を沢山使わないと出せない状態になったりするのです。

舌後方の動きがフレキシブルに使えない方はリップスラーがとても苦手な方も多く、原因は同じです。


このように舌後方は目に見えないぶん、意識をしていない場合が多いのでぜひこの機会に柔軟に使えるよう練習をしてみて下さい。

ロングトーンをしている時に舌後方だけを少しずつ少しずつ上下してみて下さい。ピッチに変化が現れるのがわかるはずです。その舌後方の移動を続けていくと、次の倍音に勝手に切り替わるポイントが出てきます。
その切り替わりポイントにパッと移動できさえすれば、口周辺の筋肉やマウスピースのプレスに頼らずともリップスラーは簡単にできてしまうんです。


《発音は無限にある》
話を一度「舌前方」に戻します。これまでは一例として「T」を頭文字にした発音で書いていましたが、何もタンギングは一つの方法に限ったことではありません。もっと柔らかなタンギングで発音したいのであれば、日常の発音に着目してみればいろいろ出てくるはずです。例えば「N」を頭文字にした発音「No(ノォ)」「Nu(ヌゥ)」「Ni(ヌィ)」。もっと柔らかなタンギング、例えばまるでスラーのようにテヌートタンギングをしたいのであれば「S」を頭文字にした「So(ソォ)」「Su(スゥ)」「Si(スィ)」など。

日常、会話の中で発音しているすべてがトランペットに適しているとは言えませんが、いろいろ試してみる価値はありますので、どんな発音でトランペットを吹くと、どんな音が出てくるのか、ぜひやってみて下さい。


ということで4回に渡ってタンギングについての補足を書いてみました。記事の後半はタンギングだけでなく舌後方の役割についての解説になりましたが、ぜひ口の中を自由にコントロールできる練習を沢山してみて下さい。
きっとこれまで以上に楽にトランペットが吹けることが理解して頂けると思います。

今回の4回に渡る補足記事と、過去に書いたタンギングの記事をまとめて読んで頂けるといろいろな角度からタンギングについて見えてくると思いますのでぜひ読んでみて下さい!(カテゴリー「タンギング」をまとめて読むにはこちらからどうぞ)


それではまた来週!


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at 11:39, 荻原明(おぎわらあきら), タンギング

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タンギング【補足3】

みなさんこんにちは!
今回もタンギングについて書いていきます。

過去のタンギングについての記事はカテゴリー「タンギング」にまとめていますので、ぜひそちらも合わせて読んでみて下さい!


《舌の動きを確認しよう》
前回の記事でクリアな発音をする時は「Tu」が適当ということを書きました。
この「Tu」という発音、文字にするならこの方法しかありませんが、実際のところ人によって「Tu」の解釈と発音が若干違ってくることに最近気付きました。
というのも、日常の発音、舌のサイズ(大きさ、長さ)、骨格、歯並びの違いなどで、自分が想像していたよりもアバウトな状態で発音している人が少なからずいるんです。そういった方は、自分でははっきりと「Tu」と言っているつもりでも、実際のところはあまりクリアに言っていないので、結果としてトランペットを吹いている時にも水分が含まれているような「ジュ」といった要素の含まれたタンギングをしていることがあるんです。
みなさんはどうでしょうか。できるだけ客観的に自身の発音を聴くことができるといいですね。もしくはそういった判断ができる方に見てもらう、レッスンを受けるなどできると確実です。

ですので「Tu」と言葉としての発音する時でも、できるだけ雑音の含まれないようにするにはどうしたら良いか、いろいろと実践してみて下さい。

注意してほしいのは「舌に力をかけて大きな運動をすればクリアになる」と思わないで欲しいのです。
これをしてしまうと、舌の奥にも影響が出て、結果としてまっすぐ音を維持することができなくなったり、細やかで素早いタンギングができなくなってしまうなど、沢山の問題が生まれてしまいます。

舌の動きはどんな時でもとても小さい動きでしかありません。空気の流れが生まれればそれで良いのです。
なので「ちゃんと舌を動かしているぞ!」という実感はもしかするとあまりないかもしれません。それほど小さな動きなんです。
舌を動かしている実感よりも「こんな小さな動きでもちゃんと息の流れが確保できている」という実感があるようにして下さい。

「Tu」と発音する時には舌の前方がスイッチのように少しだけ「カチッ」と下へ動けばそれで充分です。


《トランペットを吹いている時の口の中》
もうひとつ気をつけてほしいことがあります。それは、トランペットを吹いている時と言葉を発している時の口の中の状態が少し違っているという点です。

トランペットを吹く時、マウスピースが唇に当たってプレスされた状態になりますね。
そうすると、下唇が下の前歯に覆い被さるようになります。
口の中に侵入してきた下唇は、日常の発音時にはない物体です。ですから、言葉を発する「Tu」のようには舌が動かせないんです。そうなると、この被さった下唇という物体を避けるように舌を移動したくなるので、タンギングする時にいつもより大きな運動をしてしまいがちになる、ということを気付いている人があまりいないように感じます。

この下唇が口の中にいるということを意識した上でのクリアな「Tu」の発音ができるように練習をしてみて下さい。
例えばマウスピースを当てた状態で発音だけ練習してみるとか、アンブシュアを軽く作って、指で下唇のマウスピースの当たる部分を押した状態にしてみるとか、方法は何でも良いでしょう。

先程も書きましたが、舌を引っ込めるのではく(タンギング時にピッチが定まらないような状態になっていたら、舌の後方に影響が出るほど舌を引っ込めているのでNGです)、舌の前方を下へ移動するイメージを持ってみて下さい(実際の動きではなく、イメージとして、というところがポイントです)。


《音域と舌の関係》
さてここからは舌の後方(奥)について再度意識してみましょう。
これまでの記事で「舌の後方は音域の変化や音色を司る部分」と解説してきました。

簡単に言えば、低音域では舌は下がり(上あごとの距離が遠くなる)、高音域へ行けば舌は上がる(上あごとの距離が近くなる)ということです。

では、舌前方のタンギングに関してはどうでしょうか。
常にクリアな「Tu」で発音したい場合、当たり前ですが同じ場所で行わなければなりません。舌の前方の位置が変われば、発音そのものが変化するということは前回の記事に書いた通りです。

曲を演奏する時、「ソーソソソソーソーソソー」みたいに最初から最後まで同じ高さの音しか出さない曲なんてまずありません。音域は様々に変化していくわけですが、それによって発音がどんどん変わってしまうのは良くありませんよね。高音域だからクリアな発音ができなくなるとか、低音域になると必要以上に破裂音になってしまうとか、それでは安定した演奏になりません。

ですから、タンギングは統一しつつ(舌の前方の位置は変えずに)、舌の後方はフレキシブルに動かせるテクニックを身につけることが、安定した演奏をするためには必要になります。


ということで今回は舌の前方と後方で役割が違う、ということについて書いてみました。
次回は実際にこれらの動きができるような練習方法につて解説します。

それではまた来週!


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タンギング【補足2】

みなさんこんにちは!

先週から補足としてタンギングについてより詳しく書いています。
前回の記事では「舌の前方」と「舌の後方」で役割が違うということを解説しました。今回はその「前方」である実際にタンギングをしている部分、よりしっかりしたタンギングの仕方を中心に書いてみますね。

また、数年前に書いた一連のタンギング記事はすでにカテゴリーとしてまとめていますので、そちらも合わせて読んで頂けるとわかりやすいかと思いますのでお願いします。


《発音は日常、無意識に行っている》
タンギングの話をする前に「日常の発音」について考えてみましょう。

発音というのは口の中、舌の動きや形状、舌の当たる場所などで様々に変化します。
しかし、わたしたちは文章を声に出して読む時も歌をうたう時も、文字にできないような擬音を表現する時も「無意識」に行っていますよね。喋る時にいちいち「この言葉を発する時には舌の角度はこうで角度は...力加減は...」などを考えたことがありますか?頭の中でイメージした音(おん)、もしくは耳で聞いた音(おん)をほぼそのまま口にできちゃいますよね。

トランペットを吹く時のタンギングも、単に「トランペットに適した発音」が限定されているだけで言葉を発することと何ら変わらない行為です。特殊な技能でも何でもありません。

まずはここを理解しておきましょう。


《明瞭な発音》
過去の記事では、タンギングをする時に英語の「th」の発音をするくらい軽いほうが良い、と書いていました(「タンギング2」)。
この記事が間違っているわけではありませんが(こういった発音もトランペットのタンギングのひとつ)、ここでタンギングの方法についての解説が完了してしまっているのが誤解を与えてしまいそうだったので今回の補足を書いているわけなんです。
この時の記事で「th」の発音を推しているたは「タンギングのパワーで音を出すクセを持ってしまうと、パワープレイになってしまうから」だったんです。
あまり強い発音が悪いわけではなく、強い発音はある程度どんなアンブシュアでも音になってしまいます。例えアパチュアが完全に塞がった状態(口周辺に力が入りすぎて振動する唇部分がピンと張った状態)だったとしても、破裂した発音ならば音になってしまうんです。でもそれがタンギングの基本にしてしまうと、ソフトな発音ができなくなってしまうということで「th」を推奨していたんですね。

しかし、先程も言ったようにタンギングはひとつの方法のみで行うわけではありません。時には強烈なアタックで表現することもありますし、まるでタンギングをしていないかのような発音を求められる場合だってあります。

なので今回は「th」よりも明瞭なタンギングの仕方について解説します。


《「T」の発音》
みなさんがタンギングを教わった時「Tu(トゥ)」という発音をしなさいと言われたことが多いと思います。教本などでも同じ書き方をしている場合がほとんどです。

この発音、決して間違っているわけではありません。ただ、全ての音域においてこの「Tu」で行おうとすると若干不具合がうまれてしまう恐れがあるのが気になっています。それは次回以降詳しく書くとして、今回は「Tu」の「T」のところだけをピックアップしてみようと思います。

皆さんが日常生活で「T」を頭文字として使う発音をイメージしてみて下さい。例えば名前を呼ぶ時に「田中さん」「�木さん」「冨田さん」などはすべて「T」で始まりますね。
では、この「T」で始まる発音、何でもいいので発音してみて下さい。

この発音をする時、舌が前歯の裏に一度くっついて離れる、という作業をしていることに気付きましたか?
大きな声、強い声だけではなく、小声やささやくように発音しようとしても同じ動きをしないと発音できません。もし前歯の裏に舌が触れなければ「T」がなくなり「Tanaka」が「anaka」になってしまいます。

要するに「T」の発音は、声の大きさや強さに関係なく「破裂音」を使わないと発音できない、ということがわかります。発音そのものが強いとも言えます。

トランペットを吹く時にも、この「T」の破裂音を利用することによって、クリアな発音ができるというわけです。

そして、この「T」を利用してタンギングをするということは「音量」や「強さ」に関係なく明瞭に出せる発音なのだ、ということがポイントになります。
「タンギングをしっかりとしなさい」と言われたりイメージすると、いつのまにか舌そのものに力をかけてしまい、不必要なパワーで荒いタンギングをしてしまう人が多いのですが、実際のところ「T」の発音でタンギングができれば、軽く柔らかい音色で吹こうとしている時でもクリアに出せる、ということを覚えておいて下さい。

逆に「Na」や先程書いた英語の「th」などの発音では発音そのものが柔らかくなり、強い音を出していても出だしの発音は破裂音ではなくなります。

こういったように、日常の発音で考えてみるとタンギングも様々な方法があり、これから演奏しようとしている作品や場面で一番ふさわしいと思う発音を使い分けることができますし、使い分けるには自分の中にイメージがなければならないということがわかると思います。


《明瞭な発音をする方法》
さて、明瞭な「T」の発音を実際にトランペットを演奏する時にどう使えば良いかを書いていきます。

日常、会話をしている時に意識している人はほとんどいないと思いますが「息が流れて初めて発音になる」ということがポイント。ですから、息の流れを上手に使うことによって、トランペットを演奏する時にも良い発音を得ることができるんです。

では実際にやってみましょう。試しに「Tu」という発音をする準備をして下さい。準備というのは、舌の前方が前歯の裏にくっついている状態です。したがってこの段階ではまだ「Tu」の発音をしていません。

次に空気を取り込み、それを出します。出す時、みぞおちを中心とした腹筋に少し力をかけると肺に入っている空気が押し出されて口の外へ向かいます。

しかし、舌の前方が栓をしているために肺から流れてきた空気がそこでストップしてしまいますね。これが「圧力」です(鼻から抜けないように意識して下さい)。圧力と言っても、体が破裂してしまいそうな高圧な状態ではありませんよ。ほんの少しで良いんです。ただし、圧力がかかり続けていることは必須。

圧力がかかった状態を維持し、ここで「Tu----」の発音(舌の動き)をしてみて下さい(息は長くのばして下さい)。トランペットを吹く時の練習ですから声は出しませんよ。

いかがでしょうか。「T」の発音から開始され、「u」の状態で息がしっかり流れ続けることができましたか?

これをトランペットで実際に演奏する時に使えれば、かなりしっかりした発音から始めることができるはずです。


「舌の状態(「T」の発音)」「空気の圧力」このふたつがタンギングに不可欠な要素です。
今週はこのタンギングがトランペットを構えていない状態で確実にできるように練習してみて下さい。

『舌そのものに力を強く使うことと、強い(クリアな)発音は別物』ということを忘れないようにしましょう。


次回は実際にトランペットで効率良く使うための練習方法について解説します。
それではまた来週!


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タンギング【補足1】

みなさんこんにちは!

だいぶ前になりますが、タンギングについていろいろと書きました
読み返してみるとまだ全てを書いていなかったので、補足として今回から数回に分け、より詳しくタンギングのことを書いてみたいと思います。

その前に、ぜひこれまで書いてきたタンギングについての記事を読んで頂ければ嬉しいです。

 カテゴリー:タンギング(こちらをクリック)


《本当にタンギングに問題があるのかチェックしてみよう》
みなさんの中に「タンギングがあまり上手ではない」もしくは「もっとキレイなタンギングができるように練習をしなさい」などと自覚したり指摘されたりしている方がいらっしゃることでしょう。僕も昔からタンギングが下手だと言われ続け、音大生になってからも師匠から指摘され、とても悩んでいたテクニックのひとつでした。

しかし、実際のところタンギングが上手くできないという方の演奏を聴いてみるとタンギングそのものに問題があるわけではなく「タンギングの直後が上手くいっていない」場合が多いんです。


いくつか挙げてみましょう。タンギングが上手にできないと思っている方はどれかに当てはまりませんか?

■音を出した瞬間とその後のピッチが違う(ピッチが上がってしまう)。
■長いフレーズを吹いているとピッチが上がってきてしまう(もしくは常にピッチが高めである)。
■スラーとスラーの間でタンギングを入れようとすると、不発になってしまう。
■素早い連続したタンギングができない、もしくは舌の付け根あたりが疲れてきてしまう。


こういった演奏になってしまう人の共通点は「タンギング後の舌のアクションが大きすぎる」ということです。詳しく言うと「タンギングした後に舌全体が奥の方向に行ってしまう」人がこうなりやすいんですね。
過去の記事でも書きましたがタンギングというのは「舌の前方で行う小さな動き」でしかありません。

舌というのはピッチを司る重要な部分でもあります。特に舌の後方がどのような形になっているのかでピッチだけでなく、サウンドも大きく影響されます。
ですから、タンギングをした後に舌全体を奥へ少しでも引っ込ませてしまうのは(それが例え無意識であっても)ピッチもサウンドも全て悪い方向へ行ってしまいます。

そしてこの状態でタンギングをしようとしても舌が奥にありますから前歯(の裏)に届かないんです。ですから、スラーとスラーの間でタンギングが不発になりやすくなります。

過去の記事「長いフレーズでバテてしまう」の後半にアンブシュア周辺のパーツを細かく分けて解説しました。その中で「舌の前方」「舌の後方」に分けて書いていますのでぜひ参考にして下さい。


ここまでをまとめると、実はタンギングはきちんと出来ているのにその後がよろしくないので「タンギングが下手」というざっくりした結論にされてしまう場合があるということです。こういった場合はタンギングをした瞬間とその後を分けて聴くことができると、本当はどこが問題なのかが明確に見えてきますのでチェックしてみて下さい。


《音域によってタンギングが変わってしまう》
次に、中音域は普通にタンギングができるのに、低音域や高音域だと上手くタンギングができないという方も多いと思います。

低音域で細かいタンギングが続くと不発になる音があったり、舌がテンポやリズムについていけなくなったり、もつれる感覚になる方はいませんか?
また、高音域ではタンギングどうこうと言うよりも、音そのものが出にくかったり外したり、タンギングをした後が音になっていない(雑音が多い、大きな音が出せない)という状態になりやすかったりしませんか?

これらもタンギングそのものが悪いというより、舌が「その音(音域)を出すためのセッティングとしてふさわしくない」ことが原因である可能性もあります。


まず、低音域は先程も書いたように舌の奥が低め(=舌から上あごまでの距離が遠い)にならなければ出せません。

そして高音域ではその逆。高音域の場合はパワープレイになりがちな人が多いので舌にも力がかかって、結果舌の奥も高め(=舌から上あごまでの距離が近い)になっていることは多いのですが、舌の前方までもが上がってしまうので、中音域のタンギングに比べるとだいぶ遠いところ(上方)に移動してしまい、クリアにアタックができない状態になります。

アタックする場所が上に行きすぎると(舌前方の形状にもよりますが)息の流れがそこで遮断され、どんなに楽器に息を入れようと思っても塞がれてしまっているので非常に息苦しくなります。そしてノイズの多いタンギング(水分の含まれた「ツ」「ジュ」「チ」「ヂ」「チュ」のような発音)になる傾向があります。試しに中音域を吹く感覚で普通に「Tu」と発音してみて下さい。その後少しずつ舌の前方を上の歯茎のあたり、さらにもっと上にと移動してみるとわかると思います。発音することそのものが難しくなりませんか?この難しい発音と息の通らない状態でわざわざ吹く必要はありませんし、良い結果が生まれる可能性もかなり低いですよね。

ですから「同じタンギングをしたければ音域に関係なく同じ場所でタンギングをする必要がある」ということなんです。

しかし、演奏に夢中になって体がガチガチになっていると、それをすっかり忘れて、無駄なパワーを使ってわざわざ大変な状態で強引にタンギングをしてしまいがちになります。

みなさんはどうですか?


ということで今週はまずタンギングそのものよりも、タンギング後の状態を確認してみて下さい。舌が必要以上に動いていませんか?(特に奥へひっこませる動きをしていませんか?)

そして、音域によってタンギングの仕方や(舌の前方の)位置が変わってはいないか確認してみましょう。


舌はタンギングをする前方と、音域や音質をコントロールする後方とで大きく役割が異なっている、ということを覚えておいて下さい。そして、別々にコントロールができるように確認しながらゆっくり練習してみて下さいね。

それでは、また来週!


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at 11:47, 荻原明(おぎわらあきら), タンギング

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舌の位置とタンギング

みなさんこんにちは!
さて前回まで「舌」についていろいろと書いてきたわけですが、そこで特に触れなかったことを補足として今回は書いてみようと思います。


《舌の位置とタンギング》
前回までの記事でトランペットを吹く上では基本的に舌の位置や形状などがある程度決まってくる、といった結論になりました。

そこで一緒に考えたいのが「タンギング」についてです。

タンギングについては過去に「タンギング1」から数回に分けて詳しく解説をしていますし、またいろいろな記事の中でもそのつど触れていますのでそちらも参考にしてもらいたいのですが(画面右上にこのブログ内の検索ができる場所がありますので、その中に「タンギング」と入力してクリックするとタンギングというキーワードが入っている記事を抜粋して読むことができます。他のキーワードでもいろいろ検索してみて下さい)、今回は前回までの記事から考えられる位置などについて解説します。


《単独で考えない》
ほとんどのトランペット奏者の方はタンギングについて考えたことがある、もしくは今現在考えている最中かと思います。
良い音で発音するためには、とか、安定して連続したタンギングをするには、とかいろいろ解決したいことが沢山あるでしょう。

で、きっといろんなタンギングの仕方を考えてみて、実践してみたとは思うのですが、そういった過程で良いタンギングができた人はそれで問題ありませんが、多くの方がやはりタンギングが上手にいかない、安定しないといった問題を持っているのではないでしょうか。

それはなぜか。

もちろんいろいろ原因はあるのですが、その中で一番大きな問題点は

「タンギング」という項目を単独で考えてしまっているから

だと思うんです。



タンギング....タンギング....といろいろと位置や方法を考えているうちに、なんだかタンギングの位置ややり方が根本的にわけわからなくなってしまって、全然鳴らなく、吹きにくい状態の舌で探りまくってしまうのはレベルを低下させることにもつながってしまいます。

そうすると、調子そのものが悪くなってしまいますし、本来の「良いタンギングをする」という目的からずっと離れてしまうことにもなりかねません。

狭い口の中ではありますが、舌が移動するには充分すぎるスペースがありますから、漠然とタンギングの仕方を探しても結論はなかなか出ないと思います。


そこで前回までの記事を読んで頂けた方ならもうわかると思いますが、要するに

「良い音(鳴る音、良いピッチの音)を出せる舌の位置を常に確保した上でタンギングについて考える必要がある」

ということなんですね。


《タンギングは補足的な奏法》
タンギングというのはこれまでの記事でも触れていますが「様々な表現をするための発音の手段」にすぎません。
「音を出すためにはタンギングが絶対不可欠」ではないのです。

音を出すのはアンブシュアが作られた唇の間に息を通過させることで起こることで、タンギングをしなければちゃんと音が出せないという方は考え方を直すべきです。

ですから、リラックスしたアンブシュアで、常に心地よく息が通過できるアパチュアで音を出せるように、そして良い舌の位置や形状でサポートしながらとにかく「軽く楽器に息を流しただけでも『音が出てしまう』」ような状態を目指して練習することが大切です。


《舌の基本位置をキープ》
そこで前回までの記事が参考になるわけですが、良い舌の状態を見つけられることができたなら、もうその基本的な位置を移動する必要はありませんよね。

そう考えると、タンギングは「基本的な位置で行う」という結論に達するしかありません。

タンギングをすると音が不安定になったり、ピッチが悪くなったりしては意味がありませんからね。

これで舌にとっての広い口の中からある程度のタンギングをする舌の位置というのが決まってくるはずです。
そこから(必要以上に)動かさないで良いタンギングができるように練習することがとても重要になります。

個人差がありますから真に受けすぎないで欲しいのですが、結局のところ「タンギングは舌の前の方(先端とは書いてません!)でかなり小さい動きしかしていない(あくまで実感として)、といった感じです。

そして、舌の位置が固定されているということは(これも前回までの記事を読んでもらえればわかると思いますが)、タンギングをするために舌を前後に動かすことはできませんよね。舌の前後や舌の奥の上下というのは音色やピッチを変化させるためにすでに使っていますから、タンギングをするたびに舌全体が暴れてしまってはサウンドそのものに悪影響を与えてしまうことはわかるはずです。
タンギングをするとピッチが悪くなるとか、音をはずしやすい方は舌にも原因があるかもしれませんよ。


そして勘違いしないで欲しいのが「タンギングは1通りの方法でしか行わない」のではなく、求められる(自分の求める)発音をするために無限の方法がある、ということです。
ですから「タンギングはこうするもの」という決まりはありません。乱暴な言い方をするなら「(求める、求められる)良い発音ができるのであれば、どんな方法でタンギングしても構わない」のです。

でも「どんな方法でも良い」と言ってもそれはあまりにも漠然としていますので今回の記事を書いた、というわけなんですね。

参考になりましたでしょうか。
ぜひ前回までの「舌の位置」についての記事と「タンギング」について書いた過去の記事もあわせて読んでもらえるとありがたいです。

ということでまた来週!


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